いい加減、花を植えたい。

家の前の通りに出ると、サンタの格好をした若いドライバーが運転席に飛び乗った。生協のトラックだった。
食料品を運んでくれるサンタとはあり難い。
この季節、街中にサンタが溢れる。年賀状を売るサンタ、ピザを運ぶサンタ、ミニスカートのサンタ、客引きをするサンタ、ティッシュを配るサンタ・・・。
みんな一生懸命である。

走るサンタを見て、人間社会に対する「いとおしさ」のようなものを感じた。
がんばれ。
と思った。
きっと、あんな陽気な格好とは裏腹に、けっこうハードなノルマを課せられていたりするのが日本の「街中サンタ」なんじゃないか。人目を引くためにやっているのだから、その分、達成しなくてはならない何かがあるはずだ。
僕も高校時代に一度バイト先でサンタの帽子だけ被らされたことがあるが、なんとなく自分を哀れに感じたものである。見ている側には分からないだろうが、あの格好をして働くのは楽しくはない。最初は「こういうのも気分が変わっていいかも」と思うのだが、だんだん馬鹿らしくなってくる。
当然だ、自分は働いているのだから。
「これからオールで遊びまくりまーす☆」みたいなチャライ連中にサンタの格好で「ありがとうございました~」って頭下げさせるのはある意味で非常に酷な仕打ちである。サディスティックといってもいい。
だからこそ、寒風の中、白いヒゲをなびかせながらベルを鳴らしたり大声を張り上げたりする彼らにはなにかこう、言いようのない共感を覚えてしまう。酷だが、「生きている」という感じがする。

そんなことをボンヤリ考えながら歩く冬の道は少し暖かかった。

冬が来る前は「今年は一体どんな寒さが待っているのだろう」とビクビクしていたのに、こうやって大して寒くならないとそれはそれで物足りない。勝手なものである。

郵便を出して家に戻る途中、通路の入り口で足を止めた。

「いいな」と思った。
今さらながら、庭があってよかった。。と素直に思った。
もちろん不満だらけの庭である。本当は全然良くはない。
にもかかわらずそう思ったのは、師走の空気に呑まれて、この一年の庭造りに思いを馳せたからか、それとも単に明日が休みだからか。。自分でもよく分からない。分からないけど、花が植えたくてたまらない。
それだけは確か。
それを再確認した。
リースを作り直したから、背後の植栽もリメイクしたくなったのかもしれない。

むしろ不満の方が多いこの庭だけど、逆に言えば「まだまだやることがいっぱい」というわけだから、当分楽しめる。

それにしても、サルビア今年は長いわ~。。

先日作ったもののずっと縁台の上に置きっぱなしになっていた、鉢植えの観葉たち。

奥さんが思い出して家の中に入れた。とりあえず急ごしらえの花台に乗せて。
ポトスがやばいな・・・・枯れそう。
格好よく飾りたいのに、飾る場所がないという悲劇。
キャットタワーみたいな構造物で、ジグザグというか段々に鉢を置くような感じはどうかと思うのだけど。。。
う~・・・む。

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2015.12.22 | | ガーデニング

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