第二のホームグラウンド

木曜の夜に家を出て、松阪SAに着いたのは翌朝6時。車の中で2時間だけ寝て仕事に向かう。

松阪のあとは三重の県庁所在地である津、名古屋、そして岐阜県の大垣の順に回った。

どこへ行っても「埼玉からわざわざ・・・」と言われる。
確かに。。最近は首都圏の仕事と同じくらい東海地方の仕事が多くて、どっちがホームグラウンドなんだかよく分からなくなっている。
こう頻繁に行ったり来たりしていると自然と親しみも湧く。
名古屋なんか最初は全然好きじゃなかった。
伊勢神宮なんかどこにあるのか知らなかったし熊野ってずっと和歌山だと思ってたし(中上健二のせいで)。
岐阜は昔一度岐阜城に行って天守から地上まで徒歩で下りてきた経験があるが、特に悪い印象もイイ印象もなかった。
今となってはその印象もだいぶ変わった。
この3県は園芸店も多いし、比例してガーデナーも多い。特に愛知は花卉産業の盛んな土地として有名である。三重や岐阜は史跡、観光地、グルメも豊富だし、会う人会う人が優しい。風景も優しい。愛知にないものをこの二県が補っているようにも見える。(それでも愛知は埼玉などよりずっと観光資源に恵まれているけどね!)
いまや第二のホームグラウンドである。
閑話休題・・・。
大垣での仕事を終えたのはこんな夕方。

このまま帰るのも寂しいから、ちょっと歩こうかということになって。
中心地をブラブラ散歩。


大垣は「奥の細道」の「むすびの地」である。つまりゴール。
江戸の千住から旅立った芭蕉と曾良は平泉でターンして新潟へ出て、富山、石川と日本海ルートで南下し、門弟の待つ大垣に到着した。
芭蕉が江戸を出たのは元禄2年の3月27日、大垣に着いたのは8月21日である。たった5ヶ月で本州を半周したことになる。徒歩で。
僕は学生の頃芭蕉の授業を取っていたのだが、その健脚ぶりから「芭蕉忍者説」なるものが存在することを教授に教えてもらい、妙に納得したことを覚えている。芭蕉が「忍者の里」で有名な伊賀上野の出身というのがその論拠だった。

大垣は流れる川の水が恐ろしく透き通っていて驚いた。
岐阜は清流の国だそうで。
同県のゆるきゃら「ミナモ」ちゃんは「清流の国・岐阜」を全国に伝えるため生まれた。
 
数時間前、ある場所でこのミナモちゃんの気ぐるみを手渡されながら「着用するときの注意点」を役所の人に伝えられているお姉さんを見た・・・・。
埼玉の「こばとん」より何億倍もかわいい。
奥さんが「大垣のどこかでイルミネーションをやっているハズ」というので大垣城の近くに行ってみたら、なんか光るものが見えた。。

またゆるきゃらー。今度はなんだ??

芭蕉らしき「ガッキー」・・・じゃなかった「おがっきぃ」と「おあむちゃん」。
おあむちゃんはあの「おあむ物語」の主人公。(まさかゆるきゃらになっていたとは・・・)
簡単に説明すると、有名な関が原の決戦前夜、西軍(光成側)についていた大垣城を東軍1万5千が包囲し、篭城戦が行われた。その時、男たちの後ろで気丈に立ち働いた女たちがいて、篭城戦という極限状態の中で女たちがどんな役目を負い、敵がどんな攻撃やプレッシャーをかけてきたのかなどなど・・・を、城の内側から克明に記したのが「おあむ物語」である。
篭城当時16歳だったおあむは落城前に家族とともに城を脱出し、年老いてから近所の子供たちにこの時の経験を語り聞かせて、それをある人が文字に起こして書物にしたのである。

イルミはどれも地元の人たちによる「作品」らしい。


ささやかだけど、思い出に残りそうなイルミだった。
車を降りてほんの5分歩くだけで、その町と挨拶したみたいな気がして、もう「知らない町」って言えなくなる。
そういう町を増やして行きたい。

・・・これで今回の出張も終わり。ふうぅ=~。。。

帰りの途中、浜松SAの駐車場で仮眠した。
「2時間後くらいに起きよう」とスマホの目覚ましを23時にセットして目を閉じ。。。
起きたら朝5時だった。。。_| ̄|○
「仮眠じゃねえし、本眠だし」
寝ている訳にも行かないので起きて、SA内のミニストップでやけくそのコーヒー。


夜明けのランナウェイ。

やけに冴えた目で。

これが年内最後の出張になるかと思いきや、まだあるんだな、これが。。。
そんな訳でまたまたせっかくの土曜日も園芸には使えず。。。無念。
明日、晴れますように。。。

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2015.12.19 | | 未分類(日常、随筆)

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