高山観光

昨日の続き。。
「飛騨の里」のあと、高山市内の「古い町並み」を散策した。数年前にも一度来ているのだけど、リピート。けっこう覚えてた。

祝日だけあって人が多かった。
外国と関西圏からの観光客が多いらしく、いかにも日本的な町屋小路に英語、中国語、関西弁が飛び交う様はシュールでさえあった。
インターナショナルなのは観光客だけじゃない、宿泊したホテルの仲居さんも中国人(もしくは台湾人?)だった。和服を着ていたので最初は分からなかったが、料理の説明がとてつもなくギコチなく、聞き辛かったのでそれと知れた。「こちらはヒダギュ~ノ、ス、スキヤキ、ト・・・ナリマス!」。
聞いてるこっちが緊張する。

高山は陸の孤島といってもいい山奥の街ゆえに戦時中は空爆を免れた。
ついでに言うと、そんな地勢ゆえ戦後の復興期・経済成長期にも立ち遅れ、都市開発がなされぬまま時が進み、お陰で日本中の旧市街が「発展」の名の下にマンションや商業施設に変わるなか、高山は古いまま残ることができた。
60年代中頃から全国的に注目されるようになり、今では世界中の人が訪れる有名観光地となった。
高山の偉いところは、先人たちの残した遺産に胡坐をかいていないところである。町並みだけキレイに残しておけば何もせずとも人は来るだろうに、今でも集客に余念がない。
お店のポップ、貼り紙から博物館の展示物や解説板にいたるまで、英語・中国語を表記するなど当たり前、英語の出来るガイドを要所に配置、街角の軽食店などではホットドッグ気分で飛騨牛のSUSHIが食べられるようにするなど、外国人を呼び込む工夫、訪れやすくする工夫が随所に見られる。
外国人(というか中国人)が多い場所はイヤだ、という人もいるだろうが、僕から言わせれば外国人のことを考えられない観光地は日本人のことも考えられない。誰のことも考えられない。
知名度が低くて、人が来るなどとは思ってもいないようなマニアックな観光地なら
何でもいいが、少なくとも高山レベルの観光地なら外国人のことを考えて当たり前だし、このご時世に英語の全然通じない観光案内所なんてナンセンスである。有名観光地なら、訪れる誰に対しても親切であるべきだろう。

歩いていたら、こんな植栽を見た。ハンギングともコンテナとも鉢植えとも違う。

水車の歯車植え!クール☆

真似したくても出来ない。

ここは高山陣屋。幕府から派遣されてきた郡代(その土地の司法や税などを司る地方行政官)が詰めた役所跡。

陣屋ったって今でいうところの県庁とか合同庁舎みたいなもの。
なのに・・・・
どうよ、この優雅すぎる空間。

安定を求めて公務員になりたがる人は多いけど、こういうオフィスだったら僕も役人になってもいいかな。。(いや、そんな柄じゃないな。どちらかというとお白洲に引っ張り出される側の人間だからな)

こういう歴史的建造物に来る度に、進歩って何だ、近代化って何だ?自分たちは本当に豊かになったのか??
と思う。

今の役所には取って付けたようなコンテナの植栽と、エコの欺瞞を被った緑のカーテンしかない。役所だけじゃない、公園も、道も、学校も、街全体がそうである。全てが、取って付けたような無難な、横並びの規格品で整えられている。
たとえ東京都庁が300年無傷で残ったとしても、未来の人々は「なんて自由な時代だったのだろう!」「なんて優雅なんだ!」と嘆息してはくれまい。
設計した丹下健三には悪いが、せいぜい「無謬と保身だけをモットーとした、ギスギスした官僚社会だったんでしょうねえ」と鼻で笑われるのがオチだ。

さて、グチはこのくらいにして。
最後は古い町並みにある国分寺というお寺の大銀杏。

これがデカイなんてもんじゃない。

樹齢1200年以上という・・・。1200年前といったら平安時代初期だよ。どんだけ根っこ張ってるんだろう。(そこかい)

この大銀杏の葉が散ると雪が降るんだって。なんてロマンチックな指標だろう。

次回は訪れた園芸店での出来事を。

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2015.11.26 | | 行ってみた

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