千利休と秋の雨

千利休は庭の落ち葉を掃除し終えると、木をゆすってせっかくきれいに掃いた庭にまた落ち葉を散らしたという。
また、利休に「庭を掃除しろ」と言われた弟子が1枚残らず枯葉を掃き終えて「終わりましたぁ!」と報告すると「何が終わりましただバカヤロウ!」と言ってまた木をゆすって枯葉を落としたともいう。
僕が学生時代に聞いたバージョンは、若き日の利休が師匠の言いつけで掃き掃除をするが、全部の葉を掃き切らずわざと数枚残して終わりにした、それを見た師匠が「大器」と思ったと、そういう筋だった。地方や時代によって異なるのかもしれない。
ま、いずれにせよムカツク野郎だ。

というのは冗談で、「利休の落ち葉」は、日本人の美意識を象徴するエピソードといえるだろう。韓国のように歴史的建造物を現代の塗料でテカテカピカピカに塗り直さないと気が済まない民族とは違い、日本人は自然な時の移ろいの中に美と生を見る。
人の手の加えられすぎた不自然な庭を嫌悪する利休のこの感性は数百年経った今でも「ナチュラル」という言葉の内に息づいている。

静かに雨が続いて、萩が色づいて、見ていたら利休の話を思い出したのだった。

秋の雨。
子供は雨を見る。
大人は雨を
見つめる。
窓越しに
電車の、カフェの、校舎の、オフィスの、空港の、車の
傘に寄りかかりながら、誰かを待ちながら、ページを繰りながら
雨粒のモザイクの中に
かこ と いま
を探している。
そういう時間を知ってから
僕は少しだけ
雨の日が好きになった。

....(*・∀・*)ノ 

庭に出たついでに見ておこうっと。
種まきパンジーの育苗ケース。

もうどれがサカタでどれがダイソーか分からなくなっちゃったケド、とりあえずみんな元気。

活きのいい苗だとこのくらいの大きさ。今年はイケそうな気がする、我が家のケチケチ・パンジー大作戦。


所変わって玄関のシャコバサボテン。先週の金曜日に買ってきたばかりだがこの場所が気に入ったのか、ツボミが開き始めた。

最近はシャコバサボテンもフリル付きだったり赤い花の色だったり、色々種類がある。僕はこのオーソドックスな色が一番好き。

明日、晴れたら隙を見て庭作業出来ないかな~。

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2015.11.10 | | 園芸コラム

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Author:yuhei
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