郵便局と高齢者

「トンデモ郵便配達員」のニュースが最近目に付く。
香川・観音寺市では女性配達員(23)が2万9000通もの郵便物を届けずに自宅や会社のロッカーに隠し持っていたという。彼女は2013年12月頃から2015年11月頃までの約2年間、自分が担当した郵便物を宛て先に届けず自宅に持ち帰っていた。外国でならまだしも、日本でこんなことが起こるなんて信じられない。
「悩みで仕事をやる気なくした」というのが理由らしいが、2万9000通もの郵便物を自宅や会社に隠蔽する気力はあったらしい。僕なんかたった1通のラブレターさえ隠し通せそうにない。
そもそも、それだけの膨大な郵便物が消えていることに気付かない局の体質に呆れる。ほとんど不気味ささえ感じる機能不全ぶりだ。
JPがぶっ潰したヤマトの「メール便」のように、バーコードが付いていればこんな問題は起こりようがない。いや、バーコードなどなくても普通に従業員を管理していればこんな問題はすぐに発覚するはずだ。下らないDMやパンフレットもあろうが、思いを込めた手紙や写真、機密性の高い書類等もあったろう。利用者の信頼を踏みにじる許しがたい事件だ。
ある意味もっと呆れるのが石川のケース。
「早く済ませたかったから」と、留守宅の書留郵便の伝票に自分でサインし、ポストに投函した配達員がいたらしい。
外出していた家主が戻ってポストを開けると、サインもしていないのに書留郵便が入っていて、不審に思い電話をかけたのだという。ちなみにその郵便とは「マイナンバー」の通知書だった。
僕もつい最近「ゆうぱっく」の配達員に「なんで家にいないんですか、さっき『これから行きます』って電話したのに」と、説教されて怒鳴り合いのケンカをしたばかりだ。
これから何かと配達員のお世話になる回数が増える季節。幼稚な配達員には当たりたくないものだ。

残らずジャムにしたい欲張りな僕が個別にネットをかけたゆず。

ほんのり色づいてきた☆

枯葉の中のガーデンシクラメン。

うちには珍しい、ザマス風の陶器の器。

なに、こんなのたったの100円ザーマス。
(しかも売れ残ってたザーマス)

さんざんJPの悪口書いておいてなんだけど郵便局でもらった西洋石竹の種、いい加減伸びてきたので地植えデビューさせた。

同じ郵便局でも窓口業務は配達部門ほど杜撰でないしスタッフの管理や教育も行き届いている。気がする。
大体、郵便局の窓口業務はなかなか大変である。この高齢化社会にあって、街角の郵便局は人恋しい高齢者の憩いの場と化していることも珍しくなく、以前、ぶらっと立ち寄った地方の郵便局では局員相手にクダを巻いている老人を見たし、逆に畑で獲れた野菜をカウンターの上に置いて延々世間話をしていたり。。。(ヒマすぎて??園芸店を始めちゃっている所もあったな)
そこが日本の郵便局のいい意味での「ゆるさ」であり原風景とも言えるのだが、都市部だとそうも言ってはいられない。
今日、近所の郵便局で小為替の処理をベンチに座って待っている間、1人のおばあちゃんがやってきて、お金を引き出そうとして断られていた。印鑑が正しく押されてないとか委任状がどうとか・・・説明されていたが納得出来ないらしくかなりゴネていた。230回くらい「なーにまあ、面倒くさいこと」と言っていた。しかし対応した局員の人が言うには同じことを前にも説明しているとかで、少々ウンザリしている様子であった。その人に同情した。

自分も毎日色々な人と会ったり電話で喋ったりするが、高齢者はいない。高齢者に何かを説明したり分からせたりするのはとても根気の要ることだろう。
「ここと、ここに、ここのと同じハンコを押して来てください!」
「あ、そっかー」
と言った次の日に全然違うハンコを押してきそうである。
高齢化社会とは単に高齢者が多い社会のことではない。
皆が疲れる社会、でもある。
オレオレ詐欺の被害は減るどころか増える一方で、注意喚起を促す広告宣伝費にも多額の税金が投入されている。先日などヘリコプターを飛ばして大音量で注意を促していた。駅でも銀行でも役所でも、オレオレ詐欺のポスターだらけだ。そのうち被害額を上回るんじゃないかというくらい、啓発にお金を使っている。
見ているだけで疲れる。
もう放っとけ、と思う。
高齢化社会の隠し持つ一番恐ろしい毒は、こうやって現役世代を倦怠に追いやり、やるせなくさせ、投げやりなムードに染めてしまうことである。
僕は別に高齢者を見放せと思っているわけではない。人間はみな朝は四本足、昼は二本足、夕べには三本足になる宿命である。
ただ、自分の身を守るには、程よい距離感が大切、とは思う。
考えすぎると、眉間に「川」の字が刻まれちまう。
結局、どうにもならないんだから。

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2015.11.09 | | 時事問題

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