理想のじゅうたん&ソファー探し。

ぴとぴという、雨音で目を覚ました。
天井に向かって呟く。くそったれめ、これじゃあ花が植えられないじゃないか。
また縁台の上に5日間も放置することになると思うと苗たちが可哀想である。自分が可哀想である。
食パンをかじりながら録画しておいた「ワールドプロレスリング」を観る。雨は止みそうにない。仕方ないから掃除機をかけることにした。いつもより広い床を見てひらめいた。
ソファを買いに行くってのはどうだ。
リビングはいま、テーブルと本棚を脇に除けて床を広くしてある。事務所の床の張替えのときに、PCデスクなどをこっちに避難させられるように居間を片付けたのだ。そのままにしておいたのは近いうちに絨毯やソファを買いたいと思っていたからだった。
といってもちょっとでも暇があるとすぐガーデニングに走ってしまう夫婦である。家具を見るならこういう庭に出られない休日しかない。
「行くのはいいけど、何をどこに置くのよ。絨毯って、どんなのがいいの」
「超ヤバ目のペルシャっぽいやつだ」僕は言った。
「色はちょっと緑がかった茶色っぽいやつで、超キメの細かいヤツね」
「高いやつ?」
「高いやつ」
理由なんかない。超ヤバ目のペルシャっぽいやつを敷け!とクソ神が俺に指示しているのを感じていた。少し前から。そうすればさらに商売繁盛、運気上昇って気がするんだ。
「・・・・・まあ、いいんじゃない。そう言うんなら・・・」
論理的人間のクセにこんな胡散臭い超自然的な理由で納得してしまう奥さんである。
奥さんがメジャーで部屋の要所要所を測ってメモし、出かけた。

絨毯専門店ではそこにあるだけの絨毯を全部広げてもらい、見た。
絨毯のキメの細かさはノットという単位で表される。絨毯の裏側に見える繊維の結びの数が、1平方メートル当たり1万個あれば1万ノットである。(と、店員さんは言っていた)そのお店では75万ノット以上から「高密度絨毯」として定めていて、確かに75万ノット以下だと少しキメが荒い気がした。
1時間かけて20枚ほどの絨毯を眺めたり触ったりしたが結局、内太腿に電流が走るような絨毯には出会えなかった。
1枚、明らかに部屋に合うと分かる、それでいて高密度な絨毯があったが、2流の
デザイナーか何かの足元に敷いてありそうなモダンなデザインの絨毯だった。僕が欲しいのは「ヤバ目のペルシャ絨毯」である。無難なポストモダン風の絨毯ではない。
「もうちょっと考えてまた来ます」

次はソファを見に行った。
突然だが、皆さんはどんなソファにお座りだろうか。いや、ソファなどというものを使っていない人もいるだろう。
いずれにしても、こんなに迷う買い物も珍しい!

僕は長いこと椅子もソファもない「座椅子生活」を続けてきた。4回転居したがどのアパートでも定位置は座椅子&コタツテーブルだった。なんとなく床に近い方が落ち着く気がしたのだ。ソファなど買ってもろくに座らずに座部を「背もたれ」に使うのが関の山だと思っていた。
っていうか、単に金がなかったのだ。買いたくても買えない。ボロアパートだから部屋も狭かった。今も金はないが、部屋だけは広い。置こうと思えば置ける。座椅子生活にも飽きたし、一度ソファに乗り換えるのも面白いだろう。そういう訳だ。
買うに当たっての最大のネックは、ソファ生活にすると、食事の時に困ることだ。ソファよりテーブルのほうが随分低いので、食べるときはソファから下りて結局床にあぐらをかくことになる。
と言ったら、売り子のお姉さんが
「テーブルの高さを変えちゃえばいいんですよ」
と言って伸縮するテーブルを見せてくれた。

一本足のものと、X字に交差している足のものとがあり、後者のほうが稼動範囲が広い。ちゃぶ台ほどの低さから、70センチくらいの高さまで自由に変えられる。
「こんなの、昔なかったですよね」
「ここ数年ですかね、こういう商品が出てくるようになったの」
便利すぎる。これで問題解決じゃないか。食事のことを気にせず好きなソファを選べる。
ソファと可動式のテーブル、両方買わなきゃならなくなったケド・・・・。
「もうちょっと考えて、また来ます」
「はい!またお会いするのを楽しみにしてまーす☆」
にこやかにプレッシャーをかけられた。
こうして雨の日曜日は暮れていったのでした。

そうだ、このあいだ引きでしか撮らなかったエリシマムを改めて。

ストックに似てるけどストックより小さくて、野趣を感じる、素朴な花。

色も豊富で、僕は好き。

明日は雨止むかな。
今週もまた忙しくなりそう。

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2015.11.08 | | 観葉植物・インテリア

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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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