午後の秋~与野公園~

昨日、伊勢丹からお歳暮のカタログが届いた。
今日、郵便局で年賀状を注文した。
見えないヒモが引かれて、見えない幕が下りてゆく。2016年行きの電車がやってくる。足を上げて乗り込む。
忘れ物も、やり残したことも、言いかけてやめたことも、時間ギリギリに、川に投げ捨てる。
浮きながら流されよう。

カモみたいに。

郵便局の帰り、寄り道しながら「わが町」の午後にきらめく秋を眺め見る。
与野は「バラのまち」を自認していて、区役所にも、

橋の欄干にもバラがある。

本物のバラを見にちょっと与野公園へ。

銀杏のニオイのする小道を進む。
午後の陽に目を細めながら。

バラは咲いていた。

息を呑むような迫力はない。
でも、うつむき加減の華奢な秋のバラには、乾いた色気がある。

大人のニオイがする。

背の低い、縁取りに使われているこの小さなバラが気に入った。

ピンク・ドリフトというらしい。

ここで見るから小さく感じるだけかな。。野性的でありながらキャンディーのような可愛さがあるね。うちにも植えたいな。

今日は午後から急に風が出て、立っている僕の背中を押す。髪をぐしゃぐしゃにする。木立もバラも右に左にゆさゆさ揺れて、枯葉が舞って、人気のない公園で秋が散っていくのを見ていた。

なんて、仕事をほっぽらかして遊んでいるのである。疚しい、疚しい。
砂を鳴らして帰りましょう。

いい感じのベンチ。地面と溶け合った誰かが甘い時間を置き忘れていったような。

公園には透明人間がいる。恋する透明人間が。

今日は束の間の「おヒマ日和」だった。
明日からはまたきっと忙しくなる。。。予感がする。

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2015.10.27 | | 園芸コラム

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