この季節になると園芸店などでは花のリースが飾られる。持ち帰ってすぐに飾れるようになっているものもあれば、材料をセットにして売られているものもある。
が、いずれにしても気軽に手が出せる値段ではない。手間賃などがあるので完成品が高いのはまだ理解できるとしても、枠だけで1500円、それに水苔と、底に敷く麻布と土が付くと3000円近くになってしまう・・・。
おまけに肥料や花は自己調達であるから、それらの代金を入れれば、ひとつのリースを作るのに軽く4、5千円は吹っ飛ぶことになる。パンジー・ビオラで統一すれば多少は安く上がるかもしれないけれど、それでは芸がない。リースといえばクリスマスを意識しないわけにはいかないので、アクセントにローズマリーやアイビーを添えて「グリーン」も強調したい。すると予算が高くなる。ではどうすればいいのか?
自分で作ればいいのである!
てことで先日作ったリースの寄せ植え。何気にクリスマスを意識してみた。
枠のリース部分は百円ショップで売っていた網目(メッシュというのかな)のゴミ箱である。水苔も百円ショップのものなので総額千円以下。これは二作目で、下の「作り方」で紹介しているのは今年の春に作ったもの。花は違うがいずれも作り方は同じ。百円の材料でも、結構可愛いリースの寄せ植えが出来るんです。
作り方
①百円ショップ(キャンドゥというお店にあります)の網目のゴミ箱(?)を用意する。上の直径が30センチ弱のものを使用。
②上から大体22~23センチくらいのところで切る。
百円ショップのニッパーで充分。
③一つずつ網目をプチプチ切っていく。ちょっと目が疲れるが、5分もかからずに全部切れるはず。
④出来た。下の部分(右)は使わない。
⑤切り口を内側に手で押し込む。(柔らかいので素手でOK)いっぺんに押し込まずに、徐々にやったほうがいい。ここが一番難しい。
⑥押し込んだら、その縁をさらに1センチ程度ペンチ等で折り曲げる。(二重にする)これは、切り口がそのままだと危ないからと、輪の内側を強くするため。
これでリースは完成!
⑦いよいよ植栽。その前に麻布を敷こう。
⑧土を入れる。乾燥しやすいので腐葉土を多めに。またはバーミキュライトを多少加えてもいい。ただしやりすぎに注意。
⑨水をかけて
⑩苗の配置を決める。↓今年の春に作った時のものなので夏仕様です。
⑪苗を植えたら、乾燥防止のために水苔を詰めてやり、土が落ちないよう苗と苗の間にあさひもを通す。
⑫完成!!
でもすぐにはデビューさせず、2日ほど日陰で休ませてから飾るようにしましょう。
土、肥料、腐葉土、水苔などは家にあったものを使用したので、かかったお金は100円+花苗の値段のみ。全部一からそろえたとしても、市販のものを買うよりはずっとリーズナブルだと思う。お試しあれ!
※他にも、この百円リースを使った作品をいくつか紹介しておりますのでよろしければそちらもご覧下さい。(カテゴリから「100円で出来るリース」へ)
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おまけ
○○○~あれから150日後~○○○
ベゴニア爆発!今日は曇りだったから咲いていないが、ポーチュラカも爆発している。手入れを怠るとこうなるとういういい見本。まあ、台風で飛ばされたりもしたし、色々あったから・・・。
でも確かなのは、こんな百円のリースでも植物の生育に何の支障もないってこと。支障ないどころか下手な鉢に入れるより元気に育つ。
土も「特製のリース専用土」などではなく、単なる赤玉と腐葉土を混ぜただけのもの。水やりは吊り下げたまま頭頂部から流し込むだけ。そしてときどき液肥をぶっかける。これでOK.。
また、枠も健在。花が終わった後でも、また使える。
要は、キレイに仕立ててあげることが大事。もし試してみようと思う人は、こうならないように注意してくださいな。
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行政書士 産業廃棄物 許可