全ての女性に懺悔しな!

日本にはリベラリストがいない、とよく言われる。そもそもリベラリストという単語自体英語にはなく、「自由主義」を意味する「リベラル」から派生した和製英語だ。
リベラルという言葉の定義は多岐に渡るが、たとえば外国で政治家や個人をさして「あの人はリベラルだ」というとき、そこには権力や組織より弱者や民意を尊び、公共工事より福祉や教育を重視する穏健派の人、もしくは慣習や古い価値観に捉われない進歩的な人、といったニュアンスが込められていることが多い。
このような思考の人は左派もしくは中道左派、革新などと呼ばれるが、日本の左翼と決定的に違う点は、いくら個人の幸福を優先させるといっても、自国の正義や誇りを売ってまでヒーローになることはしない、という点である。
映画監督のオリバー・ストーンがどれだけアメリカの欺瞞や政治的腐敗をテーマにしようと、やはり彼はアメリカを愛しているだろう。彼は反ホワイトハウスなだけであって反米ではない。今では考えを改めたようだが、彼もかつては「原爆投下が多数の命を救った」と信じていたという。
よほどこっぴどく裏切られない限り、どんな国に生まれようとそこが祖国である限り自分の国を信じる。信じたい。
それが人間というものである。
翻って我が国の左翼・リベラリストと呼ばれる人たちはどうか。
日本人としての誇りはあるか。
あるわけがない。
そもそも日本の左翼の出発点は、自国(の歴史)を否定することだった。
自己嫌悪、自己否定の思想と言い換えてもいい。
明治天皇が崩御し、日本中が落胆したとき、夏目漱石は腕に喪章を巻いた。そして「こころ」の中に、わざわざ乃木将軍が追い腹を切ったことを記し、明治という時代の「大きさ」とそれが終わることの「寂寥」を漂わせた。
しかし同じとき、明治の終わりなどどこ吹く風でビリヤードに耽っている若い男がいた。志賀直哉である。
その33年後、彼は日本がGHQに占領されると、「公用語をフランス語にしたらいい」と言い始めた。「小説の神様」とまで言われた日本語の名手が、分かりもしないフランス語を突如持ち上げ、母国語である日本語を「捨てちゃお☆」と言ったのだから、いかに「敗戦」が日本のインテリを卑屈にさせたかが分かる。
志賀のエピソードはほんの一例で、この国の文化人、知識階級には同様のエピソードが吐いて捨てるほどある。天下の大新聞・朝日新聞の偏向もそう。
敗戦を機に日本人は分裂症に罹ったとも言われる。
つまり狂ったのである。
バランス感覚を失い、自傷行為に走り出す犬みたいに。
それが「戦後左翼」、いやもっと言えば戦後日本社会の本質だと僕は思っている。
傷つけるのは自分の肉体ではなく、日本だ。
安倍首相はよく「戦後レジウムからの脱却」と言うが、それは「この病気からの脱却」という意味である。
戦後70年が経ち、テレビ・新聞の衰退も手伝って、その「病気」も治りかけてきている。
もっとも、自分は原発に詳しいと思い込んで東電に乗り込んで水蒸気爆発を招いたり、韓国にある独立運動家の墓の前で土下座したり、「戦争法案」と騒いで暴れたりする「病人」もまだまだ数多く生き残ってはいるが。
日本をまたかつてのような、自傷行為を繰り返す狂犬に戻したい人たち。
彼らの必死さはテレビを通して伝わってくる。
彼らがいかに「リベラル」から程遠く、同時に下劣で非人間的で差別的かが分かる出来事があった。
ご存知の方も多いと思うが、安保法案の締めくくり質疑に向かおうとする参議院議長を通すまいと、複数の女性議員が理事会室前のドアに並び、「触ったらセクハラですよ!」と騒いだのだ。民主党を中心とする野党側の「作戦」らしかった。
女性をバリケードに使って議会を阻止。こんな前近代的な、男性優位主義的なことを平気でやれてしまうのが日本の「リベラル」「革新」と呼ばれる人たちなのである。


「怒れる女性議員の会」と名乗る彼女らは言う。
「これまでの公聴会の公述人に女性が一人も選ばれていない。とりわけこの法案に不安を持つ多くの女性たちの声は届けられていない」
と。
言葉はご立派だが、知性はゼロだ。「触ったらセクハラですよ!」と叫んで議長を足止めさせる行動がこの国の女性の地位を、女性のイメージを、どれだけ後退させ貶めるか分かっていない。それどころかご満悦に集合写真まで撮る始末。
これが我が国の女性たちの支持を受けて国政に躍り出た「女性の代弁者」「女性の代表」なのだそうだ。
やるほうもやるほうだが、女性を性的な恐喝を吐かせる道具に使った民主党の時代錯誤の「男尊女卑」こそ糾弾されるべきだろう。今朝のニュース番組でジャーナリストの青山繁治氏も言っていたが、世間には今現在セクハラで苦しんでいる人、かつて傷ついた人たちがたくさんいる。そういう女性たちの苦しみを軽んじるだけでなく、馬鹿にもしている。
民主党および「怒れる女性議員の会」のとったこの「セクハラ作戦」は、全ての女性への侮辱である。

いまこそ女性たちは声をあげて怒るべきだ。
お前らみたいな税金泥棒が女性を語るな!と。

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2015.09.17 | | 政治

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