手抜きリフォームの決着

入居時にリフォームしていたハズなのに廊下と事務所の床がたった1年半でぶよぶよになって、床のリフォームのやり直しを求めていた話の続き。(前の分はコチラを参照)・・・
この家に住むまでの経緯をおさらいすると、
2013年の秋、僕らは前から世話になっていたAという仲介業者(全国チェーン)にこの物件を見たい旨伝えた。この物件はAの管理する物件ではなかったがA社の担当者が動いてくれて、ここのオーナーに了承をもらい、内見に連れて来てくれた。
本当はこの物件はオーナーの幼なじみであるK氏が勤める地元の「B不動産」の物件だったのだが、仲介だけはA社がやり、契約はB不動産とする、という変則的な形でことが進んだ。
リフォーム工事に関しては、僕らの要望を反映した工事の見積もりをA社とB不動産がオーナーに出し合って、最終的にA社が、B不動産の及びも付かない低価格を提示し受注した。
A社がこの地域の物件のリフォームを任せている会社を仮に「にこちゃんクリーンサービス」と呼ぶとすると、その「にこちゃんクリーンサービス」がさらに自分の下請の大工や職人に仕事を振る。
その大工が独断で何らかの手抜きをしたのか、にこちゃんクリーンサービスがいい加減なのか、A社が僕らの要望をリフォーム業者にちゃんと伝えていなかったのか・・・それは藪の中。
だけど廊下のブヨブヨに関しては「にこちゃん」が工事が不十分だったことを認め、補償の範囲内でやり直すことになった。

今日がその日で、朝9時、二人の大工が来た。大工というより中古PCショップの店長とバイト君みたいなもっさりした感じの二人組でのっけから不安になる。念のために言っておくとこの二人は前回の手抜き工事とは無関係である。
とりあえず廊下を足踏みして凹む部分を確かめて、その部分をカットして板を張り替えるという。
階段の下が一番凹むので、まずそこのタイルカーペットを剥ぎ取り、床板が張り替えられているかを見てもらった。この場所は入居前の内見のときに既に相当ブヨブヨしていて、同行したA社の担当者に「どうにかしておいて」と口すっぱく言っておいた箇所。
この前「にこちゃん」の担当者が現状確認に来たとき、リフォーム業者の担当者は「凹みの激しい部分に関しては部分的に床板を張り替えているはず」と言っていた。ということはタイルカーペットの下にはツギハギ状になった床板が見えるはずだ。

でも・・・床板を張り替えた跡はどこにもない。。
これには職人さんもちょっと驚いていた。

「ビス留め・・・ですね」と大工さん。
床板を張り替えた、とか言いながら上からビスで締め付けただけの手抜き工事。

唖然としたが、とりあえずトイレ前の床板から取っ払って根太(床下に走っている角材)が傷んでいるかどうかも見てもらう。

根太は痛んでいなかった。
てことは床のブヨブヨの原因は?
「床板の劣化・・ですね。よく人が通る場所であればあるほど、床板自体が柔らかくなってくるんですよ」
なら・・・今ヘコミみがひどい箇所だけ直しても意味なくね?
床板が原因なら、いずれまた違う箇所で同じことが起こると思うのが普通だろう。そしてまた苦情を言って来てもらうのか?馬鹿げてる。
そういうと大工さんも否定しなかった。大体、踏んで柔らかいところだけを切り取って張り替えるなんて逆に面倒臭そうだ。
「そうなんですけど、全部張り替えるほど材料持ってきてないもので」
「すぐそこにビバホームもドイトもあるわよ」と奥さん。確かに・・・。
大工さんは少し黙って、「ちょっと上に確認取らせて下さい」と言って出て行った。
その数分後、「にこちゃんクリーンサービス」の社員がやってきた。
右耳にドでかいピアスを光らせたチャラチャラした若い男だ。海外で暮らしていた社長の次男坊が帰ってきて現場経験を積む為にやってます、みたいなノリ。
「3箇所張り替えって聞いてますけど?」次男坊が素っ頓狂な声を出す。
4箇所だがそういう次元じゃなく、床板が原因だと分かったから全面的に張り替えたいと言ったら「それは無理です」の一点張り。
そういう話でA社にもオーナーさんにもお伝えしてないので。
床板が原因だから同じことがまた起きると事情を説明したら「じゃあ4箇所で行きましょう」と勝手にまとめはじめた。
それでもブーブー文句を言うと「ピンポイント修理がいやなら、このままここで工事を止めて、見積もりを取り直して整い次第後日続きを、ということになってしまいますけどよろしいいですか」ときた。
要するにこれ以上ごねるんだったら、工事やりかけのまま今日は撤収するゾという脅しだ。
ふと思い出して僕は言った。
「あなたリフォームの工事中、ここにいたよね?」
最初は思い出せなかったが、話しているうちに思い出したのだ。そういえば入居直前に、何か忘れ物をして工事中のこの家に戻って来たとき、妙にチャライ男が家の中にいた。
「会ったよね」
「たくさんのお客さんに会うものですから・・・」
「じゃあこの家は?この家今日初めて来ました?」
「・・・・いえ」
「あなたこの廊下踏んでるでしょ?その時に。それでビス留めしろって言ったんですか」
「わかりました!」
何が分かったのか知らないが外に電話をかけに行き、戻ってきたら
「やります。全部。今日」と掌返し。
「オーナーの負担はないでしょうね」と奥さんが念を押したらまた電話をかけに出て、戻ってきたら、全部自分の会社が持つ、補償の範囲内で施工する、と言い切った。
そこからは早かった。やることが決まった大工さんたちはガンガン床板を外して行き、


なんと、うちらと元請のチャラ男とのやり取りを聞いていてビビッたのか根太の補強も自分から申し出てやってくれた。もともとあった全ての根太の間に新しい角材を足してくれたのだ。

単に「この家には二度と来たくないので」という暗黙のメッセージなのかもしれないが。。。
だって言うべきことは言わなきゃ。。あとで泣き寝入るのはイヤである。

B不動産のK氏(我が家の守護天使)によると、A社による入居前のリフォームは、どうやら「ハリボテ」式のようだ。学生やフリーターなど若い顧客が多いせいか、短期間しか住まない、おまけに内装に関心のない人たちがメインだから、ぱっと見キレイならそれでOK、というスタイルらしい。
施工後、帰り支度をしていた大工さんに、駆けつけてくれた守護天使のK氏が聞いた。
あれだけ凹んでいる床を直すのにビス留めだけで終わらせるのはよくあることなんですかと。
大工さんは「まずありえない」と答えたそうだ。
色々な意味で勉強になった。

新しいコンパネを貼り、コンクリみたいにカチンカチンになった床。
これなら10年先でも安心だ。

明日の朝、タイルカーペットを貼って終わり。
お騒がせしました。m(__)m

週末は畑に防虫ネットを被せたり、パンジーの種を買ってきて蒔いたり、いろいろやりたいことが山積み。

最近仕事に追われているので自分で撮った写真でも緑を見るとなんか落ち着くわ~。

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2015.09.11 | | 未分類(日常、随筆)

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