ささやかな萩と日陰の庭

今日は朝から地元さいたまの顧客の事業所でミーティング。
「行って来ま~す」と玄関を出てすぐ、この景色が好き。

右側に萩が植えられていて、いま、ささやかに咲いている。

庄野潤三の小説「夕べの雲」は主人公の大浦が庭の萩を見て「こんなに大きくなったのか」と驚いたような声をあげるシーンから始まるが、こうして実際に育ててみるとその主人公の気持ちがよく分かる。毎日見ているんだから大きくなりつつあるのは分かっている。分かっているけど声に出して「いつの間にこんなに」と言いたくさせる何かが萩にはある。
この萩も放っておくと通行の邪魔になるほど前に出てくるので何度となく切り戻している。夏にも一度、そこだけポッカリ寂しくなるほど短く刈って奥さんに小言を言われた。
でもするすると元に戻り、こうして何事もなかったように花を風に揺らしている。
それを庄野潤三は少し不気味と感じたのか、「夕べの雲」では萩はおぼろげな不安を表すメタファーとして用いられている。
僕は萩には不安より優しさや癒しを感じる。細く柔らかい枝葉が女性を連想させるからだろう。
ま、人それぞれ。

すごい久しぶりだけど、「第三の庭」(日陰の庭)。
日当たりが悪いので雑草が生えてこない。なんて手間のかからない空間だろう。
ここにはうさぎさんから頂いたシランを中心にアヤメ(これもうさぎさん)、ヤブラン、インパチェンス、ユリ、トレニア、ジギタリス、鳴子ユリなどが植えてある。

ちなみに3月の時点ではこんな感じだった↓

あれ?・・レンガを敷く前に植えてたんだっけ??・・・。
我ながら「順序逆じゃね??」ってツッコミたくなったぞ。

ここで今一番元気なのがヤブランかな。

奥さんが植えたニューギニアインパチェンスも待ちに待った一番花がついた☆


最後に、所変わって通路の植栽。

ルリマツリがユーフォルビア・ダイアモンドフロストのなかで笑ってる。

こんなお茶目な花だけど、一年もすると巨大化して手に負えなくなるとか。。
そうそう、自分でも育ててみると「見る場所」が変わるもので、近所にルリマツリを大きく育てているお宅を発見した。
確かに左右に大きく広がってたけど、そのお宅の仕立て方が上手なのか、青い花がエレガントに見えて、あんな風に暴れてくれるんならウェルカムだぞと思った。
でも、ペットが飼い主に似るのと同じで花も家主の精神を反映する。
うちの場合根性のねじ曲がった針金みたいなルリマツリになる可能性大だ。

☆クリックしてもらえると励みになります☆


出来たらこっちもお願いします・・・。
にほんブログ村 花ブログ ガーデニングへ
にほんブログ村

関連記事

2015.09.07 | | ガーデニング

«  | ホーム |  »

プロフィール

yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
コメ欄クローズ中ですので、現在お声はメールでお願いしております。
⇒ mail@brightside82.com

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム