胸キュン「アホ庭」に戻れ!

止まない雨はなく、消えない炎もなければ、終わらない夏もない。
セミの声が遠くなって、雲が痩せていき、子供たちは肩を落とす。太陽の喉仏が見えるような夏の日も雨に流れて秋が来る。
日が短くなった。
涼しくもなった。だが我が家の庭は相変わらず冴えない。

何かの拍子に奥さんはこのブログの過去記事から、前に住んでいた家の庭を見たそうで、今よりずっと花があったという。
確かにテラスにはハンギングをたくさんぶら下げ、ラティスには色を塗った鉢花を並べていた。ほとんどアホみたいにキラキラさせていた。


胸がキュンッとするような可愛さがあったと奥さんは言う。
「それに比べて今は・・・」

「花がない!」
そんなこと言ったって家の構造も広さも日当たりも何もかもが違うのだ、単純に比較されても困る。
「あなたの趣味が変わったのよ。それがゲーインだと私は思う」
奥さんが言うには僕が「花」を捨て、よりプロっぽく見える「草」(グリーン系の植物)に移行したのが原因だと言う。つまり僕のイヤラシイ玄人コンプレックスが「キラキラ消滅」の原因だというのだ。
遺憾の意で頭どついたろか。
確かに3~4年前、まだ園芸を始めたばかりの頃の庭には花を使って遊ぶ楽しさ、喜びがみなぎっている。見ているだけでこっちまで楽しくなるような愉快さがある。あの頃の庭が「ヘルプ!」や「ハード・デイズ・ナイト」のビートルズだとしたら、今はジョージ・ハリスンのソロアルバムくらい地味だ。
否定はしない。
でも原因が僕の「玄人志向」というのは違う。ボブ・ディランに劣等感を抱いたジョン・レノンじゃあるまいし、そんな玄人コンプレックスなどない。
・・・少ししか。
まあ、確かにこの名称不明の常緑低木を買ったのも僕だし・・・

寄せ植えにギボウシやハツユキカズラ、伸びすぎて困るイレシネ、ツルニチソウなど、花の咲かない植物をアクセントに使うようになったのも事実だ。確かに以前よりそういう「葉を楽しむ」苗を使う頻度は増えているかもしれない。
それを「玄人志向」と呼びたければ呼べばイイが、そればっかりでもない・・・というか僕だってこの状態に満足しちゃいないってことは書き添えておく。

このあいだ作ったこの寄せ植えだって、結果、こんなグリーン&グリーンになっちゃったけど、本当はもっとキラキラするはずだったのだ。

センニチコウもユーフォルビアもブルーサルビアも、ドカンと咲いたらそれは見事な寄せ植えになったろう。
でもならない。葉っぱばかり茂る。
このハンギングの寄せ植えも僕が作ったが、こっちでもユーフォルビアが咲かない。

そのせいで、僕が作ったもの=地味になってしまっている(奥さんの中で)。

これも僕が先日作った(というかサルビアを一本どけて代わりにデュランタを植えただけだが)寄せ植え。

地味にならないようニチニチソウとマリゴを一緒に植えたのだが・・・
何故か知らないがコリウスがしぼみ始め、マリゴも×に。

草ばかり植えたのではなく、草も試しつつ花も植えているのに上手く花が咲かず、緑だけが旺盛に茂ってしまった・・・という感じなのだ。
こんな玄関周りには僕だって満足していない。
前の家の庭を見ればなおさら不満である。
条件・環境の違いのせいにするのは楽だけど、だからってそのままにして「満足しているフリ」をし続けるのも不健康である。
それに過去の自分には負けたくない。たった3年前に実現できたことを前よりスキルを身につけた今の自分に出来ない訳がない。
「よし、じゃあこれからは昔みたいなアホ庭にしよう!」
「そうこなくっちゃ!☆」
というか単純に楽しそうな方へ、楽しそうな方へ。。。
なびいちゃうの。

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2015.08.20 | | 園芸コラム

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yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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