なでしこジャパンと西洋石竹

「なでしこジャパン」佐々木則夫監督のいいところは、インタビューで必ず「海の向こうで応援して下さっている日本の皆様のためにも」とか、「テレビを見ている日本のファンの方の声援が」とか、何千キロも離れた日本のお茶の間を気遣うところである。
佐々木監督のこの言葉が耳に新鮮に響いたのは、早口のうえに感情のこもっていない通訳を介してしか思いを伝えられない外国人監督ばかり見させられているからだ。
彼らはまず「日本の皆様の声援が・・・」とは言わない。
彼ら外国人監督たちは日本のために戦略を練るわけではない。九分九厘、自分のためにやっている。自分の手で弱いチームをどこまで強く出来るか・・・わざわざこんな極東の言葉も文化も違う騒々しい国に来る理由の大半はそれだ。
格下のシンガポール代表とスコアレスドローに終わってハリルは「自分の監督人生でこんな試合は初めて」と言ったが、そこに日本人に対する申し訳なさや羞恥というものはない。あるのは個人的な驚きや怒りや悔しさである。だから日本国民(もっと言えば選手も)とハリルは経験は共有したが感情は共有できていない。
別にそれでA代表が強くなるんならそれでイイが、多分ならない。日本サッカー協会が「言葉」(の壁)を甘く見ている限り日本代表がワールドカップのベスト8に行くことはない。
そんな不甲斐ない男子を横目になでしこは2大会連続の決勝進出を決めた。
決勝リーグ初戦のオランダ戦、なでしこは試合終了間際にGK海堀のケアレスミスによる失点をしたものの2-1で快勝。開催前の下馬評では「予選リーグ敗退濃厚」とまで噂されていたにも拘らず準々決勝進出を決め、選手たちの笑顔はキラキラ輝いていた。しかし試合後、控え室に戻った選手たちを待っていたのは佐々木監督の怒号だった。
「お前ら浮かれてんじゃねえぞ!!」
言葉の壁を甘く見るなとはこういうことである。
同じことをハリルがやってもインパクトが違う。通訳を介すと迫力も気持ちも半減する。言葉の意味は理解できても、真意は6~7割くらいしか理解できない。日本人同士なら説明は不要だ。たとえ口で優しい言葉を吐いていても、またその逆でも、表情、背中、声のトーン、眼光・・・いろいろな情報で相手の「真意」を読み取ることが出来る。時には本人が意図した真意以上のものさえ汲み取ることが出来る。
上の佐々木監督の怒号が選手たちにどう響いたかはその後の試合結果が物語っている。

って・・・今日はサッカーの話を書くつもりではなかったのに・・・。
でも「なでしこ」なんだよ、この花も。

実は先日、郵便局で花の種をもらった。西洋石竹の種だそうである。
「たくさんあるからもってって下さい」
と、8袋も。
袋の写真を見るとナデシコに似ていて、調べたら石竹はナデシコ科ナデシコ属で両者の違いは葉の切れ込みの深い・浅いくらいしかないらしい。
それで「なでしこジャパン」の話から入ったわけ。。
僕はこういう素朴な種が好きである。ナデシコ自体好きだし、郵便局でもらった種というのがまた味があっていい。
うちの通路で咲かせたら素敵だろうな。

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2015.07.03 | | 未分類(日常、随筆)

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