福島の園芸店

名古屋から戻り、一日置いて今度は福島へ。震災後福島に行くのはこれで3度目か4度目だ。東北自動車道では復旧工事をしており、一般道に降りてからもビニールシートさえ被せていない、瓦のはげた屋根を何棟も目にした。もう半年以上経っているとは思えない。
園芸店巡りをする為に来たのではないのだが、どうせ行くならと事前にめぼしい店を調べておいた。「郡山園芸センター」という店だ。県内随一の品揃えだという。



 
狭い小道をまたいで広がる売り場に花苗、山野草、植木、観葉植物が並ぶ。なぜか「学生時代」「銀座の恋の物語」など昭和歌謡が流れていて、それらが冷たい秋の風に乗って僕に冬を感じさせる。シーズン中の一年草(パンジー、金魚草など)の価格はかなり安いが、弱冠苗の質にムラがある。でも品揃えは良かったし、店員さんも親切だった。
壁には売られている培養土の安全性を訴える張り紙が検査証を添えて貼り付けてあったが、透き通った空を見上げると、原発事故など遠い場所の出来事のように思える。

福島市に向かう途中、「花苗50円~」と書かれた大きな看板が目にとまり、急ブレーキ。看板の矢印に従って農道を数百メートル行くと、一軒の民家の前に出た。かなり広い敷地に2階建ての家とビニールハウスがあり、ハウスの入り口に花苗がズラリと並べられている。こ、ここは一体・・??




パンジ-、ストック、金魚草、ナデシコ、キバナコスモス、確かにみんな「50円」だ。本当はもう少し寒くなってから買うべきなのだろうが、パンジーはまだしもこの値段でストックを買える店は恐らく存在しまい・・・。すぐ植えずに適当な鉢に植え変えて、11月まで待機させておけばいいか。と自分を納得させて6株購入。パンジーも8株購入。それで合計700円。

この家の奥様なのだろう、50代くらいのおばちゃんが独りでキリモリしている風だった。にもかかわらず、敷地内は清掃が行き届いていて、感心させられた。園芸店というのはどうしても水が垂れたり花殻が落ちたり虫が入ってきたりして不潔になりがちなのだが、このおばちゃんの「お掃除テク」によるのか、えらくキレイだ。
しかもハウスの中にはお茶菓子と灰皿、そして雑誌が用意された大きなテーブルが置かれていて、疲れたら一休みできるようになっている。自販機も二台、表にある。こういう気配りが出来る人だから、店もキレイなんだろう。
ちなみに「大鵬園」というお店だ。
住所:福島県本宮市青田字稲荷久保19-3。
国道4号を郡山から福島方面に走っていると看板がある。

どうでもいいけど、こんなに苗が安いんなら福島に引っ越そうかな・・・。


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2011.10.04 | | 園芸店めぐり

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Author:yuhei
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