揃えたネイルじゃ狙えない

誰も観ていないだろうが、小宮悦子が司会を務める「サンデー・フロントライン」(テレ朝)という報道番組が打ち切りになるそうだ。「サンデープロジェクト」の後釜としてスタートしたが、視聴率が伸び悩みこの結果になった。僕も何度か観たが、こんなデタラメな番組が一年以上放送されていたこと自体が奇跡と思えるほど、ヒドイ番組だった。

この番組は妾尚中や鳥越俊太郎をはじめとする「有識者」20人による「これはニュースだ!選定委員」なるものがニュースを選び、それを得票順に(ランク式に)報道するというスタイルを売りにしていたのだが、恐らく大半の人は今の説明だけでゲッソリすることだろう。なぜなら、ニュースというのは誰かに選んでもらうものではなく、自分から取りに行かなければ駄目だということを、多くの国民は震災と、それに伴う報道を通して学んだはずだからである。僕もその一人で、震災をきっかけに週刊誌を買うようになったし、動画サイトの利用率も上がった。今ではほとんどテレビを観ない。

学ばないのは当の大メディアの人間だけで、未だに「何をニュースにするかは俺たちが決める。お前らは黙って信じていればいいんだ」という、旧態依然とした「上から目線」の価値観で報道している。だからすぐ打ち切りになる。全く時代の空気を読めていない。多くの国民はそんな情報統制に等しいことをしゃあしゃあとやってのける大メディアの厚顔無恥と時代錯誤に、ほとんど憐れみすら感じるようになっているというのに・・・。
そもそもこのネット時代に、一体どこの誰がテレビ局が選んだ御用学者・御用コメンテーターなんぞにニュースの選定など頼むというのか?笑止千万だ。国民が求めているのはむしろ、「選定されていないニュース」だ。もしくは、「他では知ることが出来ない情報」だ。


地デジ化完全移行に伴い、
NHKの受信契約の解約者が9万人も出たというのも当然すぎる結果だろう。もともと必要性の乏しい政策であり、蓋をあけてみればチャンネル数が増えるどころか減っており、そのうえ番組の質の低下が叫ばれては、今さらNHKもクソもない。

偶然かも知れないが、このニュースのあと、さっそくうちにもNHKを名乗る業者がやってきた。ふてぶてしい声で「NHKです」と抜かすから門前払いした。この9万件の穴埋めを未契約世帯から徴収してやろうという魂胆なのだろうが、そういうことだけは迅速に手を回すその浅ましさ。正直、こういう連中にはうちの庭には足を踏み入れて欲しくない。その下卑た根性が放つ悪臭で野菜が腐る。花が枯れる。テレビ局なんぞに金を払うくらいなら、テレビショッピングで「シャムワウ」でも買ったほうが百倍役に立つ。

視聴率をとりたければYahoo!のニュース欄でも間に合うような、周知のニュースだけを「選定」して放送するのは止めることである。


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2011.09.21 | | TV・メディア考

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