いま離党する恥知らずな人たち

民主党の女性議員三人が離党届を提出し、新会派を結成したという。翌18日(今日)には中津川博郷衆議院議員が消費税増税に反対し離党した。
四人とも口をそろえて「消費税増税」を引き合いに出すが、これはおかしい。
消費税増税に反対なら三党合意が結ばれた6月の時点で離党するのでも遅くはなかったはずだし、そもそも、本当に国民のことを考えているのならば、あの党を捨てる決心をする瞬間などこの2年10カ月の間にそれこそ掃いて捨てるほどあったはずだ。

マニフェスト違反は日常茶飯事、尖閣事件では情報を隠ぺいし、東日本大震災ではファシストでもドン引きするような弱者切り捨て・人命軽視を平然と行い、鳩山と管に至っては一国の首相でありながら拉致事件とかかわりのある団体に金を送ってもいた。(他にも色々あるが多過ぎてとても書ききれない。)
        

しかし今離党届を出す議員たちは、これら狂気の沙汰と言ってもいい党や首相の方針、言動、政策(無策)は容認出来た人たちであることを忘れてはならない。
そんな寛容(=国民にとっては残酷で利己的であったわけだが)な人たちが、消費税くらいで離党するとはケッタイな話ではないか。消費税増税に耐えられないほど国民想いのお人が、なぜ平気で被災者を見殺しにし、未曽有の大惨事を己のアホなパフォーマンスの道具にした管直人のやり方に耐えられたのか?と不思議に思う。どういう風の吹き回しだろう。

答えは明らかだ。
選挙の風の吹き回しである。誰が見ても来るべき解散総選挙に備えた自衛的離脱であるのは明白だ。しかも小沢グループの離党を見届けた上での行動だから、ただ姑息なだけでなく、ただ利己的なだけでなく、そのうえに「チキン」まで乗っているからその見苦しさは他の追随を許さないレベルに達している。民主党議員の鏡、というしかない。
次の選挙で落選する可能性の高い民主党の議員からすれば、「増税反対」という立場はなかなかに魅力的なはずだ。なぜなら、彼らには他に訴えることがないからである。想像してみよう。

民主党議員の語る防衛。民主党議員の語る経済。民主党議員の語る教育。民主党議員の語る福祉、公共事業、文化、外交!
マトモに耳を傾ける人がいるといしたら、その人はこの3年間、電波のまったく届かない場所で暮らしていた人であろう。
しかし「増税反対」なら、わずかだが面目が保てる。もっと信憑性・説得力を持たせるには、いま消費税増税に反対して離党しておくのが得策である。如何にも短絡的で幼稚な動き方だが、こうでもしないと生き残れないのだろう。

ならいっそ生き残らなければいいと思うが、見苦しかろうと何だろうと一度手に入れた「議員」の地位にしがみつくのもへっちゃらなのが民主党の気風である。
つまり、恥知らず。
恥知らずとは、他人の目で自分を観ることが出来ない人のことを言う。
だから引き際もわきまえないし、解散もしない。
時間の問題とはいえ、一日も早くこの国の運転席にまともなドライバーが座ってくれるのを祈るのみである。



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2012.07.18 | | 政治

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