自治会費と赤十字

僕の住んでいる地区では、毎年「自治会費」という名目でお金を払わされる。年三千円。それを払うとどんな得があるかというと、
①回覧板が回ってくる。
②月に一度自治会だよりが届く。
以上。
徴収した会費は主に自治会で開催する夏祭りの費用に使われるらしいのだが、お知らせの紙は来ても、そこには子供用の「輪投げ一回無料券」がついているだけで大人の得になるようなものは何一つ付いていない。それどころかその無料券の下に「お子様のいらっしゃらないご家庭は近所の子に分けてあげてください」なんて書いてある。仕方ないから裏の家の子供にくれてやったが、これではたくさん無料券を持っている子供と、一枚しか持っていない子供が出るのは確実で、アンフェアであるばかりか、うちのような「子供のいない家庭」の住人に対しても失礼である。まるで「子供のいない家庭」の住人はお祭りには来ないと言わんばかりである。子供がいようといまいと、夏の夜に輪投げをやりたいオトナだっているのだ。(ここに)

前置きが長くなったが、その自治会費は、毎年地区の「班長」が徴収することになっていて、おととい、それが来た。しかし集金袋を持ってきたのはなぜか隣の奥さんである。班長ではない。訳を訊くと、班長だった向かいの奥さんが入院し、ぎりぎりになって後を託されたという。災難である。お隣さんは僕たちより後に引っ越してきたし、回覧板もうちの次なので、順番から言ったら本当は我が家がその任に就くべきなのだが、向かいの奥さんの裁量で僕たちより隣の奥さんに白羽の矢が立った。僕たち夫婦はちゃんと徴収しそうにないと思われたのかもしれない。信用がないのも時には役に立つ。

そんな事情もあり、申し訳なさも手伝って、僕は隣の奥さんに自治会費を払った。が、任意で求められる「赤い羽根募金」は断った。
「あら、これで何軒目かしら。赤十字、払ってくれる人少ないのよ」
隣の奥さんが苦笑しながら言った。
どうやら近所の人も怒っているらしい。もちろん僕もだ。数百億もの義捐金を集めておきながら一向に配分せず、結局大量の義捐金を余らせるといった醜態をさらした日赤に疑いの目を向けるなという方が無理だろう。
去年も同じ時期に自治会費の徴収があったが、その時はまだ日赤を信じていたので僕もいくらかは払った。しかし一年経って国民の日赤に対する評価は変わった。もはや以前のように手放しで信頼できる機関ではなくなったのだ。
今現在、日赤は右のようなポスターを作り、イメージ回復を図っている。今後受け付けた義捐金も迅速に被災地に届けるという。しかし一度失った信用を取り戻すのは容易ではないだろう。



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2012.05.15 | | 時事問題

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