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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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9月10日の出来事
3連休も台風襲来の予報だったが、進路が変わって今日は曇りだった。
いまだ停電が続く千葉に直撃しないようなのは一安心である。
15号が去り、いまだところどころで交通機関が麻痺していた10日(火曜日)、自分はたまたま千葉に出張だった。
前の晩に母に電話したら家は無傷だが庭がひっちゃかめっちゃかだというので車に竹箒とテミとクマデを積んで千葉に向かった。
出張先である千葉市の中心地に入り、時間貸しの駐車場に車を停めようとしたら料金を記した看板が地面に立てかけてあった。街路樹も根元からなぎ倒され、歩道の隅には枝や何かの破片やゴミが寄せてあった。
ドトールに入ったら「お飲み物だけのオーダーになりますがよろしいですか?」と訊かれた。道路が遮断されて材料が届かないからだという。
向かいのセブンイレブンに行っても見事に空っぽだった。


ドトールに戻った。
パニーニだけは作れるというから何かも分からないそれを頼んで食べた。
空腹のときに「まともな食事にありつけそうにない」状況に陥ると、人は何でもいいから食べさせろという気持ちになる。
仕事を終えて、市街地を車で故郷へ向かった。
自分の故郷は千葉市から東へ車で1時間ほど行った海側の田舎町である。
千葉の東側の市街地は信号が全て機能を停止していた。
高速道路はなんとか開通していたが、実家に着くまでの間、やはりどの店にも食料品はなかった。
実家の庭は思ったほどではなかった。

隣の竹林から枯葉がたくさん飛んできていただけだ。
ホウキで掃くだけできれいになった。

が、、それでも気温33度くらいで、こっちは朝からパニーニしか食べていない。
しかも家に入っても水も出ない。
水筒とペットボトルのお茶を買ってきていたがとっくに飲み干した。
休憩しようと家の中に入ってもエアコンもない。
家の中は暗く、蒸した。
風が通る外のほうが涼しいくらいだった。
外で枯葉をかき集めていたら、グレーのTシャツに黒くじっとり汗を滲ませた近所の人らしき中年男性が話しかけてきた。
電気つきますか?
いや。
そこで木が倒れている、あれが停電の原因だ、と、すぐ裏手のお寺を指差す。
いつ復旧するのかたずねると木曜以降らしいと教えてくれた。
その人が去ってから、裏の寺へ行ってみた。
杉の大木が根元から引っこ抜かれていた。



電柱は傾き、外れた電線が子供の背丈くらいの位置で無造作に垂れている。
人が触ったら・・・漏電して火花が散って木に引火したら・・・非常に危険である。
こんな現場が数え切れぬほどあるのだろうと思うと、これは木曜に復旧など無理なのではないかと思った。
5時過ぎに母が仕事から帰宅した。
市内の半分で停電・断水してても当たり前のように働く母をタフだと思った。
明日も明後日もその次の日も仕事だという。
「今週はシフトめいっぱい詰めちゃったのよ~」
電気が戻るのは木曜以降らしいと伝えたら「ええええええ!」とおおげさに驚いた。
木曜も怪しいもんだから今夜はうちに来た方がいいと自分は言った。
仕事に行く気だった母もさすがに考え直して、仕事仲間に電話してシフトを変えてもらった。
母はその日はさいたまの自分の家で一泊し、水曜の夜にまた送り届けた。
結局、実家に電気が通ったのは金曜の夕方だった。

被害の状況が分かれば分かるほど、千葉県知事の鈴木栄治(森田健作)に批判と疑問の声が向けられた。
初動が遅い、対応が後手後手、何もしてない。
知事としては、今更張り切るのもバツが悪いし、国や東電や自衛隊やボランティアが各々本格的に動き出してしまった今、どんなポジションで何をしていいのか分からないだろう。
台風は誰の責任でもないが、対応は杜撰だった。
火曜水曜と自分は埼玉-千葉間を計2往復したが、たったの1度も自衛隊の車両も東電の高所作業車も見なかった。
実家の裏の断線と倒木がいい例だが、どこの倒木現場も外れた看板も、キホン所有者任せというか放ったらかしといった具合だった。
千葉県人というのは基本的に個人主義でドライであるから、地域ぐるみでどうとか
みんなで力を合わせてとか、そういうのが嫌いだし苦手である。
千葉県の行政の質も、仕事で県庁に行くことが多い自分が見る限り、お世辞にもレベルが高いとはいえない。
むしろ無駄と、不合理と、意味不明なローカルルールを重んじる風土である。
そしてそれを「何を?よくも言ったな」と怒らずに「そうなんだよねー、千葉は・・・」と言ってしまうのが千葉人である。「千葉」という「くに」と自分がつながっていない感じである。少なくとも千葉で生まれ育った自分が知っている限りの県民性はそんな感じである。
だから、とは言わないが、ここまで停電が長引いてしまったのには、想定外の台風の威力もあろうが、そういう行政の保守的で閉鎖的な体質と、主体性のない県民性もあるのではないか?と自分は思っている。
多分、同じ被害でも埼玉だったらもっと早く復旧している気がする。
愛郷心が強く、市役所に電話し慣れているような、おせっかいの人が多いから。

とにもかくにも、東日本大震災以来忘れかけていた「災害への備え」という意識を、激しく揺り起こす出来事であった。
千葉県の一刻も早い復興を願う。

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未分類(日常、随筆) | 23:36:37