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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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無計画の美学
昨日は群馬出張で、帰りに園芸店に寄って帰ってきた。
パンジー中心におなじみの冬苗たちをごっそり。

買っては植え、買っては植える。
『あなたのは<買っては植え園芸>。育ててない』
と奥さんに冷やかされようと知ったこっちゃない。
買いたいから買う!植えたいから植える!

確かに奥さんは育てる派だ。
急な出張で買ったまま植えるのを忘れ放置してしまった花がある。出張から戻るとカラッカラに乾いてお菓子の「プリッツ」みたいな枝だけになっている。どう見ても蘇生しない。するはずがないと思える。
そんなポット苗も奥さんは捨てずに水をやる。
自分が捨てようとすると怒る。
怒って上のようなセリフを吐く。
ごくたまに、そのプリッツみたいな苗がよみがえることがある。
そのときはそのときでまた鬼の首でも取ったように同じセリフを浴びせてくる。
植物というのはこうやって愛でるものだと言わんばかりに。
それは正論である。
ダムに落ちたイノシシだって助かるなら助けてやるがいい。
しかし1週間40度近い庭に放置されてトマトプリッツになった苗を生き返ると信じるほどのキャパが自分にはない。
奥さんの母(義母)も全く同じである。
奥さんの実家の庭には土と雑草しか見えない鉢や発泡スチロールがいくつも並んでいる。
しかし義母にとってそれは土と雑草を育てている鉢ではない。
「かつて何かが植わっていた鉢」なのである。
鉢は色あせヒビも入り、自分には「土と雑草の鉢」になって2万年以上経過しているように見えるが、義母は「未来」を信じている。
その調子で義母は実生からシクラメンを咲かせたり、スーパーで買って来た果物の種を撒いて実を成らしたりしている。
そういうのに比べると自分はずいぶん即物的な人間である。
しかしそんな自分でも、とっくに行方知れずになったと思っていたシュウメイギクがひょっこり出てきたりすれば嬉しい。

既に咲いている花を植えるのとはまた違う次元の楽しさ、喜びを感じる。
目立たぬ場所で健気に毎年芽生えては咲き、無言で枯れてゆく花に元気付けられたり癒されたり、そういう感性くらいはちゃんと備えている。つもりだ。
そういう「ありのまま」の自然のサイクルを楽しみつつ、一方で安苗1年草でインスタントに「色」や「華やかさ」も楽しむ。
自分はそういうスタイルの庭にしたいのである。

これなんかまさにそうだ。

この状態を見ると自分という人間がよくわかる。
サフランは球根だから前からここに埋められていた。なのにここにマリゴが咲いているということは、サフランが植わっていることを忘れてスコップで地面をガンガンほじくってマリゴを植えた馬鹿がいるということだ。
ああ俺だ。
にもかかわらずマリゴの間から狭苦しそうに頭を出して咲いているサフランとマリゴのこのコントラストの奇跡感!
狙ってないからこその偶然による競演。無計画の美学。
こういうのが大好き。これこそ自然界に近い。

「ダメだこりゃ」(妻) (-_-;)

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