HULU~coming soonはどこ行った?~

「まさか」とは思ったが、本当だった。何がって、HULUから「coming soon」が消えたのである。HULUというのはアメリカからやってきた有料の動画サービス(およびそのサイト)で、アメドラや映画を月額1480円で観ることが出来る。(詳しいことは過去記事参照
で、そのサイトにはついこの間までトップページに「coming soon」と書かれたバナーがあり、また、特定の作品の画像の下に「追加○シーズン」と書かれてあったりした。これを見たら誰だって「今はここまでしか見られないけど、そのうちこれ以降のシーズンもアップされるんだ」と受け取るだろう。それが消えた。

僕がこの事実を知ったのは一昨日、アクセス解析をしていたら、当ブログに「HULU coming soonなくなった」とか「HULU coming soon消えた」といった検索ワードで来ている人が数人いたので「マジで?」と思って見に行ったのである。
僕のように既に見切りをつけていた人間でさえ驚くのだから、「近日追加」を信じて会員登録してしまった人からしたら「ふざけんな!!」という話だろう。これではまるで「あるある詐欺」ならぬ「出します詐欺」である。
しかしHULUを攻撃したところで「プラクティス」の第3シーズンが見られる訳ではない。(僕はこのドラマ見たさに入会一歩手前まで行ったのだ・・・ふう)多分一生見られないだろう。石川遼クンみたいに「スピードラーニング」で英会話を身につけ、字幕なしで楽しめるようになるしかない。(字幕なしならネット上にいくらでもあるわけだし)
それにしても、日本という国の恐ろしさを感じずにはいられない。本国アメリカでは若者の生活を変え、コンテンツビジネスの新たな可能性を示し、YOUTUBEに次ぐ利用率を誇る超巨大動画サイトが、日本では「ゴミサイト」にならざるをえないのだから。

何がどうしてこんなことになるのか、著作権の問題か、単に日本版スタッフがアホすぎるのか。著作権に関していえば、HULUはフォックス、ABC、ユニバーサル、NBCといったアメリカ有数の映画/テレビが出資して設立した合弁会社なので、自分の会社の商品を自分たちで出し合う形である。だからこの失態は、権利問題によるものではないような気がする。
考えられるのは、「風向きが変わった」。つまり、HULUに日本で儲ける気がなくなった。というより、儲けられないことが分かって、投げた。ということだ。何があったのかは知らない。僕たち利用者には知りえないところで、HULUにとって必要な何かが崩れ、断念せざるを得なくなったのだろう。開設当初は確かに「coming soon」と言っていたのだから。

これからあんな貧弱なコンテンツしかない動画サービスに加入しようと思う人がどれだけいるか分からないが、早晩この国から撤退する可能性が高いのでやめておいた方がいい。Coming soon削除はその準備とみていい。

関連する過去記事 「期待外れ!HULU日本版はなぜ駄目なのか」

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2012.02.19 | | TV・メディア考

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