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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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アンチ・ポピュリズムの庭
せっかく行ったから北海道での花の思い出(といっても別にいい思い出ではない)を少し残しておこう。
先日の北海道出張では松前を観光して3日目は旭川動物園へ行き、その足で割りと近くにあった「上野ファーム」というガーデンへ行った。
富良野にある有名な「風のガーデン」(同名ドラマの舞台にもなった)とは姉妹関係にあるお庭で、同一のガーデンデザイナーの手による。自分でもなんとなく知っていたくらいだからガーデナーの間ではかなり有名な庭である。

ほとんど毎日雨だったが、この日だけは奇跡的に晴れて暑いくらいだった。
バスから次々と降りてくるたくさんの観光客で賑わう園内を小道を回遊しながら鑑賞。

北海道の高い澄み切った青空と雄大な風景を背にしたナチュラルガーデン。

どこを切り取っても園芸雑誌な世界に脱帽。

確かにキレイだしフォトジェニックだから行って損はない庭だとは思う。
が、結論から言ってかなり考えさせられる庭だった。
彩りや配置、遠近感や高低差などそれなりにどう見えるか考えてあるのは分かるが、やや単調だった。
よく見ると植わっている植物が繰り返しである。というかそういう印象を受ける。
多分、この庭を作った人にあまりユーモアとか枠から外れることをよしとする度量がないからだろう。
どこまでも型通りで生真面目である。
その証拠にお馴染みの1年草が全くない。
マリーゴールドくらいありそうなものだがただの1株もない。無論ベゴニアもサルビアもジニアもない。ユーフォルビア・ダイアモンドフロストやブルーサルビアすらない。グラジオラスやアガパンサスやユリといった見慣れた球根類も見かけなかった。
驚愕なのはラベンダーすらひとっつも植わっていない点だ。
7月初旬でも早稲のラベンダーなら咲いているからあれば分かる。(実際、富良野に行ったら咲いていた)
何が気に入らないのか知らないが、その徹底した<アンチ・ポピュリズム>こそがこの庭の主のセンスの源なのだろうと思った。
もっとも、雑誌に載るとかテレビで紹介されるといった意味でのポピュリズムは歓迎しているようなので、あくまでポピュラーな花を使わない、という意味である。

帰り際、ひとつだけポピュラーな花を見つけた。
それはベンチの背もたれに置いてあったプランターにポットのままぶち込んであった。
ナスタチウムだった。
それがこの庭で見た唯一の自分の慣れ親しんだ花であり、唯一ぞんざいに扱われている花であった。

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行ってみた | 23:57:37

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