2018-07-14 Sat
酷暑という言葉が使われだしてしばらく経つが、最近ではそれに代わって<極暑>というらしい。「酷く暑い」「酷なくらい暑い」から、「極めて暑い」「極度に暑い」へ・・・ということか。勘弁してくれ。。(-_-;)
確かに今日は極暑というほかない暑さで、外に出て3分歩いただけでこめかみに汗が垂れてきた。
夜、近所では通りを歩行者天国にして夏祭りが始まった。
道路の両側には出店が並び、焼きトウモロコシの香ばしいイ香りと太鼓の音が界隈に夏の世の楽しさを告げていた。
しかしこう暑いとその楽しさもさすがに半減するのではなかろうか。
何かののぼりに「納涼」の二文字が踊っていたが、浴衣美人も暑苦しそうに襟に指を突っ込んでウチワをパタパタ扇いでいたし、鉄板焼きの屋台の裏ではアンちゃんがペットボトルの水を頭から被って犬みたいに首を振っていた。
納涼もへったくれもない。
暑さにも限度ってのがある。
ギボウシの花はいかにも夏らしいが、ハッキリ言って今の日本はこの涼しげな花よりサボテンが似合う国になっている。
いくら夏の花が咲いていようと純白の入道雲が流れていようと、せせらぎにトンボが飛んでいようと、この灼熱の中では芭蕉だって一句も浮かばないに違いない。
暑すぎる 日陰はどこだ 熱中症
みたいな句しか詠めまい。
今日は東京は35度で埼玉は37度だったらしい。
月曜日は38度の予報だ。
もう煮るなり焼くなり好きにしてくれ。
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