「東京外環自動車道」という高速道路がある。
呼んで字のごとく東京の外側の淵を環状に走る高速道路である。
しかし「外環」といったって東京近郊をぐるりと結んでいた訳ではなく、埼玉の三郷で寸断されており、千葉に行くには首都高を通って湾岸道路で行くか狭い一般道を渋滞覚悟で走るかしか道がなかった。
要するに「外環」とは名ばかりで中途半端な環状になっていたのである。
はっきり言ってその意味では後から作られた「圏央道」のほうがずっと「環状線」にふさわしい出来栄えだった。
さいたま市から一般道で千葉にいく場合、市川が鬼門であった。
関東以外の人からしたら「千葉とさいたま市なんて90分くらいで行けるんちゃう?」と思うかもしれない。
地図だけ見たらそうだ。大阪から和歌山に行くのと同じノリで行けそうな気がする。
でも夜中でもない限り、実際は90分なんかじゃ到底たどり着かない。
三郷から江戸川を渡って市川へ入ったら最後、地獄の大渋滞が待ち構えている。
抜け道はない。逃げ道もない。2車線の狭い道路をトラックやダンプに紛れてとろとろ進む。信号も多い。
隣の県なのにえらく遠くに感じる。
市川や船橋の渋滞を経験すると、ディズニーランドよりユニバのほうが近くに感じるようになる。
実家に帰るのがえらく億劫である。
俺が森田健作だったらイの一番にこのクソったれ渋滞を消し去るのにと何度思ったか知れない。
そんな埼玉・千葉両県民の怨嗟と怨念が行政に届いたのかなんなのか知らないが、数年ほど前から「三郷と市川つなげてみっから黙って待ってろボケ」と書かれた工事の案内板などが道路わきに掲示されるようになった。
だから待っていた。
固唾を呑んで見守っていた。
それがこの6月にやっと工事が完了して、一度も一般道に下りずにストレートに千葉にいけるようになった。

開通したらすぐにでも走ってみたかったのだけどそうもいかず、たまたま今日、千葉で仕事だったから走ってみた。

結果・・・・・

感動の一言しかない。
ピカピカの壁にアスファルト、天井の隙間から自然光が差し込むようにデザインされたトンネルもモダンでカッコいい。
時間も大幅に短縮された。
さいたま市の自宅から千葉までこれまで3時間かかっていたのが、1時間半で来れるようになった。

ほとんど革命的だ。千葉がぐっと近くなった。
市川の病院に入院していた父親の見舞いに来るのも、父の死後、成田にあった父の自宅の遺品整理をするときも、この道があればどれだけ楽だったことか!!
改めてインフラストラクチャーの大切さを思い知らされた。

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2018.07.12 | | 未分類(日常、随筆)

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