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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。

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東西正月ギャップ
今年の漢字は「北」だそうな。
なんとセンスのない・・・と呆れていたら、別に清水寺の住職が考えているのではなく、一般公募で最も表の多かった漢字を書いているそうだ。初めて知った。
この「今年の一字」のニュースが流れたらもう一気に年の瀬ムードである。

スーパーに行くとついついおせちの材料に手が伸びる。
ブリなど高くなる前に買って冷凍しておく算段である。
今年は白味噌を買っておいた。
奥さんの為である。
毎年、この家で食べるお雑煮は関東風なので、今年は西と東の2パターン用意してあげようと思ったのだ。
関西ではお雑煮は白味噌だが、関東はそもそもお雑煮に味噌を入れない。
昆布やかつおをベースにしたお吸い物に、餅や大根、鶏肉、人参などが入っている。
それが日本人のお雑煮であり、全国共通だと信じていた僕は、京都の奥さんの実家で初めて関西のお雑煮を出されたとき、「何で元旦の朝にクリームシチュー??」と不思議に思ったものだ。
中に餅が入ってたから雑煮と理解することが出来たが、どう見てもシチューにしか見えず、見た目と味が合致しないぎこちなさにほとんど腹立たしささえ感じたものだ。
たかがお雑煮ごときにここまで拒否反応を示すとは、自分でも驚きだった。
僕の育った家は特に年中行事や慣習に重きを置く家ではなかった。豆まきくらいはしたが、決まって初詣に出かける神社があるわけでもなし、父親が家族全員揃った席で何か格式ばった挨拶をするでもなし、三が日はただテレビのついた居間でゴロゴロして過ごすか、車でなんとなく都会に出かけるか、という感じだった。
僕にとって正月とは、普段は離れて暮らしている(といってもいいくらい距離感のある夫婦だった)父と母が同じ空間にいる「いびつさ」を何も感じていないフリをしながら耐えねばならない、窮屈な休日の連続でしかなかった。
で、そんな正月しか知らない僕が、お雑煮が白いことをほとんど「許せん」と思ってしまうことが自分でも意外であった。
ちなみに奥さんの家はうちとは正反対である。
元旦の朝、席にはそれぞれの名前の書かれた上等な割り箸が置いてあり、「おはよー」という代わりに家族間でもお辞儀をして「明けましておめでとうございます」と言い合い、全員が席に着くと小皿に注いだミリン(お酒の代わり)をみんなで順番に飲み回し、義父が新年の歓びの挨拶をして、無病息災家内安全を祈り、おせちを頂く・・・。
僕の育った家が普通なのか、奥さんの家が古風なのか、よく分からないが、とにかく家の数だけ正月の風景があるということである。

奥さんの播種しっぱなしで一向に植え替えない高級パンジー。

いい加減ちゃんと植えてあげたほうが。。。(-_-;)汗

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未分類(日常、随筆) | 23:02:46