庭の夏たち。

サルスベリが咲いた。

サルスベリといえばピンク色の花のほうがよく見かける気がするが、うちのは白である。そしてピンクのサルスベリより半月~1月ほど送れて咲き始める。
ピンクでも白でも夏の高い空がよく似合う。
もっとも、サルスベリが夏に咲くなんてこの家に越してくるまで意識したこともなかった。
生まれてからずっと、樹木に関心がなかったのだ。
ガーデニングに目覚めても前の借家では大家に「自分の身長より高い木は植えるな」と言われていたので庭木そっちのけで花にばかり目を向けていた。
しかしこの家では最初っから庭木だらけ。
サザンカ、ボケ、梅、柿、椿、ブルーベリー、ダイダイ、南天、月桂樹、サカキ、ツツジ、シュロ、キンモクセイ、モミジ、ハゼノキ、萩・・・。
嫌でも覚えた。
どれも超ポピュラーな庭木だから覚えたところで自慢にもならない(というか知らないほうが恥ずかしい)が、自分的には革命的な出来事だった。
面白いことに、サルスベリが夏に咲くと知ってから、サルスベリの印象がガラっと変わった。
サルスベリは小学校に植わっていたし、名前も印象的だったので知ってはいた。多分、猿も登るのに苦労するというその挑発的なネーミングに闘志を掻き立てられて、登ったこともあったと思う。
でも夏に咲くとは知らなかったし、そもそも花が咲くことすら知らなかった。
この家に越してきて最初の夏、真夏に狂ったように咲き誇る姿を見て、なんというか、エロイ!と思ったのである。
夏は情欲の季節である。そんな季節にアホみたいにモシャモシャ咲いちゃうところがなんとも天真爛漫で官能的だと思った。
白もエロイがピンクもエロイ。
この季節にぶあーっと咲くことがそもそもエロイ。
だから好きとか嫌いとかいう目で見れない。

ナシ(豊水)の実も大きくなってきた。ちゃんと梨っぽいし!

ここまで大きいのは一個だけだけど、まさか本当に実が出来るなんて。。
隣に植えてあるラフランスもいくつか実が出来ている。
遊び半分というか、本気で収穫を目指して植えたのではなく、花も咲くし、葉っぱでブロック塀を隠してくれたらな・・くらいの気持ちだったので逆に気後れしてしまう。
ここまで来て病気や虫にやられたら目も当てられないから、明日、袋がけをしよう。確か小屋にキウイ用に買った果実保護袋があったはず。。
ちなみに袋がけを行って栽培することを「有袋栽培」というそうな。豊水の場合は7月末までにすればいいらしい。
袋がけをすると表皮のきめが細かくなって、キレイな梨に育つんだって。

通路のミソハギ。

盆花(ぼんばな)と言われるくらいだからさすがによく咲いてくれている。

花壇のルドベキア。

知らぬ間に伸びて、知らぬ間に咲いていた。宿根草の楽しさ。

夏に咲く花は色々あれど、やっぱり、過酷なシーズンゆえ、春や秋に咲く花よりも頼もしく感じてしまう。ねぎらいたくなる。
水をやるのにもいちいち蚊取り線香を焚いて、ただでさえ暑いのに長袖長ズボンで外に出なくてはならなかったり、夏の園芸は何かとストレスも多い。
そんな中、緑に覆われがちな庭の片隅で咲いてくれている夏の花たちを見ると、小さなオアシスでも見つけたみたいにホっとするのである。
そんな小さな喜びが、案外人の背中を強く押すものである。

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2017.07.22 | | ガーデニング

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