自然災害への意識

いまニュースで福岡と大分の豪雨被害が流されているけれど、改めて災害大国なのだと思い知らされる。

赤や黄色で色分けされた降雨量や雨雲の動きを見ていたら、「止める術はない」という、当たり前な事実にいまさらぞっとした。
どれだけ科学が発達しても人間は雨をとめることは出来ない。
雨具だってそう。科学繊維が開発されようが防水技術が発達しようが、いまだに僕たちは傘とカッパくらいしか雨に対抗する防具を持っていない。江戸時代からさして進化していないのだ。

いま福岡南東部や大分に停滞している雨雲が、大阪であっても東京であっても
何も不思議ではないし、実際、場所を選ばず水害は起きている。
またぞろ政治の話で申し訳ないが、だからこそ都議選が、安倍がどうした加計がどうしたといった、「東京」とは何の関係もない低次元な問題で塗りつぶされ、都民がそれに流されたのは愚かというか嘆かわしい。
都議選では結局「災害」の「さ」の字も出なかった。
何をしたわけでもない自民党都議連や石原元知事がわけも分らず「ヒール」に設定され、都民はマスコミの印象操作による<ぼんやりとした嫌悪感>で厚化粧のコーマンチキに強権を与えることを選んだ。投票3日後には何食わぬ顔で都ファの代表を辞めるとも知らずに。
都民は70年代に多摩川が氾濫したことも、95年に地下鉄でサリンがばら撒かれたことも、311にとんでもない数の帰宅難民が出たことも、つい最近、マンチェスターのような都市で無差別テロがあったことさえ<覚えていない>。知識として知ってはいるだろうが、教訓として活かさないのであれば知らないのと同じだ。
こんな呑気な国には、オリンピックを開催する資格などない。
サリンで思い出したが、あの頃もそうだった。
あんな世界を震撼させるような大テロ事件が起きたにもかかわらず、都民はその直後の都知事選で、自分たちの生命と財産を守るリーダーに、拉致実行犯の辛光洙(シン・グァンス)の無罪放免を嘆願するような政治オンチの「意地悪ばあさん」を選んだ。
95年の都知事選での青島の公約はテロ対策強化でも治安の向上でもなかった。
臨海副都心開発の見直しと、開催決定が決まっていた「世界都市博」の中止。
豊洲移転の中止を叫んだどこかの誰かさんと一緒だ。
知名度とイメージだけで都民は青島をバカ勝ちさせ、公約は実行に移された。
それにより、博覧会のために資材調達や人材確保などをしていた会社で倒産が相次いだ。バブル崩壊後、久々の希望の持てる一大イベントだったが関係会社にとっては悪夢に変わったわけだ。
かように、東京都民はひとっっつも賢くなっていないのである。
昔からバカなのである。
その点、まだ山間部の町村や、地方の人たちのほうが自分の「地元」に敏感であろう。
あそこの堤防や橋は老朽化しているんじゃないかとか、あそこの山は崩れそうだとか、若者が全然いねーぞとか、いい加減電車を単線から複線にしてくれとか、不便だからこそ、インフラやライフラインや治安などに切実な思いを持っている。
僕の母が住む家は九十九里海岸からそう離れていないため、311以降、津波は「リアルな心配ごと」になった。しかし市は一向に避難訓練などしやしないと母は怒っていた。
都民以外の日本の大多数の人は、大なり小なり「災害」に対する危機意識を持っているのだ。

雨が降り続ければ川は溢れる。土砂は崩れる。
武田信玄も伊達政宗もおよそ国を背負うリーダーというものは「水」と闘うことを余儀なくされ、闘ってきた。山梨に行けば今でも「信玄堤」という信玄が作った堤防の名残を見ることが出来る。最近は出来の悪い大河ドラマしかないから戦国武将は戦に明け暮れることしか能がないように描かれているが、全く違う。
土木工事、街づくり、道路の整備、灌漑、治水、飢饉対策・・・名君であればあるほど、むしろそういう地味なことに心血を注いでいる。
日本とはそういう国なのだ。戦に明け暮れられるような生易しい自然環境には置かれていないのだ。

最近は熱い・・・というか暑苦しい話ばっかりになりがちで自分でもセーブしたいんだけどキーボードを叩くと自然とこういう文章になってしまう。。。
お花ちゃん見てても全然違うこと考えてるんだな。。。
トウモロコシが倒れちゃったけどニュース見たら「それがどうした?」としか思えない。

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2017.07.05 | | 時事問題

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