日本が好きなら映画を撮れ!

韓国はいまとある大作映画を製作中だそうで、そのタイトルは「軍艦島」。
第二次大戦中の同島の端島炭鉱を舞台に、日本軍により強制労働に狩り出された朝鮮人労働者たちの決死の集団脱出劇を描くという。制作費は日本円にして24億円、主演はソン・ジュンギとか。
強制労働という時点ですでに「反日」臭さが漂っているが、同作には終戦直前に日本人が朝鮮人労働者たちを坑道に閉じ込め爆破しようとするシーンがあるとかで、これが公開前から物議をかもしている。
個人的にはどこの国の誰がどんな映画を作ろうと自由だと思っている。歴史を歪曲してようと事実をフィクションで自分たちの都合のいいように作り変えようと、そんなのは勝手である。したいようにすればいい。
アメリカ人はアメリカ万歳の映画が大好きだ。世界を救うのはアメリカ、一番格好いいのはWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)、アジア系やイスラム系の俳優は出演させてもらっても悪役か3枚目の役しかもらえない。ストーリーが独善的で偽善的だろうと関係ない。「アメリカ人が気持ちよくなれるかどうか」がこと大作映画では一番大事なのである。
だから韓国が反日的要素を映画の中に入れ、自国の観衆を「気持ちよく」させようとすることはある意味当然で、「反日だ」「事実と違う」などと目くじらを立てるのは筋違いというか、滑稽である。
そんなに間違っていると思うなら日本は日本の「軍艦島」映画を撮ればいいのである。
日本という国は映画を<娯楽>か<芸術>としか思っていないところがある。
もちろん映画は娯楽であり芸術だが、「世界への拡声器」という側面も持っている。
かつて「ザ・コーブ」というドキュメンタリー映画が公開されたとき、世界中に日本人がイルカを虐殺して食っていると喧伝され、シー・シェパードのような悪党共に理解を示す白人が増えた。
しかし日本人はこれに対抗する映画を作らなかった。
世界中で日本人が馬鹿にされ、揶揄され、間違った情報にもとづいた間違った日本が描かれ続けても、何もしない。
ただネットでぶつぶつ文句を言い合うだけ。
なぜ映画を撮らないのか!
といつも思う。
● 慰安婦問題について政治家や愛国者たちは韓国が広めた嘘と誤解を解くことから始めないと・・・と言う。
映画を撮りなさい。
タイトルは、「従軍慰安婦~新聞が作った世紀の悲劇~」
● 韓国人が日本のブランド農産物を自国に持ち帰って勝手に配合させて海外に輸出してるだって?許させない!
映画を撮りなさい。
タイトルは、「盗まれる国」
● トヨタや三菱やタカタなど大企業がアメリカや韓国や中国でいわれのない訴訟を起こされてカツアゲされまくってるって!?どうなってるんだ一体!!
映画を撮れよ!!
●ベンチの選手に追い回されエルボーされた挙句になぜか220万円の罰金を払わされただって!?
映画だ映画!映画しかない!
マイケル・ムーアみたいに笑いもあるドキュメンタリーを作って世界中で放映させればいいのだ。
・・・・しかし・・・
それが出来ないんだな、日本人って。。
先日、「永遠のゼロ」という映画を観た。。。
あまりの内容の稚拙さに「永遠に(中身)ゼロ」と自然と口から言葉が漏れるくらいだった。
原作は読んでいないが、題名から「零戦の凄さくらいは世界に発信してくれてるのかな」と期待していた。しかし前半に入院中の橋爪功が口頭でちょっとウンチクを垂れるくらいで、あとは現代と過去を行きつ戻りつのダラダラした回想シーンばかり。
当時、欧米人は「日本人は航空機など作れない」と侮っていた。作ったところでまともに操縦できないから楽勝だゼと。
それがイギリスの最新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」を航空機爆撃で沈め、零戦を作った。燃費も世界一、おまけにパイロットの運転技術もズバ抜けて高い。
日本の航空の歴史の中でもっとも輝かしい時代だった。
しかし劇中、米兵のパイロットが零戦に舌を巻くシーンもなければ、日本人をなめてかかって泡を吹くようなシーンもない。「あんなすごいマシンに勝てるか」くらいのセリフは欲しい。
しかし映画ではただ「死にたくないんです」「戦いたくないのです」と爽やかに言う主人公が一人フラフラ上空から仲間が闘っているところを高みの見物しているだけである。なぜ彼がそういう思想になったのかの説明もない。零戦の魅力も日本海軍の強さもよく分からない。要するにただのヘタレ反戦映画だった。
原作を読んでないから何ともいえないが、原作もあのレベルだとしたら百田尚樹というのはお里が知れている。もし原作ではちゃんと書いているのにそれが映画では省かれているのだとしたらそれはそれでクレームを入れるべきだったろう。愛国者を気取るなら。

まあ、とりあえず韓国の「軍艦島」のほうが「永遠のゼロ」より百倍映画としての出来がいいのは確かだろうな。
ふぅ~。

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産業廃棄物 許可 行政書士

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2017.06.21 | | 時事問題

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