福島の日

今日は福島でお仕事だった。

幸い天気にも恵まれ日中は蒸し暑さを感じるほど。
福島市内での仕事を終え、ランチを求めてウロウロ。

最近はよほど時間がないとき以外、なるべくコンビニやチェーン店で済まさないようにしている。
その街を知るには、歩くことが一番大切である。
10分でも15分でも歩いた街と、車で素通りしただけの街では印象もだいぶ違うし、なにより街と自分との「距離感」が全然違う。
そしてその次に大事なのは、その街を「使う」ということだ。
ちょっとした買い物や食事、待ち合わせをするだけで、それまで見知らぬ場所だったそこが、なんとなく自分とつながったような気がする。
職場や学校があるのでイヤイヤ毎日通っているとか、人に無理やり連れて来られたとか、そんな受動的な使い方ではなく、能動的に「使う」。
たとえ通い慣れた同じ道、同じ住宅街、同じ駅でも、自分が「使われている」「早く帰りたいな」という意識で歩くのと、自分が「使っている」「来たいから来た」という意識で歩くのとでは、全然違う印象を抱くものである。気持ちよさも雲泥の差だ。
個人的には福島は何度か泊まったこともあるし、以前レンタサイクルで市内を走り回ったこともあるから知らない街ではないのだけど、それでも歩くと違う。
街の「いま」が見える。感じられる。

街の呼吸と一緒に息を吸い、街の鼓動に乗って歩いて汗をかく。
ほんの束の間でも。

20分ほどウロウロして、どうにか某居酒屋にて和食ランチにありついた。

「歩く」「食べる」。
これが最高だね。

午後は車で福島から南相馬へ。
ナビにどれだけ目的地を入れてもとんでもない迂回ルートしか表示しなくて、なんでだなんでだと思っていたら、そうだと思い当たった。
このナビ、2012年製だ。
原発事故でこの辺一体が封鎖されていた頃にデータ入力された機種である。なので、それを反映して当時封鎖されていた道路はルートを探知しないようになっているのだ。
参ったな。
でもググったら飯舘村を突っ切るルートがあり、そっちのほうが断然早い。
給油のため立ち寄ったガソリンスタンドでお兄さんにスマホの画面を見せて聞いた。
「このルートってもう走れるの」
「走れますよ!」
ちなみにこのお兄さんは無料でウォッシャー液を補充してくれた。スッカラカンだったから超助かった。。アリガタヤ(T_T)

飯舘村はもう避難指示が解除されていて「おかえりなさい」とか「ただいま」といった文字の書かれた看板が目に付いた。走るたびに思うが、本当にのどかで美しい村である。
南相馬での仕事のあとは国道6号で双葉町、大熊町、楢葉町と走ったが、この辺りはまだ帰宅困難区域で、国道6号から左右に曲がる道は全てバリケード封鎖されている。
地震のすぐあとに一度来て、その後も数回走っているが、相変わらず道路沿いのコナカもコメリもローソンもドコモショップもパチンコ屋も、あの日のままの状態で時間を止め、雑木や雑草に埋もれて古色蒼然としていた。
民主党政権でなかったら水蒸気爆発も起こらずここまで被害は広がらなかった。そう思うと本当に悔やまれる。
間違った選択をすると、ここまでの惨劇・不幸・悲劇を生むのだという教訓にするほかない。
だから東京都民が小池百合子なんぞを信用しているのを見ると怖気が走るのである。
気は確かか?と。
なぜ大衆というのはこうも物忘れが激しいのだろう。
なぜ何も学ばないのだろう。

☆クリックしてもらえると励みになります☆
banner (47)

よければこっちもお願いします(ブログ村ランキング)
にほんブログ村 花・園芸ブログへ






<PR>解体工事業の登録するなら!<PR>

関連記事

2017.06.16 | | 未分類(日常、随筆)

«  | ホーム |  »

プロフィール

yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
コメ欄クローズ中ですので、現在お声はメールでお願いしております。
⇒ mail@brightside82.com

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム