JASRACをぶっ飛ばせ。

JASRACが音楽教室からも著作権料を徴収する方針を決め、ヤマハ音楽教室など音楽教室を経営する各社に対し、年間受講料収入の2.5%を収めるよう提示した。ヤマハは怒ってJASRACを提訴。「音楽教育を守る会」なる団体を組織し、約300の団体がヤマハ側についた。
ヤマハの言い分は「音楽教室での楽曲使用には著作権は及ばない」というもの。著作権法は公衆に<聞かせること>を目的として他人の曲を演奏したり歌ったりして利益を得ることを禁じているが、音楽教室の生徒は音楽を聞きにきているのではなく、習いに来ているのでこれには当たらないという。
対するJASRAC側は「いいや、生徒どもは音楽の魅力を分って味わいに来ている。だから金払え」と。

ここまで来るともうヤクザとかそういうレベルじゃない。かつての特高(特別警察)みたいである。恐怖感さえ感じる。
共謀罪に反対している方々は何かにつけて安倍政治は暴走している!共謀罪は戦前の治安維持法だ!と騒ぐが、なぜJASRACには「軍靴の音が聞こえる!」と震えないのだろう?
個人の自由を制約している、表現の自由や幸福追求権を侵害する恐れがあるという点では共謀罪なんかの比ではない。
僕にははっきり聞こえるぞ。ヤツラの足音が!

先月にはユーチューブで自身のカラオケ映像をUPした投稿者がつるし上げられた。
前から言っているがこんなアホなことで騒いでいる国は世界広しといえど日本だけである。
ロックバンド「ジャーニー」の新ボーカリストはアーネル・ピネダという。
ユーチューブでジャーニーの曲を「歌ってみた」しているのを偶然、新たなボーカリストを探していたジャーニーのメンバーが視聴し、「歌うまっ!なんやこいつ!」とビックリ仰天して正式に新ボーカリストとして迎えられたのは有名な話だ。
フィリピンにJASRACがあったらジャーニーはピネダを発見できなかったろうし、ピネダもサクセスすることはなかったに違いない。
こんな話は芸能の歴史を紐解けば、枚挙に暇がない。
画家であれ役者であれお笑い芸人であれロックミュージシャンであれ、およそ「芸」で名を立てようとするものはみな、最初は他人の物真似やコピー、カバーで自分を売るものである。
その舞台がかつては路上やアングラ劇団、ライブハウスだったものが、現代ではネットになった。ユーチューブになった。
僕はユーチューブは現代の「パブリック・フォーラム」だと思っている。
「パブリック・フォーラム」というのは昭和59年に「駅構内ビラ配り事件」という事件の裁判で、ある裁判官が示した概念である。
簡単にいうと、個人が自分の意見を社会や不特定多数の他者に伝えたいのにその手段や場所がない場合、駅構内や公園や広場といった一般公衆が集まる場所って便利だよね?そういう所で表現する自由まで規制しちゃったら、みんな自分の意見を言う機会が失われちゃうから、駅前とか広場は「パブリックフォーラム」って呼んで、そういう場所では極力表現の自由を認めてやろうゼ。(公共の福祉に反しない限り)
・・・というもの。
僕はユーチューブは「パブリックフォーラム」としての機能も有していると思っているし、恐らくユーチューブ側もそういう考え方だろう。個人が自分の意見や才能を表明する場所を得ることで、個人は個人としてより豊かに、社会はより素晴らしいものになるのだ。
行き過ぎはダメだけど、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ♪、聴きたい曲も聴けないこんな世の中じゃ♪、歌いたい歌も歌えないこんな世の中じゃ・・・・POISONなのである。

音楽は著作権者のものであると同時に、ある一定のところから公共の財産という側面も持つようになる。もしそうなったらアーティストはそれを誇りに思うべきで、ちょっと路上や喫茶店で歌われたくらいでぎゃあぎゃあ騒ぐものではない。
というか、そんなアーティストが一体どれだけいるのか是非アンケートを取ってもらいたいものである。
今のJASRACは権利者の権利の保護という本来の役割の範囲を超えて、因縁をつけて回っているようにしか見えない。
彼らが一体誰を守ろうとしているのか・・・。
もしほとんどのアーティストや著作権者が宇多田ヒカルみたいに音楽教室での使用をOKしたら、彼らは矛を収めるのか??

そういう問題じゃない、などといって、ターミネーターのように追い回し続けるのか。。。

考えると本当に怖い集団である。

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2017.06.01 | | 時事問題

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