朝の庭、迷って夢見るガーデナー。

今日も電話のベルが目覚まし代わりで、疲労という名のバーベルが乗っかった瞼は錆びたシャッターのように朝日を嫌い、起きようとする意識とは裏腹にカラダは布団の奥の奥へもぐってゆく。頭からすっぽり布団をかぶって、金魚蜂サイズの夢の中へ戻ってしまおう。
「起きないこと」―・・・。
眠りながら足がツルほどに疲れている朝はそれだけが正義だ。
正月休みから連休まで続けてきた事務所の改造が一段落して頭もカラダも安心したのか、今日は起きるのが本当に辛かった。(-_-;)
布団の中で丸くなっていると二本目の電話が鳴った。手探りでスマホを探り当ててどうにか出た。
と思ったらスマホの目覚まし音だった。
楽しいことだけしながら 生きるって 出来ないのかしら。
などと阿呆みたいなことを考えながら階段を下りてコーヒーを淹れる。
コーヒーを1日十杯くらい飲む。
子供の頃からコーヒー党である。
朝は牛乳多めの甘いカフェオレにして飲む。
一口含んで、ダンボールが溜まっていたのを思い出してゴミ捨て場まで捨てに行った。
とんでもない寝癖頭である。髪の中で小人たちが花火大会でもしたみたいな頭である。

幸い誰にも目撃されずに済んだ。通路のストックたちには笑われたかもしれないが。
庭の彼らは僕などよりずっと早起きかつ健康的な生活を送っているので、こんなヤツが自分たちの管理者かと思っていることだろう。
その管理者はようやく室内作業から開放されて、庭へ再び意識が向かいつつある。
特に事務所の窓からバッチリ見える日陰の庭のブラッシュアップ。
せっかく事務所の中をきれいにしたのだから、窓から見える景色も良いものにしたい。
「見せる」庭ではなく、来客が思わず「見てしまう」庭。

うちに来る客のほとんどが男性で、もちろん花になど微塵も興味のない人ばかりである。そういう人ですら、席についたらまず窓の向こうの景色に目が行く、みたいな空間にしたいのである。
ここにはヘレボがたくさん植わっているが、どうしても「ただ咲いているだけ」に見えてしまう。というか窓際まで来なければ事務所の中からはヘレボは見えない。もっと高い位置で何か花を咲かせないといけない。
うーん。。。

青空。

こういう日は、優雅にひとり落ち葉の地面に膝などをついて苗を植えたり園芸的白昼夢に耽っていたい。。。

振り子の原理なのか、DIYをたくさんすると異様に今度は庭のことをしたくなるのである。

春が近いからかもしれない。
もちろん、一般的な意味での春はまだまだ先だ。
しかし個人的にはもう春を見ている。見えてしまう。
ただでさえ冬ギライでせっかちな性分だったのに、園芸などを始めたものだから僕の中ではもう「2月から春!」みたいなノリなのである。
今日、仕事で車に乗っていたら、信号待ちのとき、園芸店の軒先にクリスマスローズの開花株がずらーっと並んでいるのが見えた。
うちのヘレボ(クリスマスローズ)は2月の20日頃から咲き始める。古葉切りをしないといけないなと思った。
もうそんなことを考える時期になったかと思うと、せっかちで大ゲサな僕はぐんと春が近づいたような錯覚を覚えてしまうのである。
季節の変化は時に無常だけど、変化があるから夢も見られるのだと、
庭を持ってはじめて知った。

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2017.01.10 | | 園芸コラム

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祐平

Author:祐平
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
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