玄関にいらっしゃい。

奥さんが玄関にポインセチアを飾った。
DSC_0641987q (2)
ちなみに我が家の玄関はまったく統一感のないセンスで飾られている。
一体何がしたいのか、どういう趣味なのか他人はもちろん自分たちでもよく分からないのだ。
庭にも苦労しているが、インテリアは庭のように「ココ気に入らないから隠しちゃえ」とか「ぶっ壊しちゃえ」ということができない。借家だからなおさら出来ない。
家の様式は「昭和後期の少しお金に余裕のある和洋風のおうち」である。今の目で見ればただの「のび太の家」にしか見えないが、随所に職人のこだわりが垣間見える、いい家である。
玄関は広く、備え付けの下駄箱も重厚な感じだし、上がり框はデコボコした表面がそのまま活かされた材木がはめ込まれている。
こういう様式の場合、ふわっとした風景画でも額に入れて壁に飾り、花瓶に花など活けて下駄箱の上に置いて、悪趣味にならない程度なロココ・ザマス調に仕立てておくのがベターである。小さな金魚鉢などあってもいいかもしれない。
しかしそれは自分の趣味ではない。
自分は軽い人間である。空気のように中身のない人間である。
格式ばった額縁を用意されても、僕が出せるのはくしゃくしゃのポストカードくらいなのである。ただの壁とセロハンテープと画鋲があれば十分な人間である。
だからといって玄関を裸のままにしておくのも寂しいから、灰色のキモチのままあれを置いたりこれを置いてみたりして、結局、さらに灰色が広がっていくのだ。
DSC_0641987q (1)
ちなみにこれがこの間書いた、骨董品店で買った青銅のツボ。
このツボの桐の箱を塗り直して、↓のシクラメンの台座にしたわけ。
DSC_0641987q (31)
毎週のように他人のお宅へ上がらせてもらっている。今日も新規の顧客のお宅へ上がらせてもらった。百の家があれば百の生活があり、玄関がある。
足の踏み場もないような玄関もあれば、5匹ものコリーが吠えまくる玄関もあり、靴以外見当たらない無味乾燥とした玄関もある。
玄関は家の顔である。
玄関から目に入る限りの空間が、その家の基本トーンと思って間違いない。
玄関で受けた印象がそのまま続く。玄関だけやたらと凝っているが中はメチャクチャという人もいるかもしれないが、普通は比例している。
うちもそうだ。
捉えどころのない玄関の雰囲気がそのまま居間、キッチン、トイレの中まで続いている。どこを切り取っても、「俺らしい」と思える場所がない。せいぜい自分の部屋の壁くらいだろうか。
当然といえば当然なのだ。
玄関だけが和洋風なわけはなく、この家全体がそういうスタイルなのだから。
でも逆に言えば、玄関を攻略できれば、その応用で、他の部屋も攻略できる。
この家の玄関に合って、しかも自分も許容できるような装飾は何か。
「勝ちパターン」を見つけること。

そうすれば、意味不明なセンスの持ち主と誤解されるような玄関からも卒業できるに違いない。
DSC_0641987q (5)
・・・と、ひとり冷たい玄関に佇んでため息をつくのでありました。。

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2016.12.06 | | 観葉植物・インテリア

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