秋の陽だまり

秋の陽だまりに足を浸(ひた)す。

かけてゆく子供たちの声に鳥が飛び立つ。

落ち葉の小船がこそこそ笑いながら、光の中に溶けてゆく。

赤いものはなお赤く
青いものはなお青く
僕はベンチに座り、丸めてシワだらけになったハートをポケットにから取り出して、広げて、
また丸めてポケットに突っ込んだ。

色のあるものがすべて
つかのまの夕刻の 急ぎ足の女のように
僕の胸を踏んづける
川面が、ビルのうなじが、ママチャリの後輪の泥除けが西日にギラついて、僕は細い目をさらに細める。
季節のフライパンが
歓喜のポップコーンを膨らませてサプライズパーティを開いている。

ざわついた風になぶられて、僕の頭の中の風見鶏がぐるぐる回る。
いまのこと さきのこと かこのこと
あのこと このこと なんのこと
熱すぎる缶コーヒーを買って
隣に置く。
流し込んだら
雑音が
公園の遊具みたいに
止まった。

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2016.10.15 | |

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yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
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