半端な時期の旧古河庭園

東京都北区にある、旧古河庭園へ行った。

ジョサイア・コンドルによる洋館と、春には満開のバラが咲き誇る庭園があることで有名な「東京の隠れた名所」である。

学生時代、よくこの辺をウロウロしていたので以前にも来たことがあるが、その頃は頭の中は女の尻とロックと女の尻でいっぱいのアホだったからバラはおろか植物一般に興味なし。なぜか大名庭園は好きだったが(都内にはたくさん大名庭園があるのだ)、それは雰囲気が好きなだけであってそこに植えられている個々の樹木や草花など気にも留めなかった。
しかし今は違う。
少なくとも学生時代より植物には詳しくなったつもりである。
今の目で見たらどう映るだろう?という興味もあってやってきた。
偶然、今日は「都民の日」とかで入場無料だったのはラッキーだった。
埼玉県民だけどね!

チラホラ返り咲いたバラもあって、ちょっと得した気分。

やっぱ少しは花も見たいよね。

古河庭園の特徴はバラの洋風庭園の下に回遊式の日本庭園もあるところだ。

中途半端な時期に来てしまったが、紅葉シーズンにまた来よう。きっとすごく綺麗だろう。

歩いていたら、

足元、すごい数のドングリ!ドングリだらけ!

と夫婦で騒いでいたら
「ドングリじゃないよ」と声がした。
振り返るとひとりの60代くらいの女性が背中を曲げて地面を漁っている。
「シイの実だって」
と教えてくれた。
「食べられる、ドングリみたいなエグみがないんだ。私もさっき人に教えてもらったんさ」
彼女は歯で殻を割るとペッと吐いて、中の白いやわらかい実の部分を口に入れた。喋りながらそれを繰り返す。何度もペッペッと唾を吐く。このおばさんは「私も埼玉。川越の向こう側から来た」と言っていた。都民の日ばんざい。
視線を上に向けると巨木がこちらを見下ろしている。シイの木かしらん。

一つ拾って皮をむいて、食べた。

たしかに、食べられる。食感はピーナツに似ている。

そんなこんなでけっこう楽しめた。(無料で)

ひとつガーデナーらしい感想を言うと、バラの植え方が退屈である。

シンメトリックな西洋庭園なんてこんなものだと言えばそうだが、一列に整列させるより株元にコンパニオンプランツを植えるなどしてもっと花壇らしくしたほうが温かみが出るだろう。

事務的なバラは見るほうも事務的になる。
こんな感想は学生時代にはまず持ち得なかっただろうと思うと
何やってんだ俺
と、思わぬでもない。

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2016.10.01 | | 行ってみた

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