ソウルメイト・フラワー

奥さんが「奇跡奇跡」と騒いでいる鉢植えがある。
これ。

フクシアだ。ピンク色の、ラッパ型の可愛い花を咲かせる。
買って来たはいいものの縁台に置きっぱにして、一度水をやり忘れてシオシオになってしまったらしいのだが、水をあげたら復活してツボミまでつけたそうな。
フクシアは水切れ厳禁と言われるが、ギリギリセーフだったのかもしれない。
奥さんいわく「園芸を始めてから毎年買い続けてるけど満足に咲かせきった試しがない」フクシア。(そういえば去年か一昨年ハンギングにしたような気がする。そして気付いた時には茶色くなっていた気が。。。)
だからか僕としてはほとんど愛着がなく、これを「奇跡」と言われても正直奥さんの半分も感動出来ないのであった。「ふーん」yってなもんである。個人的にはクレマチスが元気に咲いてくれていることのほうがHAPPYである。
本当は自分が植えた植物に格付けなどせずどれも平等に愛してあげるべきなのだろうが、そんなキレイゴトくそ食らえで話をさせてもらうと、僕は基本的に「来るもの拒まず去るもの追わず」の精神で園芸をやっている。
つまり、何度やっても僕と息が合わずに枯れる花には冷淡にならざるを得ない。
残念ながらフクシアはそっちの組に入ってしまっている。

僕はいい加減な人間だが自分の花の植え方に問題があるとは思わない。いや、問題があったとしてもなおこの家に根付いていくれる花こそソウルメイトだろうと思っている。
たとえば通路の端っこで巨大化しているブットレアや門扉前で茂りまくっているコンボルブルス、数年間も全く同じ鉢(同じ土)で放置なのに頑張っているゼラニウム、震災の数ヵ月後、出張で泊まった岩手のペンションのおかみさんに譲られて、前の家から移植したユーフォルビア、ブロ友さんから頂いたオルレアやヘレボやシラン、アガパンサス・・・・
「心の友」的な草花はけっこうある(いる)。
それらはスっとこの家の土に馴染んでくれ、今もなお機嫌よさげに植わっている。(オルレアに関して言えば機嫌よすぎて手に余るくらいだが)
一方、何度トライしても駄目な草花もある。
僕の中ではキキョウがその代表格だが、それは人によって異なるだろう。
ほんと言うと、「去るもの追わず」とか言いながら3回くらい未練がましくリトライするのだけど、3回やって駄目だったらもう本当に追わない。そこまでストーカーじゃない。人間関係と一緒で、縁がない人とはどこまで行っても縁がないのである。だったらわざわざ自分から傷つきに行くことはない。
キキョウとともに、相性最悪の花だったのがクレマチスだが、諦めずに奥さんがプリンセス・ダイアナ(という品種)を通路に植え、評価が少し変わった。今のところ元気に咲いてくれている。(隣に植えてあるアーマンディは止まっちゃってるケド・・・汗)
DSC_0421236as (17)
でも、クレマチスは別格かな。
とも思う。
奥さんがクレマチスに惹かれる気持ちはなんとなく分かるし、それ以前に花を楽しみながら壁面を素敵に変身させることができる宿根のツル性植物はクレマチスくらいしか(市販には)ないのだから、クレマチスだけは「去るもの追わず」適用除外もやむなしかと。

今、奥さんの献身的な介護によって復活しつつあるフクシア君も、この調子でわっさーとなってくれたら、一気にソウルメイト・フラワーに格上げなんだけど。

とりあえず様子見。
あー、雨ばっかやだなぁ。そろそろ夏らしい高ーい青空が拝みたい。

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2016.07.26 | | トラックバック(0) | 園芸コラム

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