バスターミナル

日曜日の作業で何かに触ったらしく、いま両腕と顔に発疹が出て痒くてしょうがない。痒いだけならまだしも、この季節は半袖の日も多いので外見的に困る。おまけに内服薬を飲んでみたらえらい副作用がキツくて昨夜から今日一日、ずっと頭がぽわんぽわんして、地に足が着かない感じだった。(まあ、それでも横浜まで行ってきたけど)
どこの駅で降りても演説する声が聞こえてくる。ボランティアがビラを配っている。
バスターミナルの真ん中で、バスを待つ老若男女に声を枯らして頭を下げる。ひとり直射日光の下、日陰でスマホをいじっている有権者に向かって一票を無駄にするなと訴える。
かつての首相も毎朝駅前でミカン箱の上に立って演説し、JRの各駅停車に乗って国会まで通っているとかいないとか。
「選挙運動なんてポーズに過ぎない」と切り捨てるのは簡単だが、「じゃあお前やってみろ」と言われても出来やしないだろう。
政治家とは権力のために、理念のために、いや目的などなくてもそれをやってのけられる人のことを言う。良い悪いの話ではなく、資質の話だ。
政治の世界とは、執念が普通の人の何倍もなければ生き残っていけない世界なのだろう。
国会議員の平均年収は2269万円だそうだが、落選すれば多額の選挙運動資金が水の泡となる。執念だけでなく、リスクをものともしない器量と元手が必要というわけだ。
ギラギラの太陽の下、額を汗でテカらせながら、歯切れの悪い演説をする保守系の候補者を観ていたら、そんなことが頭をよぎった。
「沖縄の・・・翁長知事、沖縄は琉球でしたから、むかし中国と貿易していて。。。いま、中国のいいようなことばかり・・・やっている。尖閣の次は、沖縄が・・・」
言っていることは正しくても、耳に残らなければ意味がない。
「嘘も100回繰り返せば真実になる」と言ったのはゲッペルスだが、それはヒトラーだからそうなるのであって、凡人の正論は1億回聴いても退屈なままである。

僕はまた歩き出した。
風が吹いて、バスを待つ女たちのガウチョパンツがぱたぱたとはためいた。

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2016.07.06 | | トラックバック(0) | ガーデニング

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yuhei

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