安土城に登ってみた

先日、滋賀県の近江八幡市に行ったらたまたま「左義長祭り」なるイベントに出くわした話を書いたが、今日はその続き。
お祭りを見て、民家のガレージセールで拾った木枠を車に積んで、同じ八幡市内にある安土城跡へ。

安土城は織田信長が1579年に築城した城である。本格的な天守を持った、日本で最初の城といわれている。
お城と言うと立派な石垣の上に天守閣がどどーんとそびえているもの、というイメージがあるが、江戸時代以前は石垣はあっても天守閣のない城の方が多かった。
ご存知の通り信長は明智光秀の謀反により本能寺で自決するわけだが、安土城もそのドサクサのなか焼失する。明智の兵士が火をつけたとも、安土城の留守居を任されていた信雄(のぶかつ:信長の次男)が早まって放火したともいわれる。
僕個人は信長のファンではない。嫌い、といってもいい。
むしろ彼に滅亡させられた武田のファンなのでルンルン気分にはなれない。
が、「幻の名城」と謳われた安土城に来たかと思うとやっぱり興奮は禁じえない。

入り口のゲート。

入山料700円とか、なかなかボリよる。
「700円だったらお城だけですけど途中にある総見寺も拝観されますか」
と、受付の女性。
「したいしたい」
「1200円になりますぅ」
「・・・・・」
さすが近江商人の国である。
ゲッソリするような急角度の石段を少し上ると、もう総見寺。

この寺は安土城築城に伴い、信長によって建立された。
寺の中では信長ゆかりの品々や安土城の歴史を紹介するビデオなどが上映され・・・・ていたりするのかと思いきや違う。そんなもんはない。
廊下を歩いていたらどこからか「お好きな場所へお座り下さい~」と声が・・・。
「座れって、何で?」キョロキョロしながら僕。
「そういえばここ「お茶付き」って書いてあったよ」と奥さん。
「お茶が出るのか。じゃあ庭が見たい。ここがいい」
とりあえず座った。

「ようこそおいでくださいました」
少しして、剃髪した尼僧が盆を持ってやってきた。

「マジすか」
「お抹茶だね。羊羹もあるー♡」

想定外の贅沢タイムにうっとりする夫婦であった。

マジメな話、お寺には信長の位牌と肖像画、安土城跡から発掘された金箔瓦などが展示されているものの、資料館的な趣は薄く、やはり庭を見ながら非日常的な贅沢を味わう施設と捉えた方がいいかもしれない。

最後に、「守護武将おみくじ」なるおみくじを引いた。
「守護天使」ではなく、「守護武将」。
さて、あなたを守ってくれる武将は誰でしょう!?

結果・・・・。

「やっぱし・・・・」
「やっぱしとはなんだやっぱしとは」
「性格一緒やもん。残忍で、ワガママ!」
「しかしこれはなかなかいいコンビだな。理知と行動」
<信長を引かれた方は受付までお申し付け下さい>
とあったから受付に持って行ったら好きなお守りを選んで持っていけという。「商売繁盛」と書かれたものを選んだ。
最後に、信長さんの廟にお参りして下山した。

嫌いだった信長がまさか自分の守護武将だったとは皮肉な話だが、安土城であんなおみくじを引くからには何かあるのだろう、これからは少しくらいはリスペクトしてやるか。

【おまけ】
ところで、最近、新東名高速が豊田まで伸びたのに伴い、長篠・設楽原SAというのが新たに出来た。
帰りみち、休憩がてら立ち寄った。

織田が武田を滅ぼした「長篠の戦い」になぞらえて、東京方面の上りSAが「武田方」、名古屋方面の下りSAが「織田方」になっていて、既に行きには「織田方」のほうに立ち寄っていた。
この「武田方」は下りの「織田方」に比べると規模も小さく、ショップの売り場面積も不自然に狭く、明らかにショボかった。
差別である。
武田ファンとしてはそれだけでも不愉快なのに、追い討ちを掛けるように「パァーン!」「パァーン!」と火縄銃の銃声が鳴り響く。
信長発案の「三段構え」の鉄砲隊の活躍により戦国最強を誇った武田の騎馬軍団が壊滅したのは知っての通りだ。
パァーン!パァーン!
銃声は鳴り続ける。やっぱり守護武将でも好きになれん。
なんという悪質な武田ファンへのイヤガラセ!
と思ったら違った。

花火かよ!
3月に花火とか上げんなよマギラワシー!(笑)
銃声の演出なんぞありませんでした。単なる卑屈な武田ファンの被害妄想! 

なんか、最後まで信長に翻弄された日だった。。

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2016.03.15 | | 行ってみた

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Author:yuhei
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