映画の話

先日、十数年ぶりに映画館で映画を観た。

近所のモールの映画館。

最後に映画館で映画を観たたのは高校3年の頃、ティム・ロスが海の上でピアノを弾く作品だった。内容は薄すぎて全く記憶にないが、しょっぱい思い出ほど忘れないもので、主演俳優とタイトルだけはしっかり覚えている。
ちなみに最初に劇場で観た映画は「となりのトトロ」だった。母に連れられて街の市民ホールみたいなところで観た。あのテーマ曲を聴くと、初夏のある晴れた日に母と並んで公園の幅広の階段を上ってゆく子供の後姿が目に浮かぶ。
中学生になって本格的に映画に目覚めた。
「テレビタロー」(番組表)を買って目ぼしいテレビ映画を全部チェック、録画し、同時にレンタル店で少ない小遣いをはたいて新旧のハリウッド映画を片っ端からレンタルして観るという、映画浸けの日々。
困ったことにほぼ時を同じくして洋楽に目覚めた。
これは当然の帰結だ。なぜなら僕が好んで観ていたのが80年代~90年代前半のハリウッド映画だったからだ。映像と音楽の関係をもっとも大切にしていた時代。その効果を最大限に活かす方法を模索しながら完成させた時代。
そんな時代の映画ばかり観ていたら誰だってシンディ・ローパーやVANHALENやプリンスに興味を持つ。だから僕の音楽の「原点」は映画なのである。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」であり「ストリート・オブ・ファイアー」であり「グーニーズ」であり「プリティウーマン」であり「ブルースブラザーズ」であり・・・。
どういう14歳だよ?と自分でも思う。
しかしその頃(90年代後半)、それらの映画をリアルタイムで観た世代(今40代半ばくらい)の大人たちは、自分たちの過去を亡きものにしようとしていた。ボーイ・ジョージやジョン・ボン・ジョヴィやマイケル・J・フォックスに胸をトキメカセていた自分を恥じ、洋楽を捨て、「80年代は黒歴史」とうそぶいていたのである。
でも僕は80年代の映画や音楽が大好きだった。
サイレントから外国の小難しい芸術映画まで観るようになっても、僕の中で80年代ムービーの評価が揺るいだことはない。トリュフォーやゴダールやポランスキーやアンジェイ・ワイダと同じ引き出しに「摩天楼はバラ色に」が入っている。デヴィッド・ボウイやREMやレッチリと同じフォルダにナイトレンジャーやボンジョヴィが入っている。
それが僕である。
会津藩の格言に「ならぬものはならぬものです」というのがある。高潔なルールを守るのに理屈は不要だコンチクショウ、という程度の意味である。
それと同じで、好きなものは好きなもの、である。
自分の好きなものを恥じる必要なんてどこにもない。

あ・・・、
肝心の「スターウォーズ」の新作は面白かった。
中学3年の修学旅行(京都)で、おみやげ用に持ってきたお金の大半を新京極のフィギュアショップで使い切った「スターウォーズ・オタク」の1人として言いたいことは山ほどあるが、ドン引きされるだけだからやめておこうっと。

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2016.01.20 | | 映画の感想

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