雪が洗う僕と庭。
昨日の昼過ぎに全部の鉢花、ハンギング、プランターに水をやり、夜、出先から帰ってくるとき雨に降られた。何週間かぶりの雨。「ちっ、人が苦労して水をやった時に限ってこうだよ」と腐ってたら、やまずに雪になった。
朝起きたときには既に雨になっていて、雨樋の隙間から解けた雪が小刻みのリズムを地面に奏でていた。
去年はそうでもなかったが、関東は13年、14年と大雪に見舞われた。
一昨年(14年)の大雪のときは忘れもしない、首都圏でも大雪警報が出るなか、まさかの秋田出張(!)が決まり、東北自動車道の通行止めが解除されるやいなや秋田の横手市までぶっ飛ばしたのであった。
この辺の人は雪に慣れていないので雪が降ると必ず怪我人や立ち往生する車が続出する。今年は暖冬だったからノーマルタイヤの人も多いだろう。明日が心配。極力車で外出しないようにしよう。。。
ハンギングのストックが・・・・。(泣)
スタッフのA君が出社してきて、開口一番「通路、ヤバイよ」。
カッパを着て外に出ると、こんもり積もった雪のカーペットの上にA君の苦難の足跡が道路から点々とこちらに伸びていた。(笑)
まずいな。今日はこのあと外でする仕事がある。奥さんが滑ってまた腰を悪くしたら大変だし。
土砂降りのなか雪かきスコップを手にとって、雪かき開始。
雨の中雪かきしているのは僕だけらしく、スコップでアスファルトをしゃくる度に「ガリガリ」「ジュワロロロ」「ブシャー」と、大きな音が近所中に響き渡った。
玄関から表の道路までの約20メートル。
くたびれついでに駐車場に行って車のフロントガラスと頭から雪を落とした。
しんどかったけど、爽快でもあった。
庭を自分の顔だとすると、この雪は寝起きの洗顔みたいだった。
全部まっ白になって、畑も野菜も花壇も通路の花たちも何も見えなくなって、逆にこの庭の形、広さだけが浮き彫りになった。
残念な部分、気に入らない部分も雪に埋もれて見えないので、サッパリした目で眺められた。リセット。
シャキッとしよう、シャキッと。
雪が完全に消えたら、また楽しいアイデアが浮かぶ気がする。きっと。
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2016.01.18 | | ガーデニング
