2018-11-12 Mon
韓国の徴用工問題は多くの日本人を驚かせ、呆れさせ、同時に大いに怒らせた。関連ニュース記事のコメントを覗いていると必ずといっていいほど「断交」という言葉が目に入る。
韓国との国交を断て!というのである。
そんな過激なコメントにいいね!がたくさんついて、そう思わない人はほんの少ししかいない。
つまり一般国民の大半が断交OKとまでは言わずとも、そう言いたくなるほど腹を立てているのである。
ロッテのお菓子は買わない、ガムでも買わないという頑固な人も多く見かける。
たとえば先日、菓子メーカーのロッテが「爽」というアイスを値上げする、というニュースがあった。
そのコメント欄も
「そもそもロッテの商品買わないから」
「『スーパーカップ』だったら泣く」
といった嫌韓ムードに支配されていたり。。
こんなに誰もが韓国を嫌っているんだから、『もし本当に韓国と断交したら、韓国製品が出回らなくなったら』・・・・・・というシュミレーションをテレビでやったらきっと受けるだろう。
とりあえず僕の生活上で「韓国」が禁止されると困るのがチョコパイである。
これまでの人生でチョコパイに投じた額は恐らく数万円は下らない。。
『雪見だいふく』は年に数回食べるか食べないかだが、秋冬春は『チョコパイ』は毎月のように買う。
奥さんは『クランキー』の大ファンであるから買えなくなったら嘆き悲しむだろう。
それから僕はK-POPが大好きである。
寒がりだから自分のことを『防寒少年暖』と名乗るくらいだ。
というのは嘘だがKARAとかBOAとかAOAとかTWICEとかRED VERVETとか手当たり次第に聴いている。
ボーイズグループは聴かない。音楽がつまらない。BTSもどこがいいのか分からない。原爆Tシャツなんか着てくれなくても最初から好きではない。セブンティーンもあのボーイズラブ感が無理だ。
韓国人の音楽ビジネスの真骨頂は女性グループの楽曲の中にこそある。
そこにはABBA、カルチャークラブ、シンディ・ローパー、マドンナ、バナナラマ、SPEED、小室哲哉、PUFFY、モーニング娘。といった世界中のPOPS要素が詰め込まれてミックスされている。
KARAがSPEEDに憧れていたのは有名な話だし、最近人気があるAOAは浜ちゃんの「WOW WOW TONIGHT~時には起こせよムーブメント~」をカバーしそのMVには小室自身が出演していたりする。
TWICEの楽曲は質、メロディ、サウンド、イメージ、どれをとっても英米のPOPSにまったく引けを取らない。
BTSは好きではないが彼らが全米ナンバーワンを獲得したのは驚かない。
韓国人は大衆音楽を作るのが上手いのである。
音楽だけではない、「エンターテイメントとは何か」を心得ている人たちなのである。
それは時にアメリカの模倣であり、日本の後追いであろうが、それだけで片付けられない「オリジナリティ」や「強さ」を持っているのはちゃんとK-POPに触れれば誰でも感じるはずだ。
反面、韓国にはこれといった芸術はない。ノーベル文学賞の候補にあがるような作家もいない。そもそも古典がない。
いわゆる「ハイカルチャー」、「正統派」の文化では中国、日本の足元にも及ばない。
だから、かどうか知らないが、彼らはエンターテイメントに特化したのではないかと僕は推測している。
BTSの快挙は、それが結実したものだと思った。
断交というのはナンセンスだが、別に韓国と仲良く未来志向でとも僕は思わない。
自分は日本人で日本ファーストである。
ただバンドでも歌手でも映画監督でも「お芸術」ぶった輩が大嫌いな僕は、どうしてもエンタメ路線しか出来ない韓国カルチャーが痛快すぎて好きにならずにいられないのである。
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