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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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不思議なランチタイム
昨日、山形での仕事のあと、市内のとある個人店のレストランに入った。
ランチメニューに「バサのムニエル」とあった。
注文を取りに来たマスターらしきオジサンに「バサって何ですか」と訊いたら、カレイとヒラメを足して二で割った感じの魚だと教えてくれた。
「ぶっちゃけ言うと、東南アジアのあったかい海で獲れる魚で、一般的にはイメージはあまりよくない」
とも。
面白そうなのでそれを注文した。
料理が来た。
「どうですか」
とマスター。
調理の仕方が上手なのかもともと美味しい魚なのか、あっさりして美味しかったのでそう答えたら
「一昔前まではね」
とマスターは隣の席の椅子の背もたれに寄りかかりながら山形弁で語り始めた。
他に客はない。
変わったマスターだと思った。
「一昔前まではこういう魚も、ブラックタイガーもオージービーフも、日本で食べる人なんかいなかったんだぁ。臭くってねえ。それを日本の商社が現地に行って、エサから飼育方法から研究して、やっと日本人の口に合うように変えてったんだな」
「はあ・・・」
「それをだ、今ではなーんにもしてねえ中国人がみんな真似してもってっちゃうんだよ」
突然中国批判に話が変わったので少々ビックリしながらもバサを食べているとマスターはなおも話し続け、中国の歴史は侵略と民族浄化の繰り返しだから生き残るためには手段も選ばないのだろうと結論付けた。
「山形もサクランボのブランド盗られないように注意ですね☆」
出来ればゆったり静かに食べたかったというのもあり、自分はさらりと同意しておいた。
が、マスターは引っ込まない。
「うん」と頷くと今度は「君くらいの世代はどう思っているのかね?」と訊いてきた。
「何を・・・・ですか?」
「貴乃花親方についてだよ!」
「ええ!」
一気に話が変わった。
マスターは相撲協会が許せないと言う。ああいうあからさまに改革をしようとしている人を抑え込むなんて、俺は許せないんだ、と。
その怒りをたまたま埼玉からやってきて偶然この店に入った自分にぶつけてきた訳である。
ランチセットはもう大方平らげていた。
もういいやと開き直って自分は質問に答えた。
「相撲ファンが馬鹿だと思います」
と自分は言った。
「協会が不祥事を起こしても喜んで会場に行く。テレビやネットはあくまでも貴乃花の味方ですが熱心な相撲ファンは今場所もせっせと国技館に足を運んで白鵬の全勝優勝に歓喜してましたよね。不祥事の多い協会への最も効果的な怒りの意思表示は「チケットを買わない」ことなのに、相撲ファンはそれをしない。理解できません」
「コアな相撲ファンは年寄りばっかだから、よく分かってねえんだ」
「あと稀勢の里がだらしなさすぎますよね。結局ショルダーアタックを禁止しようとモンゴル人力士同士の星の分け合いがあろうとなかろうと、実力でやっぱり白鵬が全勝優勝な訳じゃないですか。問題があったって客は来る、白鵬は無敵なままで人気も維持してる、相撲協会が悪びれずにいられるわけです。おまけに当の貴乃花の弟子も暴行事件を起こしちゃったし」
「俺はアレは仕組まれたんだと思うよ!どこの部屋でも行われてることをすごく大袈裟に取り上げられて失脚させられたんだ」
「陰謀論ですね」
「でもあれでだいぶ弱っちゃったね、貴乃花親方は」
それから話はなぜか迷惑な高齢者の「あるある」に移り、貴乃花はどこかへ消えた。
話が終わりそうにないのであからさまに帰り支度をして席をった。キャッシャーで会計をしている間もマスターは話し続けた。
やっとこさ店を出た。
するとマスターも一緒に外に出てきた!
今度は「山形県民」の特徴について語り始めた。
自分もお人よしというか人の話を聞くのが好きなので無下に断ち切って帰る事が出来ない。それに、話の中身がなかなか面白いのである。
「で、山形県民の最大の特徴ってのは何なんですかね」
と自分は聞いた。
マスターはきっぱり答えた。
「現 状 維 持 !」

変わったランチタイムであった。
別れ際にマスターは深々と頭を下げた。
「こんな面白い山形県人のオジサンもいるということで、ありがとうございました。また山形に出張に来る時は寄って下さい」
バサの味も忘れるくらいインパクトのあるマスターだった。

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産業廃棄物 許可 行政書士

未分類(日常、随筆) | 23:13:17

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