ニワノマリゴ

庭でマリーゴールドが咲きまくっている。

かなり好きな花。

安っぽい、幼稚な花といえばその通りだが、

安っぽい、幼稚な庭だからよく似合う。

僕にとってマリーゴールドは元気をくれる花である。

このハツラツとした咲きっぷりを見ているとこっちまで頑張ろうという気になる。
もちろん、花姿も色も、強さも、育てやすさも、値段が安いところも好きだ。

黄色は幸福の色と言われる。
黄色の花といえばひまわりだ。
ソフィア・ローレンとマストロヤンニの「ひまわり」という映画があったが、ひまわりは圧倒的な生命感を放つ分、ともすると非常に刹那的で、種が出来、みるみる枯れてゆくあの変化の早さには無常感さえ漂う。
だから命をかけた燃えるような大恋愛に寄り添って咲く。
ひまわりの幸福はスペクタクルでハイビジョンである。
そこへ行くとマリーゴルドの「黄色」はせいぜいスーパーマーケットの中の幸福である。家の近所を歩いていて得られる程度の幸福である。
ポケットサイズのよろこび。
大体、「幸せの黄色」と言っても、マリーゴールドの場合、見る者を幸せにするというよりマリーゴールド自身が一番幸せそうである。ウキウキしている。マリゴ自身が楽しけりゃいいという感じだ。たぶん、植えてたってご利益なんかない。刑務所から出所した昔の男がはるばる会いに来てくれたりしない。(まあ、あれはハンカチだけど)

花壇でも菜園でも通路でも、(うちの場合)どこでも浮かずにしっくりハマり、ちゃんと咲いてくれる。
こんな頼もしい&可愛く思える花は他にない。あんまり。

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2016.10.31 | | ガーデニング

そういう家が好きだ。

寒い朝。灯油のルート販売のトラックがやってきた。懐かしさと哀愁を同時に喚起する、古いおもちゃのような軽快なメロディが界隈にこだまする。
昨日までは来なかった。
「冬になった。」
と思った。

午後、庭に出た。
サフランが咲いていた。

雌しべを収穫しておいた。昨日の雨でヘナヘナになっているものもあったけど、乾かせば大丈夫だろう。
どういう訳か去年は雌しべを水につけても黄色くならなかった。初年だったからかな。。乾燥が足らなかったかな。
パエリアを作りたくてサフランを植えているようなものなので、今年はちゃんと色が出てくれますように・・・。

天気はよかったのだけど、今日は園芸はせず、ウォーキングをした。奥さんがあるお店へクルミを買いに行きたいと言うので。

足を伸ばして普段まったく通らないエリアを歩いた。
「ひと昔前の新興住宅地」には庭がある。カーポートもある。
もう子供たちも自立していまは夫婦二人で住んでいる、といった風な、静かな家々。
門扉のシーサー、芝生、びわの木、人感センサーライト、プリウス。
ポストからはみ出た回覧板、ゴルフネットと単管パイプ、サンダル、空っぽの犬小屋、ソーラーパネル。
自分とは何の関係もない人たちの家。通り過ぎるためにあるような風景。
なのにそこに時(とき)が浮かんで見えるのは、
庭があるから。木があるから。
伸びっぱなしの芝生や傾いた玄関先の小階段に、賑やかな過去がにじんで見える。
サッカーボールがバウンドし、ケン、ケン、パ!と声が弾けていた午後もあったろう。
いまは雑音も消え、人生の指紋が残った。
そういう家が好きだ。

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2016.10.30 | | 未分類(日常、随筆)

カクテルにハマる

下手の横好き、ならぬ下戸の横好きで、最近、カクテル作りにハマっている。
下戸ではないけど、まあ、弱い。
飲むとすぐタコみたいに紅くなって眠くなるからごく親しい人の前でしか飲みたくない。だから外ではまず飲まない。居酒屋なんか独りでは入ったことがないし、バーもスナックもキャバレーも知らない。文字通り、足を踏み入れたことさえない。
なんとも公序良俗なお子ちゃまな生活を送っているわけである。
普通なら、会社の上司に教えてもらったり仲間同士の付き合いで色々と「大人の世界」等を覚えていくのだろうけど、自営業だし、結局この年になるまでそんな機会もなく、当然、誰かに飲みに誘われることなどないまま今に至っている。
しかしそのお陰でカクテル作りに行き着いたとも言える。
最初は家でビールを1缶飲む程度だったのだが、そのうちにビール以外の軽いお酒にもトライしてみようと思って、「スミノフ」とか「ウメッシュ」とか「氷結」とかも飲むようになった。
ビールの比率が減っていき、気付けば甘いお酒ばかり選んで飲むようになっていた。
夏、自宅の梅の実を氷砂糖につけてシロップを作っていたら、読者の方にコメントで「梅シロップ、紅ワインとソーダで割って飲んでも美味しいですよ」と教えてもらった。赤ワインは料理用のがあったが、炭酸水はなかったので買ってきて試した。確かにうまかった。
思えば「割る」という行為はそれがキッカケで覚えた。お店で炭酸水を買ったのもそのときが初めてだ。僕がアル中になったらそのコメントをくれた方のせいにしよう(笑)
そんなこんなで色々「味の付いたお酒」を飲んでいるうちに、「家でこういうの作れないのかね?」と・・・。
もちろん作れる。

まだビギナーだけど少しずつお気に入りが定まってきた。
これはカンパリオレンジ。
ほぼ毎晩飲んでるカクテル。いまは一番これが好き。
あと好きなのはルジェというメーカーのカシスを炭酸水で割った「カシス・ソーダ」。
ウォッカをグレープフルーツジュースで割った「ソルティ・ドッグ」も最近覚えた。グラスの縁をレモンで湿らせておき、そこに塩を当てて、そのまま飲む。しょっぱ甘酸っぱいなワケわからん飲み心地がクセになる。
小説や映画でお馴染みの「マティ-ニ」も作った。ちょっとした憧れの酒だったからどうしても飲んでみたかったのだ。
わざわざドライ・ジンとドライ・ベルモットを買って作ったのだけど、度数が強すぎて一口飲んだだけで「うおい!」てなった。お子ちゃまには無理。(T_T)/~~~
自宅カクテルのいいところは自分の好きな度数に出来るところ。
これからも身の丈にあった楽しみ方を研究しようと思う。

コメリでウィンターコスモスが80円で売ってたので思わず4株も買ってしまった。。
明日植えよう~っと。

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2016.10.29 | | 未分類(日常、随筆)

変化を楽しむということ。

秋が深まり、なんとなく庭に明るさが戻った気がする。

冬前の束の間のアンコールという感じで返り咲く花もあれば、夏前から咲きっぱなしの花もあったり、僕が新たに植えた花もある。

春夏の花にとっても秋冬の花にとっても、今が一番、心地よい温度と湿度なのかもしれない。(今日はさすがに寒すぎだけど)

家の中で庭ほど変化に富んだ場所はない。
この家に越してくる前は「いかにして花で家を面白く見せるか」「いかにして見る人を圧倒させるか」のほうに神経を使って、花の365日にあまり関心がなかった。というか一年草が中心だったので咲かなくなったらそれまでだと割り切っていた。
今でも僕は「一年草は家を飾る道具。使い捨てでいい」と思っているが、ガーデニングを始めた頃はそれがもっと露骨で、「緑の葉があっても花が咲いていなければ意味がない」くらいに思っていた。
しかしこの家に来て、少し丸くなった。・・・少し。
花たちの表情の変化にも面白みを感じるようになってきた。
特に通路は一番花の種類も多く変化にも富んでいるせいか、イヤでも気付く。
先週まで咲いてたのがもう種をつけているとか、刈り込んだら脇芽が出てきたとか、付近にこぼれ種の子孫がたくさん出ているとか、花が終わって地上部が枯れ果てていたり・・・。
こういう楽しみ方は通常、宿根草や多年草を中心としたナチュラルガーデンにおいてされるものだが、一年草にだって変化はある。
マリーゴールドなんか真夏には直射日光で葉っぱの色素まで抜けるほどカラッカラになっていたと思ったら、10月に入ると「同じ株か」と思うほど力強い葉を全身にみなぎらせて黄金の花をいくつもいくつも輝やかせる。
どの店でもゴミ扱いのブルーサルビアは花が散って白い花穂だけになっている部分と、まだ青い花が残っている部分が風に揺れて混ざり合う姿がとてもキレイだ。
ストックは摘心して置くと知らないうちにわき目から芽が出て花を咲かせていたりする。
・・・とまあ、1年草は1年草なりに、数ヶ月のあいだに色んな顔を見せてくれるので飽きない。

そんな風に思えるようになったのも、この通路のお陰だ。
こういう、両サイドに植栽できる土の部分があり、しかもけっこうな長さの上り坂になっているというヘンテコな環境を与えられたことで、「見せる園芸」と「個人的に楽しむ園芸」の両方を満たすことが出来るようになったからだ。
この場所を一丁前にするにはそれなりの数が必要だったのであとさき考えずガンガン色々な花苗をぶち込んでいったら、なんというか、通路がひとつの生命体みたいになって、細部に意味が伴うようになった。
全体をひとまとまりと見られるようになると、同時に、全体の中の小さな変化にも気がつくようになるのかもしれない。
「私が植えたクレマチスには気付かないけどね!」by奥さん
(このあいだまた間違ってむしり取っちゃったのだ。。。)
お・・・おやすみなさーい。(-_-;) 汗

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2016.10.28 | | 園芸コラム

冬に眠るもの、目覚めるもの

花壇の中に埋もれている陶器の鉢。

覗いてみると、

住人がいた。

彼らはこの庭の小さな警備員である。
特に通路に常駐して僕たちの知らないところで毛虫やら蛾やらを食べてくれている。(と思われる)
冬眠の準備だろうか。
確かにこの場所はベスポジといえよう。なかなか見る目のあるヤツだ。
もし人間に生まれ変わったら不動産屋に勤めて僕のためにいつか広い庭のある家を探してくれないか。(ここもいつかは出て行かねばならないからね)

庭という小さな自然界には冬眠ならぬ夏眠から目覚めるものもある。
去年植えたまま放置していた葉牡丹。復活していた。

イポメアに覆いつくされて気付かなかったのだが、黄色い葉っぱの布団の下で冬が来るのをじっと待っていたのだろう。
たかが葉牡丹。
なのにこの嬉しさはなんだろう。
植えたことさえ忘れていた植物が勝手に生えてくる驚きと喜び。

落花生、乾燥中。

次は炒って食べます。

この前落花生と一緒に収穫した生姜。

キュウリと一緒にゴマ和えにして食べた。ちゃんとパンチのある生姜の味がした。
獲れたては新生姜みたいに白くて、野菜売り場にあるような、茶色の生姜にするためには発砲スチロール等の箱に2ヶ月ほど密閉しておくとよいとか。このままでも十分美味いけど。

ふう、やっと金曜日か。。
明日は来客がある予定なので玄関周り、掃除しておこう。
あ、明日雨か。。
土日まで湿らせないで欲しいな。

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2016.10.27 | | ガーデニング

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プロフィール

祐平

Author:祐平
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
コメ欄クローズ中ですので、現在お声はメールでお願いしております。
⇒ mail@brightside82.com

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