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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。

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事務所の床の張替え
松阪、名古屋出張から戻って翌日(金曜日)は事務所の解体。全てのものを隣の居間に一時的に移すという大仕事。

前にも書いたが、床がブヨブヨなのである。入居時にリフォーム業者に頼んでおいたはずがどういうわけか中途半端にしか改善されておらず、工事のやり直しを仲介業者に求めて、先月、廊下の床の張り直しをしてもらったのはご記憶の方もいると思う。(⇒コチラ
事務所の床もそのリフォーム業者が補償するべきだが、あまり信用できないのと、頼んでも事務所までは補償してくれなさそうだったことと、何より、床以外にも直したいものが出てきたので、大家さんと仲介業者さんの幼なじみであるS氏にやってもらう方がよくね?ということになった。S氏は水周り、大工仕事、内装などハウスリフォーム全般をカバーするエキスパートなのだ。
床以外の悩みとは、トイレである。
TOTOの洋式便器なのだが、さすがに30年も昔のものだけあって、最近、水が流れっ放しになることが何度か続いた。
また、この便器、一度に放出する水の量が半端ない。12リットルくらい使う。しかも小・大の別はないから、ちり紙一枚流すだけでも12リットル使うのだ。おまけにそれだけの水量を使いながらキレイサッパリ流れないことがあり、「こりゃ無理」と担当のK氏(不動産屋)を通じて大家さんに交換を願い出た。
K氏によると、大家さんは快諾してくれただけでなく、「もうお前(K氏)のいいと思うようにしてくれてイイ、って言われました」
と太っ腹な親友を誇るように笑った。
子供の頃からこの家に入り浸って遊んでいたK氏はもはや大家さん以上にこの家に詳しく、入居者(僕たち)とも心を通じているから、大家さんも全幅の信頼をK氏に置いているのである。
ただでさえ奇跡的な物件(特に庭が)なうえに、こういう不思議な人間関係に包まれている家に住めて自分は幸せだとつくづく思う。
そういう訳で、事務所の床の張替え、1階のトイレの便器の交換&トイレの床の張替え(トイレの床も危ない箇所があるのだ)をS氏とS氏の助っ人さんがしてくれることになった。

そうそう、片付けの最中、なぎこさんから陣中見舞いのように「むかご」が届いた。

作業中の疲れた心をほっこりほぐしてくれた。
奥さんが作った巨大な書類棚兼事務机をバラし、数十枚のカーペットタイルを剥いで畳を掃除機でキレイしに、床に伸ばしていたPCのケーブルなども空中に走らせ、きれいさっぱり和室を空っぽにしたのが夕方4時ごろ。

集中して頑張ったから意外に早く終わった。

で、今日(土曜日)。。朝9時にS氏が来るというので8時前に起床し、眠気まなこのまま昨日バラした書類棚と机を外に運び出した。

色を塗るためである。
「どうせ事務所を空っぽにしたんだから、何か変えたいよね?」
と昨夜突然奥さんが言い出した。そう言われてみると確かにそうだ。こんな大作業は滅多にない(あってたまるか)のだから、これを機にイメージチェンジするのもいいかもしれない。
それで、床を変えるか上物の色を変えるか話し合い、「あなたがあれらを全部塗り替える」と言う結論に達した。
僕が今日、朝9時から午後3時半頃まで独りで塗装作業に没頭していた理由はそれである。今迄で一番大変な塗装作業だった。
しかしこれによって事務所がアメイジングに生まれ変われるなら、本望である。
S氏と助っ人の大工さんがやって来たが、僕は小屋の前での塗装作業に追われて彼らの仕事をほとんど見られなかった。助っ人さんが事務所の床を、S氏がトイレを、という風に分担してるようだったが。。。

畳を取り払い、床板の上に新たに根太を張り、その上にコンパネを打ち付けていく。つまり二重の床である。


便器登場!

便座はこちらで用意したので、便器だけである。
大家さんは快諾してくれたが、それは通常使用するのに不便のない範囲内での話。奥さんの「だったらいっそウォシュレットにしたい」という希望はもちろん自己負担。床の工事と便器代までは大家さんが負担してくれ、便座は僕らが好きなものを探して用意しておくことになっていた。

ビフォー。(いかにも昭和風のカーペットである)

アフター。 

レバーの「大」「小」という文字を見て感動。
流れる水の量も少ないし、タンクに水溜まるの早いし、これでやっと人並みに用が足せるよ。。。

2階のトイレは便座だけ新品に交換。

僕が庭で塗装している間、取り付けから配管まで奥さんが全部ひとりでやった。

午後5時前、全ての作業が終了~。(僕も塗り終えた)

二人のプロフェッショナルのお陰で、事務所の床は超人ハルクがタップダンスしてもビクともしない(??)カチカチの床になりました☆
でもまだ終わりじゃない。
この上にフローリングを張り詰める・・・という途方もない、かつてやったこともないDIY作業が待っているのだ。(奥さんは目をキラキラさせてますが)
それが終わったら全ての「復元作業」・・・。
これらを明日中に全て終わらせなければならない。(>_<)

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未分類(日常、随筆) | 23:53:56
松阪の園芸店
さて、松阪での仕事を終えて訪れたのは、松阪フラワーセンターというお店。

いかにも地元ガーデナーの御用達、という感じのお店で、続々とお客さんがやって来る。「フラワーセンター」という名前からして昔からあるお店なのかもしれない。個人的にはこういう昭和の香りがする大型店舗が好きである。見ると入らずにはいられない。
期待通り、入り口前にこのコーナー。なかなかツボを心得ている。

客に「おっ」と思わせるこういう姿勢は大事。大した商品は置いてなくて、実際はただの「釣り」であっても、僕は構わない。「釣り」すらしない園芸店よりは100倍マシである。
ちなみにこのコーナーの花苗を10株ほど最後に買った。

入り口から想像するより敷地は広く、品揃えも豊富。

青系は青の棚に、白系は白の棚に、という風に、苗はみな色別に陳列されている。


これ、シロタエギクなんだって。わ~.+**☆*☆+.。

1株300円くらいしたから買わなかったけど、キラキラしてクリスマスの寄せ植えとかリースに使ったら映えそう。

外の苗売り場を物色していたはずが、気付くとテラコッタや植木鉢に目が行ってしまう。
面白いデザインの鉢がたくさんあったからである。
 
おにぎりコロコロのように鉢を追いかけて進む。。。
 
鉢は切れない。どこまでも、どこにでも鉢が置いてあるのだ。
ふと目を上げて、鉢や容器の品揃えが半端ないことに気付く。

あらゆる色、あらゆる形、あらゆる素材の鉢がありそうに思える。
関東の園芸店ではまず見られない光景だ。

さらに進んで、ぶったまげた。

雑貨の海。
この圧倒的な物量、品揃えはいかにも中部地方の「フラワーセンター」らしい。
見たことないもの、面白いもの、

空間演出のヒント、グッズの使い方、
 
そういうものに溺れることが出来る空間。
これから素敵な庭を、ワンランク上のインテリアを、と思っている人なら、きっと何か良いヒントなり刺激が得られると思う。

和モダンな鉢。

ちなみに、苗も雑貨も特に安いというわけではない。相応である。
でも読者の皆さんは僕などよりずっと裕福だろうからそんな心配はヤボってものだろう。

松阪のあとは名古屋へ。

今年もう数回目の名古屋だけど、今回もまた駆け足でタッチ&ゴーって感じ。降り立った場所も、歩いた区域も、時間も、線ではなく点でしかないのでブツ切れのイメージしかない・・・。

名古屋での仕事を終えると、自動運転装置でもないのに車が勝手にもうひとつの「フラワーセンター」へ。。(ガチで昭和のニオイぷんぷんな方ね)

相変わらずごちゃごちゃしてるなー(笑)。。


松阪の「フラワーセンター」より値段はこっちのほうが安いので、ここで雑貨と園芸資材をいくつか買って、帰路に着いた☆
なんか資材ばっかり見た一日だった。

とりあえず松阪フラワーセンター、三重近県にお住まいの方にはオススメです☆

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園芸店めぐり | 22:39:19
松阪からただいま
今朝、松阪市内。

午後、名古屋。(今年何回目だよ)

いまさっき。東京。

三重はどの街もキレイである。市民にゴミ拾いが義務付けられてでもいるのかと思うほど、道路や歩道がサッパリしている。そして人が優しい。たまたまそういう人にばかり出会うのだろうか。。。
愛知ではある人に「愛知は何もなくてね、案内するところがなくて困る」と言われた。
埼玉県民の前でそれは禁句。胸倉つかんで揺さぶりそうになるのを必死でこらえたヨ☆

実は明後日、事務所の床の張替えを予定している。そのため明日は事務所の床の上にあるすべての物(机、PC、書類などなど)を隣の居間に移すという大仕事が待っている。。。
元気が残っていたら、仕事のあとに立ち寄った園芸店を紹介したい。

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未分類(日常、随筆) | 23:27:17
シュウカイドウのむかご
ここのところ、穏やかな晴れの日が続いて、ハンギングのイチゴ君も嬉しそうである。(実は早くも花が咲いてしまってどうしたものか悩んでいる)

菜園のミニトマト。最近思い出したように実を付け始めている。
先週のNHK「野菜の時間」ではすっかりミイラになったトマトを撤去していたが、あれは演出だろう。霜も降りてないのにあんな状態になるトマトはない。除草剤を塗って無理矢理枯らしたのに違いない。普通に植えておけばまだこんなに実が成るのに。

ついこの間埋めたばかりのサフラン、もう花が咲いた。

さっそく雌しべを摘んで乾燥させている。畑のサフランでパエリアを作るのが我が家の秋~冬の恒例行事である。

午後、「花信」とともに届いた贈り物。

シュウカイドウのむかご。
3日前までは「むかごって何?」だった。てっきり食べ物だと思い込んで、シュウカイドウの苗とムカゴという珍味を送ってくださるらしいぞ!イエー!と奥さんとはしゃいでいた。
ちがう。むかごというのは色んな植物についている種みたいなもの。
花の多くは種で増えたり根っこで増えたり球根で増えたりするが、地上部にこういう実の様なものを作って増える植物もあるのだ。シュウカイドウもそうで、だからこれを撒くとシュウカイドウが芽生えて来る。
と知って、大変勉強になった。

もし教えていただけなかったらゴハンと一緒に炊いてお腹を壊していたかもしれない。そして新聞の見出しになって物笑いの種になったに違いない。
「埼玉県の夫婦 シュウカイドウのむかご食べ搬送」
いかにもありそうな話である。そして下に「むかごとは?」という小欄が設けられ、ワイドショーでも同じように「むかごとは?」「本来、食べても良いものなのでしょうか」などと繰り返し流され、ヒマな主婦層の間で「むかご」がちょっとしたブームになるのだ。そしてそれを僕は病院の談話室で頬杖つきながら眺めるのだ。

このあと、食べられるむかごも送って下さったとのことで、何から何まで感謝。感謝。
一部の読者の方たちには色々とお世話になって、自分が卑しい「ただ食い野郎」みたいに思うことがしばしばある。
大体、お礼といったってろくなものがない。こういう場合は地産地消的な、何かこっちも珍しいものをお返ししたくなるものだが、さいたま市中央区にはろくなものがない。ジョン・レノン・ミュージアムなんて微妙なものを作って見事に閉鎖に追いこまれていたような街である。
まあ、色々考えよう。
それもまた楽しい。

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未分類(日常、随筆) | 18:59:07
午後の秋~与野公園~
昨日、伊勢丹からお歳暮のカタログが届いた。
今日、郵便局で年賀状を注文した。
見えないヒモが引かれて、見えない幕が下りてゆく。2016年行きの電車がやってくる。足を上げて乗り込む。
忘れ物も、やり残したことも、言いかけてやめたことも、時間ギリギリに、川に投げ捨てる。
浮きながら流されよう。

カモみたいに。

郵便局の帰り、寄り道しながら「わが町」の午後にきらめく秋を眺め見る。
与野は「バラのまち」を自認していて、区役所にも、

橋の欄干にもバラがある。

本物のバラを見にちょっと与野公園へ。

銀杏のニオイのする小道を進む。
午後の陽に目を細めながら。

バラは咲いていた。

息を呑むような迫力はない。
でも、うつむき加減の華奢な秋のバラには、乾いた色気がある。

大人のニオイがする。

背の低い、縁取りに使われているこの小さなバラが気に入った。

ピンク・ドリフトというらしい。

ここで見るから小さく感じるだけかな。。野性的でありながらキャンディーのような可愛さがあるね。うちにも植えたいな。

今日は午後から急に風が出て、立っている僕の背中を押す。髪をぐしゃぐしゃにする。木立もバラも右に左にゆさゆさ揺れて、枯葉が舞って、人気のない公園で秋が散っていくのを見ていた。

なんて、仕事をほっぽらかして遊んでいるのである。疚しい、疚しい。
砂を鳴らして帰りましょう。

いい感じのベンチ。地面と溶け合った誰かが甘い時間を置き忘れていったような。

公園には透明人間がいる。恋する透明人間が。

今日は束の間の「おヒマ日和」だった。
明日からはまたきっと忙しくなる。。。予感がする。

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園芸コラム | 23:11:53
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