ビックリ!な野菜苗の植え方

昨日の祝日は野菜苗の植栽をした。
公約した通り、今年の家庭菜園は「井原式」で行く。井原とは以前紹介した(コチラ)「家庭菜園ビックリ教室」の著者、井原豊氏のことである。苦土石灰を使うな、野菜苗は植えたら水をやるな、など、まさに常識外れの「俺流野菜作り」を貫く井原氏に感化され、我が家でも彼の教えに(可能な限り)忠実に野菜を作ってみようと思っている。

コメリで種と苗を買ってきた。

ニンジン、エダマメ、ナス、きゅうり、トマト(大玉・ミニ両方)、ピーマン、パプリカ(赤)、トウモロコシ、オクラ、トウモロコシ、サトイモ、サツマイモ。
この中で初挑戦なのがパプリカ。あと強いて言えばトウモロコシの「味来」。ずっとハニーバンダムとピーターコーンだったのだが、ブロ友さんに熱く薦められたのでやってみる。
ハッキリ言ってこんなに買っても植える場所は限られている。毎年やっている定番の夏野菜はともかくサツマイモは無理がある。
ここは大草原の小さな家じゃない、さいたまの住宅街だ。サツマイモなんかどこでやるんだ?と散々奥さんを糾したが、「袋で育てている人だっている」と、ツルの束を握ったまま売り場から動かない。
結局奥さんの(食い)意地に根負けして買ってきた。

僕がうるさいのでメジャーで広さを測り、実現可能な配置を考える奥さん。(井原式では本当は畑の畝は南北ではなく東西に向けた方がベターと書いてあるが庭の景観上それはイヤだったので、南北で)

ある程度の配置を決めて、僕が元肥を施す。
井原式では、苦土石灰は使わず、過リン酸石灰を使う。といっても苦土石灰の代わりに土に降りかけて混ぜ込んで2週間放置・・・というのではなく、鶏ふん、牛糞、油かすといった元肥の上に乗せたり、畝全体にすきこんだりする。
普通、石灰というと畑の土を「消毒」「中和」するために使う、というイメージだが、井原式に「中和」という概念はない。土が酸性からアルカリ性になればなるほど病気が出やすくなるからだ。苦土石灰など使うくらいなら酸性土壌にしているほうがマシという考え。
どの野菜にも鶏ふん、過リン酸石灰を使う。トウモロコシなんかこの二つだけで肥料はOK。
なす、きゅうりはこれに加えてチッソ分を多くするので油かすを入れる。
分量は適当。1平方メートル当りとか1反当りとか言われても訳わかんないし。。(算数できない)
そんな感じで苦労してそれぞれの野菜に合った元肥を施し終えてから、重大なことに気付いた。
去年秋ジャガを植えた場所にトマトを植えようとしていたのだ。
NO---!
なんでジャガイモとトマトが同じ「ナス科」なんだよ!全然ちゃうやろ!なんて言っても始まらない。神様が決めたこと。
すったもんだの末、こんな配置になった。(結局サツマイモは説明するのが面倒な庭の片隅でやるそうだ)
トウモロコシは写真右端のジャガイモの向こう側でやる予定。

さて、「ビックリ教室」で一番ビックリするといっても過言ではないのがトマトの植え付けだ。
①畑は踏みしめて硬くしておく。トマトは売り場で一番ひょろひょろの苗を買ってきて、寝かせて植えろ。

②そして踏んづけろ。

③植えたら水をやるな。

半信半疑のまま言われるまま。。。
 
 
水、超あげたくなるんだけど。。。我慢。(水をあげないのはトマトだけでなく他の野菜も同じ)
あとは放置。

まんまと失敗したら笑ってください。
でも今のところ、井原式でやったジャガイモの生育がすごくいい。苦土石灰を使わず、過リン酸石灰、硫安、塩化カリウムなどを使う。(うちは塩化カリウム入れ忘れた、買ってきたから追肥で入れるか・・・)
どんな菜園になるか乞うご期待!

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2015.04.30 | | 家庭菜園

狂った「自由」より選べる「真実」

「言論弾圧」とか「メディア規制」とか、最近よく耳にする。政府が公正な報道を求める要望書をテレビ局各局に送りつけたり、テレ朝やNHKの幹部を官邸に呼びつけたりしたことが一部の人々に不評らしく、ちょっとした議論を呼んでいるせいだ。
政府のやり方に反対する人の意見で多いのが「政府の介入はメディアを萎縮させ、自由な報道が出来なくなる」といったものだ。
一見するともっともらしく聞こえるが、これは違う。少なくとも日本の場合は違う。
まず、日本の報道メディアは警察や官公庁から「記者クラブ」に卸されてくるニュースを各誌が右へ倣えで報じる「全体主義的報道システム」だから、そもそも自由な報道など目指していない。朝日新聞は韓国や中国共産党の都合の悪い記事は小さな見出しで紹介するそうだが、このように、彼らはむしろ「報道しない自由」を重視する。NHKもしかり。
僕は読んだことはないが、海外の有名新聞にはその記事を誰が執筆したか分かるように記者の名前が載っているそうだ。きっと、誰もがピューリッツァー賞を狙っているからだろう。
針の先くらいの小さな手がかりから誰も知らない大事件、大ニュースを探し出し、誰よりも早く、誰よりもセンセーショナルに世界に発信する。それがジャーナリストたるものの本分であり、夢である。「ニューヨークタイムズ」など、チャイナマネーにジャーナリズム精神を売っぱらった恥知らずな新聞社もあるが、基本的には欧米の記者は自分の名に恥じないようプライドをもって記事を書いている気がする。
名前の出ない記者の書いた記事で成り立っている日本の新聞はだから、背番号も名前もないユニフォームを着てサッカーをするようなもので、平等かもしれないが、ニュースの質が均一になり、取材対象との馴れ合い体質を生み、結果、真実から遠ざかる。構造的にこれは避けられない。
真実。
そういえば、日本の新聞はあまり「真実」という言葉を使いたがらない。
朝日でも毎日でもやれ「報道の自由」だ、やれ「取材する自由」だと馬鹿みたいに「自由」を連発しても、「真実を国民に」とは言わない。
ジャーナリズムとは国民と歩む「真実を探す旅」だと個人的に思っているが、「顔」と「名前」を隠して報道する日本の新聞は、嘘、捏造、偏向、印象操作で国民をある特定の思想(反日、反原発、反自民)へ導くことが「ジャーナリズム」「自由な報道」と思っているから、「国民に本当のことを知らせる」なんて思想から最も遠い場所にいる。
慰安婦のでっち上げ記事を書いて日韓両国の間に動かしようのない「壁」を築いて極東アジアの安定と平和への道を台無しにした朝日新聞しかり、この場ではとても紹介できないような変態趣味丸出しの「日本人の習慣」を日本人にバレないように英語版だけで世界に配信し続けた毎日新聞しかり。( 『毎日デイリーニューズwaiwai問題』)
東京裁判史観そのまんまで戦前の日本を「悪」としか捉えられないくせに、天安門事件で中共による虐殺はなかったと報じるNHKしかり・・・。
これらが僕たちが頼らざるを得ないこの国の報道機関の姿である。
こんな連中に「公正さ」を求めるのはほとんどナンセンスだ。
求めたところで「弾圧だ」「圧力だ」と議論をすりかえ世人の同情を引こうとするだけだ。
彼らの機嫌も損なわず、かつ国民が何が真実で何が嘘かを見極められるようにする方法が一つだけある。
地上波テレビの多チャンネル化だ。
放送事業加入の条件をぐーんと下げて、ある程度資力を有した企業なら気軽に放送局を持てるようにするのだ。そして各々が偏りまくった報道番組を放送する。
「鳩山由紀夫&山本太郎のアイ・ラブ・IS」、「すぎやまこういちの素晴らしい日本」「がんばれ自衛隊」「今日の韓国」などなど。スポンサーなどつかなくても低予算で放送できるようにする。
右に左に暴れまくった報道番組を乱立させればいいのだ。
その中で、国民は自分に合った番組を選べばいい。
地上波に局が少ない上に、さらに選択肢の乏しい報道番組をイヤイヤ見せさせられるから余計に不満が増幅するのである。もっと枠を広げて、古舘一郎や太田光が小さく見えるようにすればいいのだ。
実際、共産党が制作しているネット番組はなにげに面白い。

すでにネットやスマホの普及で新聞・テレビのニーズは右肩下がりである。
しかしそれはより手軽に情報を集められるものが身近に現れたから、ではなく、単にテレビ・新聞がクソつまらないコンテンツだからであり、信用できない記事ばかり書いているからである。技術進化やライフスタイルの変化のせいばかりではない。ネットで見れない、読めないものはたくさんある。
今放送中の大河ドラマは恐ろしく退屈で視聴率も1ケタ台にまで落ち込んだそうだ。フジテレビの「グッディ」とかいう昼間の情報番組は新番組にもかかわらず視聴率1ケタどころではなく1%台だそうだ。そんなテレビの状況を受けて、ネットではこんな声が飛んでいた。
「だったら昔の大河ドラマ再放送してくれ!」
「昔はその時間帯、フジはアニメやドラマの再放送していたよね。また戻せば?」
自分もそう思う。
下手な新しいものより、よく出来た古いもののほうが喜ばれる時代なのである。
ネットでは削除されがちな昔のアニメやドラマを望む視聴者は多い。
ただ、報道だけは「今」を追わなければならないが、その「今」の捉え方も非常に多様化している。たった数局のテレビ局が数時間で(それも同じようなニュースばかりで)大衆の「知りたい!」をまかなえる時代ではないのである。

朝日や毎日がどんなに被害者の仮面を被って騒ごうと、安倍首相を暴君に仕立て上げようと、同情する国民は少ない。20年前なら解散に追い込まれていただろうが、そんな古い手はもう通用しない。いまだに新聞・テレビを妄信している層といえばシニア世代くらいだろう。
誰が嘘をついているか、誰が正しいか、50年以上ヤツラのジャーナリズム「ごっこ」につき合わされてきた日本人でも、さすがに気付き始めている。

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2015.04.28 | | TV・メディア考

借家のくせに家の壁面をバラで覆う

前回の続き。防腐剤を塗った長~い胴縁を走らせ、今朝、つるバラを誘引した。
まだ1年目だから誘引しても見栄えがしないけど、これからグングン伸びて壁面を覆ってくれるだろう。

今さらだけど、やっぱ誘引って冬にやるものだね。葉っぱが邪魔で結ぶの大変だった。

ま、とにかく、ネジもクギも使わず、借家のルールを100%クリアしながら壁をバラで覆えるんだから満足。

参考までに細部を紹介すると、横に走っている胴縁は玄関の軒の柱からワイーヤで釣っている。

それを窓のサッシの上に置いて、反対側も雨樋か何かにワイヤーをくくりつけて固定。

あとはその横のラインに縦線の胴縁を打っていくだけ。
ちなみにうちは縦のラインの胴縁は地面に穴を掘って十センチほど埋めたうえでネジで固定してある。(風でバンバン揺れないように)
要するに、ぶら下げつつ立てかけてある、みたいなイメージ。
頑丈じゃないしバラの誘引以外の用途には使えない。でもゴーヤ作るみたいに緑色のネットを壁面いっぱいに広げるよりは雰囲気が出ていい。

窓の下の花台も構造は一緒で、「埋め込んで、立てかける」。

胴縁の下を土に埋めて、頭はサッシの隙間に。ちょっとスカスカだったので間にスポンジを挟んである。(百均の隙間テープだと思う)

そこに金折で板を固定し植木鉢を載せた。
全部奥さんの手による。
僕は防腐剤塗っただけ。
全く意図してなかったけど、壁に走らせた胴縁がそういう模様を壁に描いたみたいに見えて面白い。二人で「なんかイギリスっぽくね?」「いやドイツだろ」「窓になにげにゼラニウムとか透けて見えるところがイギリス臭い」とか昭和50年代に建てられた中古住宅を眺めながら、ザマスガーデナーたちが聞いたら鼻で笑うような小さな自己満足に浸っていた。
それにしても、花のためだったり、庭のためだったり、仕事のためだったり、理由はなんであれ、やっぱり自分の手で家を良くしていく、作っていくのってむちゃ楽しいわ☆
あとは台風でバラごと吹っ飛ばないよう祈るのみ。。。

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2015.04.26 | | DIY(園芸雑貨・家具)

借家でも家の壁面をバラで覆いたい

今日は朝から庭に出て夕方までフル出場。思えば土日両方とも休めたのって何週間か振りだ。。天気良好、風もなし。
「夏までにしたい庭のこと」は溢れるほどある。今日からそれらを一つずつ達成してゆくゾ!・・・という心構えでグローブをはめる。
まず、時期的にバラの誘引が最優先だろう。すでに蕾がポンポン出ている。
しかし単にバラの誘引といっても、支柱やフェンスに括りつけて終わり、ではない。そんな誘引なら苦労はない。
家の壁面をバラで覆うタイプの誘引だからちょっと大変。
しかも借家だからもっと大変・・・。
家具を買う、エアコンをつける、子供を育てる、ペットを飼う、木を植える、畳替えをする、ポスターを貼る・・・何をするにしてもマイホームと借家とでは自由度・難易度が違う。借家はローン返済に苦しむことはないが、人の物を借りて住まわせてもらっている以上、家の構造に関わりのある修繕や変更には大家の許可が必要だ。でもいっちいちこんな小市民の悩み事に大家さんの貴重なお時間を使うのも申し訳ないので、うちらはいつも「家の構造に影響が出ないように、やりたいことをやる」。
家の構造に影響が出るとは、つまり壁に穴をあけるとか、床を傷つけるとか、容易に撤去できないような構造物(セメントやコンクリを使った花壇など)を作ること、とか、である。
逆に言えばそれらのルールさえ守れば何をやってもいいということだ。
幸い、ウチの大家さんは「庭に関してはあなたたちの好きにしてください」と言って下さる理解のある大家さんだ。でもそんな大家さんでも「壁に穴をあけちゃいました、テヘ」なんて言ったら顔色を変えるだろう。
だからこの家の壁面にバラを誘引するためには、一手間二手間必要になる。
ここが問題の家の壁。ここをバラの葉で覆いたい。

ちなみに左で茂ってるのがサマースノー、右側がアンジェラ。植栽して1年目、すでに開花を待つ蕾がいくつも出ている。
最初はただの壁面で何の取っ掛かりもなく、誘引するにも出来ない状態だったが、奥さんが長い胴縁(細長い板)を玄関の軒の柱からワイヤーで釣り、窓のサッシに乗せ、反対側からもワイヤーで釣ってなんとか取っ掛かりをつけた。
壁には1ミリも穴をあけていないし、傷もつけていない。それどころか胴縁と壁面は密着していない。
マイホームだったら壁にフックのようなものを打ち込んでワイヤーを渡すところだが、借家の悲哀でこんな遠回りを余儀なくされる。
今年の1月か2月にここまでやって、それ以降止まっていた。。(仕事が忙しくなったので)
今日はこれを完成させる。
必要な材料は買ってきてあるので、それらを切って、防腐剤を塗って、設置する。

防腐剤が乾くまで庭の花を見てお楽しみ下さい。。。

お隣のモッコウバラが満開。毎年圧倒される。自分らの花が小さく見える。

通路の地面を覆うグレコマ。こんなに繁茂するとは予想外だったが・・・

紫色の小さい花が斑とあいまってすごくカワイイんだこれが。

奥さんが植え、僕が荒らしまわったアネモネたちも無事全部咲いた。

内庭の花壇。ユーフォルビア、宿根サルビアとか植えて、少しずつ夏っぽくしているつもり。。

エビネランも咲いた。超地味な場所で咲いてるからあんまり目立たない。

日陰の庭のアジュガ。このあたりもだいぶ庭らしくなってきた。

冬に植え、この前まで葉っぱだけだったキンギョソウ。。ほんの数日で爆発。

この間作ったマリゴとペチュニアの寄せ植え。モリモリ。

さて。。。なんとか胴縁を壁面にくっつけられた図。

もちろん壁面には1ミリの穴も開けていない。
窓の下の飾り棚も補強した。傾いていたので、重いものを乗せることができなかったのだが、それを下からL字金具(金折)で棚を支えるようにして、水平にした。
これでここにも鉢花が飾れるようになった。
ここまでやって日が暮れた。。肝心のバラの誘引はまた明日~。

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2015.04.25 | | DIY(園芸雑貨・家具)

人とペットの境界線

うちの近所は夕方4時以降、ペットボトルやリールを手に歩くご婦人がたで賑わう。近所の公園が絶好のお散歩スポットなので、近隣のわんこたちが集まってくるのだ。連れている犬はシーズー、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、コーギーなどの小型犬が中心で、中には2匹も3匹も小型犬を連れて歩いている人もいる。
ペットといえばかつては子供が駄々をこねて買ってもらうもの、というイメージだったが、現代では成人した娘が両親にプレゼントしたり、熟年夫婦が子供の代わりに愛情を注ぎ込む代用品として用いたりするようになっている。
そんなペットブームに押されて、高速道路のサービスエリアには「ドッグラン」(犬を遊ばせるスペース)なんてものまで設けられ、ちょっと気の利いたホームセンターではペットも乗せられるショッピングカートがあったり、「ペット宿泊OK」のホテルも増えた。犬猫と一緒に一服できる「ドッグカフェ」「キャットカフェ」なるものもチラホラ見かける。
僕が子供の頃はそんなものはなかった。
自分の周りでは圧倒的に家犬より外犬の方が多かったし、そもそも犬と一緒に買い物したい、宿に泊まりたいと思うオトナ自体が少なかった。
ペットが子供たちのものだった時代には何の配慮もされなかったのに、20年経っってオトナたちがイヌを欲しがるようになったら途端に社会全体がペットを「家族」として認めるようになった。
オトナが幼稚化し、幼稚化したオトナのニーズに社会が合わせる。
大体、いい年をしてイヌと一緒じゃなきゃどこにも行けない、などという人は、大抵、価値観が「犬化」している。宿にしろ店にしろサービスエリアにしろペットの○○ちゃんを中心に物を考えるので、「○○ちゃんが満足できるか出来ないか」で良し悪しが決まる。
そういうペット依存症のオトナが増えれば、店側がペットにも人と同じようなサービスを提供しようとするのは当然だ。ペットへの配慮=飼い主への配慮であり、そうしたほうがリピーターを生み、「イヌトモ」同士の間でクチコミも広がり、利益に繋がるからである。
理由はどうあれ、ペットの地位はここ数年で明らかに向上した。イヌにも飼い主にも嬉しい時代の到来だ。
しかし僕はこの「ペット礼賛時代」には異議あり、である。
犬は大好きだ。小3から家を出るまで実家でシェパード(のような)犬を飼っていた。その犬との思い出は色あせない。猫も好きだ。牛も好きだし馬も好きだ。もっと言えば爬虫類も好きだ。7年ほど前、シンクの中から出られなくなっていたニホンヤモリの赤ちゃんを保護して数年間一緒に暮らした。お陰でヤモリのごとき小動物でも人間の言葉を解するということを発見したし、感情があることも知った。動物は人間に多くの感動と安らぎを与えてくれる。
でも、だからといって人間とペットは平等などというお花畑的な思想には全く賛成できない。
動物は動物である。畜生である。
いくら家族と言ってみたって、所詮は人間様の所有物であり、人間様のエゴを満たす愛玩具に過ぎない。平等になど絶対になりえない。だから、ペットは人間が責任を持って管理をしなければいけない。
しかしそれを理解していない大人がたっっっ・・・っくさんいる。

少し前、ある会社へ仕事の話をしに行ったときのことだ。
事務員さんに促されてオフィスの中に入ると、OLさんたちの使うパソコンデスクの上をウロチョロするトイプードルの姿が目に飛び込んできた。そこにはマグカップも置いてあるし、書類の束も置いてある。一匹だけかと思ったらするすると僕の膝をマルチーズが通り過ぎてゆく。口にポシェットのようなものをくわえている。
「待ちなさい、ほらー」
といって犬を追いかけるように出てきたのがその会社の重役で、僕が会う約束をしていた人である。
どうやらその2匹の小型犬はその重役が自宅から連れてきているらしく、応接間に通されて仕事の話をしているあいだも、ずっとそばにいた。キャンキャン吠え、抱っこをせがみ、腕からすり抜けてテーブルの上に乗り、僕が作って持ってきた書類を踏んづけて歩く。飼い主である重役は「こらー」と生ぬるく声を出すだけ。で、思い出したように、「あ。イヌ、大丈夫ですか?」
犬は好きである。しかし大丈夫とか苦手とかの問題ではない。
たとえ実際に苦手であっても顧客に向かって「そのクソ犬をどうにかしろ」なんて言える訳がない。言いにくいのは事務員さんたちとて同じだろう。上司の可愛がっている犬がポシェットをヨダレでベトベトにしようとマグカップに毛玉が浮いていようと笑うしかない。
多分、本人は「この方が賑やかでいいでしょう?」くらいにしか考えていない。他意も悪意もないのだ。その証拠に、人柄はとてもイイ人で、犬さえいなかったらもっと話も弾んだろうと思えた。
このような「アナーキーな大らかさ」は犬だけに限った話ではない。
仕事で色んなお宅にお邪魔する。もちろん絶賛子育て中!というお宅もたくさんある。しかしこれまでの経験上、そういうお宅で親が子供を叱りつける光景に出会ったことがない。
仕事の話をしている横でプロレスごっこ、ケンカ、走り回る、泣く、歩きながらラーメンを食べる、ソファの上から飛び降りる・・・・何でもありだが、大抵のママさんは「ほーらー」とか「うるさいよー」で終わりだ。
自分だったらこうするな、ああするな、といつも思いながら見ている。
上に書いた会社の女性と同じで、これらのママさんパパさんたちも、「この方が賑やかでいいでしょう?」という他意のない大らかさで子育てをしているように思う。よく言えば伸び伸び子育て。悪く言えば放任。

世の親たちが子供をどう育てようと彼らの勝手だ。
しかしもし他人もその「アナーキーな大らかさ」を受け入れてくれるものと思い込んでいるとしたら大間違いだ、と言いたい。
世の中には動物が嫌いな人、子供が苦手な人もいるのだ。

話をイヌに戻そう。
子供の頃飼っていたシェパード(紀州犬の血も入っている)は暴れん坊だった。
3歳にもなると僕より力が強くなり、腕が抜けそうになるので何度もリールを手から離してしまった。
うちはイヌの躾は厳しかった。
何か悪さをしたら殴る、蹴っ飛ばす、吹っ飛ばす。リールでムチ打つ。
お陰で粗相もしなくなったし我慢も出来る子になった。
友人の半数近くが番犬を飼っていたが、どの家も犬にはそんな感じでシツケをしていた。悪さをしたら頭を叩いたり蹴っ飛ばすのが当たり前だった。
今は犬や猫の生態研究が進み、痛みや恐怖による躾けが見直されている。ペットカウンセラーなんて職業があるくらいだ。
それで賢い犬ばかりになればいいが、少なくともうちの近所の家犬(ミニチュアダックスフンド)には恐怖による躾が必要だ。
毎日、同じ時間に来る同じ郵便屋さんに吠え続けている。飼い主は怒らない。せいぜい「吠えないよ~」とか言うだけ。
普通、毎日来ている人間なら無害だと気付いて威嚇しなくなるはずだが、脳みそが小さいのだろう、10分くらいキャンキャン吠える。毎日。
犬に腹は立たない。飼い主にひとこと言いたくなる。

どう育てようと金を出して犬を買ったアンタの勝手だ。
だがシツケもせずにアナーキーな馬鹿犬に育てて、近所の人や来訪者に迷惑をかけてもよい自由まではアンタにはない。

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2015.04.23 | | 時事問題

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プロフィール

祐平

Author:祐平
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
コメ欄クローズ中ですので、現在お声はメールでお願いしております。
⇒ mail@brightside82.com

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