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yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。

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雪のちヤスリ
昨日はさいたまでも雪が降った。ほぼ初雪。

少し積もったけど、昼過ぎにはやみ、翌日にはほぼ溶けた。

今日(土曜日)は、ダイニングテーブル&椅子のリメイク作業のつづき。

奥さんは急ぎの仕事のため事務所でデスクワーキング。猛烈な北風が吹きすさぶテラスで、ひとり布ヤスリで椅子と格闘す。。
開始20分で止めたくなった。
先週ツラかった作業はいつやってもツライ。今週だから楽ということはない。独りだと張り合いがないせいか根気が出ない。
「終わったよ、もう色塗る」
事務所の窓を叩いて独断で作業終了を宣言した。実際、ペンキを塗るには充分すぎるほど研磨してある。
つもりだった。しかし他人の目というのは自分の目より100倍厳しい。
「まだ茶色いじゃない」「どこがだ」「そこよ、そこ!見れば分かるでしょ」
見たくない。やり残しの部分なんて見て何の意味があるというのか。
見た。
あっちもこっちもやり残しだらけだった。
不思議なこともあるものだ。
「全然終わってない。とことんまでやって」
窓は閉められた。
それから1時間ほど、再び孤独の研磨作業。
どうでもいいけどコーナンのテーブルと椅子、安物のクセに丈夫・・・。コンクリの地面の上でガタゴトひっくり返したり向きを変えたりしながらサンダーしているのに、びくともしない。表面加工のニスとマホガニー調の塗装もいい加減にしろよってくらいしっかり付着している。これならリメイク後もあと10年は使えるだろう。
夕方、仕事を片付けた奥さんが出てきた。
「すごいキレイになったねー」
「うむ」
今度は二度見してもさっきみたいにやり残しばかり目に付くことはなかった。

思えば長い道のりだった。
  

ふてくされながらやった甲斐があって、だいぶ塗装がはげて木目が浮き上がってきた。
その後奥さんも手伝って、接ぎ目、ネジ周り、隙間など細かい箇所の塗装を剥がしていった。
明日はいよいよ塗装だ。
ふぅー、やっとこの作業から開放されるわ~。

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DIY(園芸雑貨・家具) | 21:24:57
園芸映画劇場「グリーンカード」(91年・米)
ニューヨークに住むブロンティ(アンディ・マクドウェル)は市役所の公園課に勤める園芸愛好家。

市の仕事の傍ら、ボランティア団体「グリーン・ゲリラ」の一員としてスラム街の緑化や庭園作りにいそしむ日々。

ガーデニングを通して子供たちに夢を、心の豊かさを教える。


そんな彼女の目下の夢は、憧れの「温室付きのアパート」を手に入れること。しかし貸主側の条件は「夫婦で入居すること」だった。
独身でウーマンリブで結婚願望の薄いブロンティは偽装結婚によってこの温室&屋上ガーデン付きのアパルトマンを手に入れようとする。
で、弁護士が「結婚相手」として連れてきたのがレストランのウェイターをしているフランス人のジョージ。(ジェラール・ドパルデュー)。偽装結婚とは言え上品で知的な男が理想のブロンティにしたら屈辱的な、ぷー太郎風の低学歴の外国人。
それでも一瞬だけ我慢すればいいと覚悟を決めて、ブロンティは温室付きアパート、ジョージはグリーンカード(外国人永住権)の為に一時的に「夫婦」となる。

その結果、めでたく温室付きアパートをゲット。


やっと手に入れた憧れの部屋。大都会に住みながら自宅で思う存分ガーデニングが出来るシアワセにブロンティの胸は高鳴る。
が、ここからブロンティの日常は狂い始める。
移民管理局が本当に夫婦で生活しているか面接に行くと言い出し、慌ててジョージを探し出し、管理局を欺くための共同生活を開始 ―・・。
ベジタリアンで健康志向で神経質な女が作り上げた「わたしの理想の完璧な部屋」にフランス野郎が転がり込んでくるとどうなるか。。

①物を壊す。

②罪悪感から勝手な行動に走る

ブロンティが大事に育てている苗を「雑草」と断定して撤去。

③説教される


④開き直る

とまあ、こういう映画ですわ。
このジェラール・ドパルデュー、自分を見ているような気がしないでもないが、そういう意味では男がよく描けていると言えば言えるか。
ただ、恋愛映画としての完成度・満足度は微妙。園芸好きなら見て損はないが、ハッピーな「ラブコメ」を期待して観ると不満が残る。とりあえずDVDのジャケット↓から想像する愉快さは希薄。
設定はいいのだが、アンディ・マクドウェル演じるブロンティーのキャラ設定が硬すぎる。ほぼ全てのシーンでイライラ・ピリピリしており、見ていて疲れる。恋によって少しずつほぐれていくのかと思いきや最後までどこか打ち解けない。笑顔が少ない。
あと「グリーンカード取得のための偽装結婚」という社会的なテーマを背景にしているせいか、ところどころにクライマルなムードを醸し出しており、それがこの映画を中途半端なラブコメに落としてしまっている。映像も暗め。
開き直ってもっとコミカルに、もっとポップにやっても良かった。
78点くらい。

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映画の感想 | 18:00:05
居間のテーブルをリメイクする(前)
この家に越してきて1年が経った。まだかなり改良の余地はあるものの、一応、庭は庭らしくなったし、通路にも花を植えてある。8畳の和室を改造して作った事務所も事務所としてちゃんと機能している。
ダメなのが居間、玄関、寝室、僕の部屋などのインテリアだ。全然ダメ。
別にひっ散らかってる訳ではないのだが、全てが「とりあえず」で終わっており、どこかだらしない。なにせカーペットすら敷いてなく、メインの窓にはディスカウントストアで買ってきた1000円の安物カーテンを掛けている始末。出窓にはレースカーテンすら付けていない。
まあ、そもそも引っ越してきたときの「ちゃんとしたい場所」の優先順位が、
①事務所 ⇒ ②通路 ⇒ ③庭(花壇・畑・物置) ⇒ ④ 玄関 ⇒ ⑤ キッチン
だったから、無理もない。居間なんて誰も来ないし、誰にも見られないし、落ち着いてからゆっくりやろうと思っていたのだ。
そして一年が過ぎた。
冬だし、園芸もオフシーズン。やるなら今が好機!
こういうことは家庭内の革命(インテリア革命)だから、根本的に見直さないといけない。しかし間取りは変えられないし、作り付けの棚などもあって、なかなか「こういう部屋にしよう」というのが決まらない。もちろんお洒落な部屋にしたいのは山々だし、理想のビジョンはある。だが3面のうち2面が窓やふすまで、「前に物が置けない」空間ゆえ、テレビを置く場所にも困る部屋である。ソファを買うのか買わないのかさえ決められない。
腕組みをして居間を眺めているとき、ふとダイニングテーブルに目が行った。
京都の奥さんの実家に帰ったとき、近所の「コーナンホームセンター」で買ってきたテーブル&椅子のセットだ。しかしテーブルとは名ばかりで、ここでご飯を食べることはない。なぜなら電池だのレシートだのカメラだの帽子だのCDケースだの、そういう、ごちゃごちゃした小物をぽんと置く場所と化しているからだ。
もう長いこと使っており、少しガタも来ている。しかし捨てるには惜しい。
作り直そう。(どうせテーブルとして使ってないし)
なぜか知らないがコイツを作り直して色でも塗ればこの膠着状態をブレイクスルー出来るような気がしたのだ。

市販の大量生産のテーブルだから表面加工が施されている。理想としてはこれを無垢の状態にまで戻し、木のぬくもりを感じるようにまでしてみたい。実際、そこまでしないと塗料が乗らないだろう。
実はこういうことするの初めてである。
ヤスリで削りまくれば表面のツヤが落ちるのは分かるのだが、もっと効率よくニスとか落とせねえのかな。と考えながらコメリをうろついていると、「塗装はがし液」なるものを見つけた。「これ塗れば楽に塗装が落ちるんだー、へえー」みたいなノリで安易にレジへ。

フタを空けてビックリしたんだが、「液」じゃないよね。ジェルだよね。

少ししか入ってないくせに「たっぷり塗れ」と書いてある。5~30分待つと乾いて表面の塗装が膨れ上がるもしくは軟化するのでヘラなどでこそげ落とせと。
言われたとおりハケでテーブルと椅子に塗りたくった。
しかし30分経ってもなんら変化がない。何も浮き上がってなんかこない。すっかり乾いて逆に塗膜増やしただけ、という結果に。
もういいやと思って雑巾で拭き取っていたら、アカ擦りみたいに細かい木っ端がポロポロ取れる。ヘラを当てると、びろびろびろとカンナで削ったみたいに「何か」が取れる取れる。
しかしこれがニスなのか乾いた「塗料はがし液」なのか判然としない。ただ、取れる。取れるから取り続けた。
しかしこの現象は天板だけだった。テーブルの脚や椅子は全く効果ナシで、結局サンダーと紙ヤスリという原始的かつ肉体的な方法でこそげ落とすしかなかった。これがシンドイのなんの。6枚あった一番目の粗い40番のサンドペーパーが全てボロボロになってもまだ終わらない。4枚買い足してもまだ終わらない。だから実は今現在まだ終わっていない。
一緒にやっている奥さんの背中が不憫に思えるくらい辛い作業だった。こんな不毛感溢れる作業を日曜の午後に好き好んでやる女なんかいるもんかと半ば怒鳴るようにして言ったら、本人は「楽しんでるよ☆」。
・・・ならいい。
とりあえず出来たところまで。こんな感じ。
 


椅子はまだ終わっていないので、仕事の合間にでもチマチマやるか。
この上から色を塗る予定なんだけど、何色にしようかな。。。
続きはまたいつの日か。

あ、その夜奥さんが作ったレモンケーキ。
DSC_0566llo.jpg
ただでさえヤスリがけで腕がダルダルだったので攪拌するのがすごく大変だったらしい。
でもその苦労の甲斐あって、むちゃうま。

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DIY(園芸雑貨・家具) | 19:53:07
春の爆弾
読者の方から頂いたシラン。週末まで植えられそうになかったので、とりあえずプランターに避難させておいた。

白、赤、赤の斑入り、アヤメなど全部で30株近く頂いたのだが、違う色を混植するのはよくないということなので、色ごとに一箇所に密生させることにした。

奥さんと植える場所を相談し、とりあえず赤花のシランは柿の木の根元にぐるりと植えることにして、そのほかの苗もこの「第三の庭」に植えた。

「春の爆弾ね」と、土だらけの手袋をはたきながら奥さんが言った。

春になったら色んなところで色んな苗が発芽して、花の爆弾が爆発する。

球根や種を埋めたり蒔いたりするのは、時限爆弾をセットするのと似ている。
どうか不発に終わりませんように・・・。

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ガーデニング | 19:32:52
手作りのモップスタンド(モップ掛け)
さて、スノコを利用して何を作っていたのかと言うと、これ。

モップを掛けるモップスタンド。兼、掃除で使う小物置き。
モップといっても頭に糸が付いた物ではなく、「クイックルワイパー」みたいな簡易なモップ。
うちはカインズホームで購入した雑巾モップを使っていて、これを洗面所の洗濯機の向こう側の隅っこに隠すように立てかけているのだが、出し入れも面倒だし見た目もよくない。そこでスタンドを作ってぶら下げたらどうかと奥さんが言い出したのである。
ちなみにカインズの雑巾モップというのは、先端がワニの口みたいになっていて、そこに絞った雑巾を噛ませて使う「なんちゃってモップ」である。↓

980円くらいだったと思うが、これだと立ったまま雑巾がけが出来、気に入っている。
  
上の台形の部分にモップの首を引っ掛けてぶら下げ、白いプラスティックのネットのところにスポンジや掃除小物を置く。

床に置いてあるから分かりにくい。
洗面所の壁につけてみた。
こんな感じ。

雑巾が掛かっている棒は実は庭で使う園芸用の支柱を塗装したもの。
コップには暫定的に造花のアイビーを挿しておいたのだけど、ここにドライフラワーとか庭の花壇の花とか挿すことも出来そう。

すいません。。なんか超実用的な物で。。
ちなみに頭についているSheldon(シェルドン)というのはこのモップスタンド君の名前です。あるアメドラの登場人物から取りました。

どちらかというと殺風景だった洗面所が、急に楽しい空間になった。物を増やしたのだから狭く感じるはずなのに、奥行きが出たのか、不思議なことに広くなった気がする。空間って面白い。
こういうのをひとつ置いてしまうと、あそこもこうしたい、ここもこうしたい、もっと統一感を。。。と、際限なく不満と希望が湧いてきて頭ぐるぐるする反面ワクワクもする。
今週は仕事がどどどと舞い込んできて忙しかったんだけど、最後にコレ↑をフィニッシュ出来て良かった。取り付ける時間がないからずっとキッチンに置いてあって。。
とにかく一週間お疲れ様でした(自分に)。
週末は頂いたシランを植えるっ☆

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DIY(園芸雑貨・家具) | 23:19:12
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