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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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コルチカム(イヌサフラン)と金木犀
庭の片隅に突如、見たこともない花が咲いた。咲いたというより現れた、といったほうが自然なほど唐突で、存在感がある。だが、どこか不敵なニオイもする。

不自然なほど美しい花が直感的にこちらを身構えさせる。

奥さんが調べた。
コルチカム、別名イヌサフランと呼ばれる花らしい。
待てよ、イヌサフランってどっかで聞いた気が。。。そうだ。少し前、静岡の男性がギョウジャニンニクと間違えて食し死亡した、あの花だ。
やはり、いわく付きだったか。
といっても食べなきゃいいわけで、鑑賞する分には何の問題もない。
・・・でも、どうも好きになれない。茎と花だけでぽーんと咲いているのもキノコみたいで間抜けである。(花後に葉が出てくるらしい)。
計算されたようなグラデーションの花弁もなんかいやらしい。作為を感じる。

うちの庭に金木犀があることをつい最近、鼻から知った。

金木犀はその独特の甘い香が否応なく人を追憶の彼方へ誘う。
イヌサフランが保険室のアルコールの匂いを想起させるとしたら、金木犀は放課後の校庭の匂いだ。抗うことの出来ない優しい悲しい香り。
幸福な時代の失われた記憶を呼び覚ます薬があったら、それはきっと金木犀の匂いがする。もしかするとイヌサフランよりずっと幻惑的で媚薬的な花かもしれない。

ここ数日肌寒い日が続いて秋が深まりつつあるのを感じる。

出張の帰りに愛知の園芸店で買ってきたリーガーベゴニアたち。仕事仕事で植えられず。せっかく見事な花なのに。。。
早く週末になってくれー。

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