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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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空への夢、日本人の誇り
今日は横浜へ出張だったので電車の中で高山正之・立川珠里亜著『弁護士が怖い!』という本を読んだ。この本はアメリカに進出した日本の大企業がいかに言いがかり的な訴訟を起こされ、そして敗訴し続けてきたかをルポしたものなのだが、トヨタや三菱が血祭りにあげられる前に、行き過ぎた訴訟禍によって産業そのものが「危篤状態」にまで落ち込んだ業界がある。と著者は言う。
小型航空機産業だ。
セスナ機、という言葉はアメリカの「セスナ社」から来ているが、かつて小型飛行機といえばアメリカ製のものが主流だった。しかしそれも相次ぐ「責任転嫁のトンデモ訴訟」によって衰退した。
80年代初頭、世界シェアの95パーセントを占めていたアメリカ製の小型機メーカー27社は、90年代前半には9社にまで減少、この本が書かれた99年当時では、レクサスのエンジンを搭載したトヨタの小型機が台頭しつつある・・・と書かれている。
しかし昨日のニュースによると、国際競争力を失ったアメリカの小型飛行機市場の穴を埋めるのは、どうやらトヨタではないようである。
「ホンダジェット、アメリカの航空ショーで初お披露目」


あのホンダが、ジェット機を作っていた。
日本の企業が民間ジェット機を販売するのは88年に三菱重工業が撤退して以来26年ぶりだそう。三菱が撤退したのは多分、自国の産業までも虫の息にしてしまうトンデモ訴訟社会・アメリカではやっていけないと踏んだからだろう。
アメリカのように国土の広い国では、富裕層を中心に小型機の需要は高い。個人の移動用だけでなく、農薬散布や観光ツアー、航空タクシーなどなど様々なニーズがある。おまけに日本の車検のような定期点検の義務もないからお金と操縦技術さえあれば「ちょっと飛んでくるわ」という生活も可能だ。(それゆえに事故が多く、明らかな操作ミスや飲酒運転による墜落事故でもメーカーが責任を問われる社会ではあるが)

日本が第二次大戦後、7年ものあいだ航空機開発はもちろんその分野の研究すら禁止されていた、という事実を知っている国民は少ない。しかもそれが「零戦」の性能の高さが理由だったということも、ほとんど知られていない。
零戦は純百パーセント国産の戦闘機だったが、欧米諸国は黄色人種の日本人なんかが作った戦闘機など知れていると高をくくっていた。しかしフタを開けてみるとその性能、パイロットの質、燃費のよさ、どれをとっても段違いのレベルであることを知り、驚愕する。米兵は「ゼロ・ファイター」と呼んで恐れた。
零戦は第二次大戦当時、「未来の戦闘機」だった。
そんな屈辱(と恐怖)を味わったせいか、GHQは「日本人に飛行機を作らせるな」を合言葉にこの国から「空へ挑戦する機会」を奪い去った。民間の航空会社は解散させられ、航空関係の研究機関も閉鎖された。
映画「ハワイ・マレー沖海戦」で特撮で零戦を撮影した円谷英二までなぜか2年間映画界から追放された。あまりにも映像がリアルすぎたから、この零戦はどこで撮影したか言えと。「いや、だから特撮だって」(汗)。
航空機開発でも撮影技術でも既にヤンキーの上を行っていたわけだが、とにかく、そのくらいアメリカ人にとって日本人+飛行機というセットは脅威に感じるのだろう。
現実に飛行機が作れないから、日本人は漫画で空を飛ぶようになる。宮崎駿や松本零士のような逸材が出てくる。去年公開された宮崎の「風立ちぬ」は零戦の生みの親・堀越二郎の話だ。
また、戦後民主主義教育のおかげで戦争を冷静に議論できない国に成り下がったから、ガンダムのような架空の世界で「戦史」を描き、「戦争とは何ぞや」「敵・味方」って何ぞや?という「教育」を学校の代わりにするようになった。「進撃の巨人」を見て高校生たちは「国を守るとは何ぞや?」ということを学ぶ。親や学校が教えてくれないから漫画で「感じて」学ぶ。
そのおかげで零戦を知らない世代でも「カッコイイ日本」を取り戻したいという気持ちを持った人たちが増えている。
現代を生きる若い姉弟が零戦パイロットだった祖父の足跡をたどる、百田尚樹氏原作の「永遠の0」がヒットしたのは別に偶然じゃない。

さて、その「世界最強戦闘機」である零戦を作った三菱重工業が、なんと国産小型ジェット旅客機を製造し、2017年には発注元に納入する見込みだという。
初の国産旅客機「MRJ」(ミツビシ・リージョナル・ジェット)

愛知県の豊山町で作っている。
初の国産・・・と聞いて意外に思う人もいると思うが、上にも書いたとおりこれが日本の現状なのである。GHQの呪縛で、旅客機ひとつ作らせてもらえず、欠陥だらけのボーイングを買わされつづけて来た。
しかしこれで、あんな修理も日本国内でマトモに出来ないボーイング社の不良旅客機などをわざわざ買い続ける必要もなくなるかもしれない。ついでに福島第一原発もゼネラル・エレクトリック社製の欠陥だらけの原子炉をうっちゃって、東芝製の最新型原子炉に変えたらどうか。GEが設計した原子炉だったからあんな事故になったのは朝日新聞購読者以外の国民は皆知っている。中国から鶏肉を買う必要ももうないし、司法取引なんぞも導入する必要はない。
口では韓国や中国を擁護する人だって、腹の底ではメイド・イン・ジャパンが世界で一番だと思っている。ハイアールの冷蔵庫より東芝の冷蔵庫を、ヒュンダイよりトヨタを選ぶはずだ。

ちなみに今の客室乗務員(スチュワーデス)の原型を世界で始めて採用したのは日本である。当時は「エア・ガール」と呼んで、一般の女性から募った。
1931年のことだ。
やっぱこの国、ハンパない。

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時事問題 | 00:33:04