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yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
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晩夏の寄せ植え~マリゴ、ペンタス、ニチニチソウ~
今日は午前中はいつ降ってもおかしくないような曇天で、空を見上げて「ちきしょう」と呟きつつ、作業ズボンに履き替えた。ほんの30分、草抜きだけでもいいから土曜日を生きようと思った。
このあいだはメインの庭の草抜きをしたので、通路の草抜きをする。ネコジャラシだの自生したリシマキアだので結構荒れている。
30分経っても雨は降らない。空が少し明るくなってきた頃、バンダナにオーバーオール姿の奥さんがやってきた。天気も持ちそうだし、今日は久しぶりに収穫でもない、草抜きでもない、本物の園芸が出来そうだ。
昨日の夜、苗を買って来た。

ペンタス、リシマキア、ニチニチソウ、マツバボタンなど、乏しい品揃えのなか選りすぐった苗たち。まあ、こっちだってこんな中途半端な季節に「何を植えるべきか」なんて決めて買いに行ってないから、楽しめればそれで良し。
とりあえずマリーゴールド、マツバボタン、リシマキア、センニチコウを使って寄せ植え。

寄せ植えするの数ヶ月ぶり。

奥さんはペンタスとニチニチソウで。

やっぱり花があると庭が明るくなっていいわー☆
・・・でも、まだ植え足りない。手直ししたい箇所がたくさんありすぎて、苗が足りない。27株も買ってきたのに・・・。
明日また買出しに行かないと。

思えば、こうして普通に庭に出て園芸出来るのも涼しければこそ。
秋のささやきは、庭を横切る風のなかに、狂おしげに壁にぶつかり落下するセミの影に、5時を告げる童謡の音色に。走る子供たちのふくらはぎに。

寄り添う秋。

庭が季節を教えてくれ、ガーデナーは庭の季節を彩る。
どこに何を植えるか。
苗選び。
う~・・・ん。
何でも買っちゃえ。

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ガーデニング | 23:00:22
次の季節に向けて
昨日は仕事を放棄して午後一杯草むしりに使った。これが春や秋なら「仕事より趣味を優先させている」と取られても仕方ないが、この酷暑ではエアコンの効いた室内を捨てて外に出ていくのはほとんど英雄的行動と解してもらえるので、誰にヒンシュクを買うこともない。むしろねぎらって貰える。
うちの庭は今、ハンギングのベゴニアとニチニチソウ以外、見るべきもののない庭になっている。通路の宿根草や一年草も少し無秩序な伸び方になって、荒れた雰囲気である。とっくに花を終えたグラジオラスもそのまま、伸びたいだけ伸びたグレコマや、茎だけムキムキ伸びているポーチュラカももうちょっとキレイに仕立て直したい。前までは通行人が立ち止まって観てくれたのに、今じゃ素通りである。宗教の勧誘のおばさんすら何も言わなくなった。これこそ神のお告げだ。
「おい、庭をどうにかしろ」。
雑草をなくせば、気持ちよく花を植えられる。
植栽活動はなんだかんだ言って疲れるし、蚊に刺されたりカナブンが人の顔めがけて飛んできたり色々ストレスもたまる。作業前には、雑草くらいはなくしておきたいのだ。
いつもはカマで地上部を、根っこから抜けそうな草は根っこから抜く。手っ取り早く体裁を繕う方式だから当然すぐまた生えてくる。これでは駄目だと思って昨日は一本一本草抜きを使って刈らずに抜いていった。1時から始めて、終わったのは5時だから4時間も草を抜き続けた。効率は悪いがだいぶキレイになった。

雑草が消えてサッパリしたものの、通路以外は花も大して植えてないし家庭菜園はもう終わりかけで、全体的にみずぼらしい。やっぱり花(色)が必要だ。

それでもちゃんと収穫は出来るのが救い。初トライの大きいトマトは何だかんだ言って豊作。味も甘くて美味しい。ビギナーズラック。


一度も上手くいったことがない人参にも懲りずに挑戦中。

週末は久しぶりに花苗で土だらけになりたいなあ。
最近野菜ばっかりだから。
そういえば園芸店にパンジー、ビオラの種が置いてあった。自家製で咲かせるならもう種まきの季節か。。。あの通路の長さを考えたら、やっぱりうちも今年は自家製大量生産で攻めたほうがいいかな。
パンジーが咲いている風景を思うだけでなぜかしんみりする。
暑さから逃げたいだけか。。。

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家庭菜園 | 15:32:33
女たちへ
いま、現政権が最も力を入れているといってもいいのが「女性の活用」である。
安倍首相は成長戦略の柱として「女性の積極的な起用」を掲げ、「(全上場企業において)指導的な地位を占める女性の割合を2020年代までに30%」とする目標を打ち立てた。また史上初めて「女性活力・子育て支援担当大臣」(森まさこ)を任命し、女性の社会進出、職場復帰を促す政策を立案している。
日本では結婚・出産を機に離職する女性が6割に上るといわれる。働く女性10人のうち6人が出産を機に辞めてしまう。しかし一方で女性の就業希望者は300万人いるといわれ、その潜在力を生かして経済を活性化させようというのが狙いだ。
僕は女ではないし子供もいないし自営業だし会社員として働いた経験もないから働く女性の苦労は正直言って分からない。そういう人と知り合ったこともない。ただ、300万人も働きたいと思っている女性がいるなんて驚きだ。
300万人も不満を抱えた女性がいるのにどうして何も起こらないのか。
そもそもこの「女性の活用」政策にしたって、女性たちの怒りの声を受けて政治家が動いたのではない。「産業競争力会議」という、日本をアメリカ化したくてうずうずしているニヤケ面した汚い、油ぎったオッサンたちが提案して生まれた構想である。政府のパンフレットにも「産業競争力会議で決定された方針に基づいて総理主導で女性が輝く社会を目指してムーブメントを創出する」と書いてある。
ちなみにこの「産業競争力会議」の有識者委員(民間議員)は全部で11人。うち女性は何人いるか?
秋山咲恵氏たったの1人。
女性はもっと怒っていいんじゃないかと。1人だよ?1人。
この事実だけで彼らの掲げる「女性の活用」なるものがいかに口先だけのものか分かりそうなものだ。300万人の女性がひとつになれば、この油ぎったオッサンたちのいやったらしい欺瞞なんかこっぱみじんに出来るだろう。
内閣府が出している「我が国の女性の活躍推進に向けて」というパンフを見ると、「支援」という言葉が1000回くらい出てくる。「女性のライフステージに対応した活躍支援」「理系を目指す女子高生への支援」「企業に対する助成金制度による支援の充実」「企業における女性人材確保への支援」・・・
これに対して「自立」という言葉は非常に少ない。
僕は女じゃないが、このいかにも女性を社会的弱者扱いした恩着せがましい言い草には違和感を感じずにはいられない。
「働かせてあげましょう」「守ってあげよう」「支援してあげよう」「環境を整えてあげましょう」「女性を雇ってくれた企業には報奨金を出しましょう」「男性も子育てに参加してあげましょう」
腹が立つ一方で、それもしょうがないのかもしれないとも思う。
いまの若い娘は根っこは真面目でストイックで、どこか分をわきまえているというか物分りのいいところがあって、戦う前から戦意喪失している。悪く言えば不感症、鈍感。
先日、山田太一の「ふぞろいの林檎たち」を見た。
ただのキザっぽい恋愛ドラマかと思ったら全然違う。男女6人の「成長」をテーマに、80年代の日本社会を痛烈に批判し、その中であえぐ若者の生き方をコミカルに描いていた。
特に印象的だったのは石原真理子、手塚理美演じる看護婦二人の存在だ。
結局、石原真理子は看護婦を辞めてキャバレーへ、手塚理美は看護婦を続ける道を選ぶのだが、二人に共通していたのは、どんなに周りが変わっても、どんなに自分に嫌気が差しても、焦っても、落ち着くための解決策として「結婚」を選択肢に入れなかった点だ。
この二人は「自我のある女」「男に負けない女」「自立した女」を体現しているので、結婚なんてどうでもいいのである。結婚なんかで自分を片付けたら女の沽券に関わると思っている。そこが素敵である。
手塚理美は専業主婦なんて御免だ、自分の母の様にはなりたくないと言い放ち、石原真理子は恋人の上司のオッサンにタマ蹴りを食らわす。柳沢慎吾の恋人役の中島唄子は慎吾ちゃんを守るために不良三人組相手に素手で果敢に立向かい袋叩きにあう。
闘う女のドラマである。
今の若い人の感覚からすると理解不能な行動の連続だろう。というか、こんなことテレビで言っていいのかと思うだろう。そういう時代のそういう女からしたら、今の若い娘なんかカカシみたいに見えるに違いない。

ちょっと前まで、日本の女は女であることを呪い、誇り、時には利用して、賢く、したたかに生きる術を心得ていた。というかそうしなければすり抜けられない「男性優位社会」でもあった。
今は逆だ。男が萎んだから、女であるがゆえの葛藤や苦しみも減ったのと同時に、女であるがゆえの得や旨みも減って、とりあえず「男みたいなヤツ」と出会って、セックスして、愚痴って、疲れて、子供生んで、育てる「個人」として在る。
精神的にも幼い女性が増えている。
母親が幼いから子供も似る。絵本代わりにスマホでユーチューブ観てなさいという親もいる。こういうママさんでも就業を希望していれば「支援」の対象だ。今後「ママーズ・ハローワーク」なる施設を増やしていく方向だそうだ。
きっとそれなりに女性が働きやすい環境にはなっていくのだろう。女性の管理職も増えるのだろう。
だが、この「女性の活用政策」は、フェミニズムともウーマンリヴとも何の関係もない、脂ぎったオッサンたちの毛むくじゃらの手の上に載った「施し」だということを言っておく。
それをありがたくペロペロと舐めるような女かそうでないか。
僕が女だったらタマ蹴りものだ。

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政治 | 22:04:26
仙台の園芸店~ガーデンガーデン~
今年もお盆休みなんかありゃしない。14日に水戸に出張するのは決まっていたが、急きょ15日に仙台へ行く仕事が入ったので、水戸からそのまま北上することになった。夕方、水戸で仕事を終えて、一般道で郡山まで走り、そこから東北自動車道で仙台まで。原発事故の前なら水戸から仙台へも海沿いの国道6号を使ってブラブラ行けたのだが、現在6号線は封鎖されているのでそうも行かない。不便すぎるので早く開通して欲しい。
仙台での仕事を終え、あとはお楽しみの園芸店めぐり。青葉城より正宗像より牛タンよりずんだ餅より園芸店。仙台はこれでもう10回目くらいなので正直、仙台で観ていない物といえば楽天イーグルスの試合くらいなのだ。
「にもかかわらず、ただの一度も仙台の園芸店を覗いたことがない」と思って、スマホで検索し、青葉区にある「ガーデンガーデン」というお店を見つけた。
ここを襲撃しよっと。

愛知の人からしたら「ガーデンガーデン」といえば豊橋のあのお店だろう。僕も二度行った。一瞬、姉妹店か何かと思ったが全然カンケーないっぽい。多分お互いにそんな店があることすら知らないだろう。しかしお店の規模、品揃え、地元での知名度、価格など、両者にはどことなく似たところがある。
敷地面積はかなり大きい。ゆっくり見ていたら1時間くらいあっという間に過ぎてしまう感じ。広いだけに当然、品揃えも充実している。よほどマニアックな苗でなければ、大抵のものは揃うに違いない。
お盆のうえに天候も悪いのに次々に客が来る。人気店だ。
冷涼な気候のせいか苗もイキイキして、寄せ植えやハンギングのディスプレイも「作りたて」みたいにみずみずしい。うちなんか作り立てでもヘタってるってのに。
 
日本列島で最も「ロック濃度」が濃い地方は東北である。
その東北の首都だけあって、園芸店でもBGMはクラシックでもJポップでも地元ラジオ局のダミ声でもなく、洋楽。ザ・コーリングやニッケルバックを思わせるソフトなエモ系洋ポップロックを聴きながら歩いていると、外に出た。
店の外にさらに広大な苗木売り場あり。

果樹、庭木、バラ苗の売り場がある。特にバラ苗の数はハンパない。「夏なのにまだこんなに売ってるの?てか売れるの?」と思うほど。しかも上にも書いたとおり涼しいからかピンピンしやがって・・・いや、しておりまして。うちのアンジェラなんか焦げてるよ!

本格的に雨が降ってきたので店内に戻る。
苗売り場の奥には観葉植物&雑貨コーナーがあるのだが、ここもかなり広い。


輸入物のガーデニング雑貨が色んな場所に無造作に置かれたりして、観ていて飽きない。
 
  
激安店ではないので苗のお値段は普通。物によっては良心的なものもある。雑貨の値段は・・・(これはどの店でもそうで、どの店でも僕は心の中でこう呟いているのだが)、「それ仕入れに行った南米や東南アジアの村が丸ごと買えるんじゃね?」価格。
うちの庭、仕事やら猛暑やら台風やらで今、著しく「庭力」が落ちてきているので、この店に来てまた頑張らなきゃと思ったのは確か。園芸店としては居心地もいいし、なぜか「あいすの家」というアイス屋さんも併設されているし、

いいお店だと思うので、仙台に行った際にはぜひ覗いてみて欲しい。
どうでもいいけどこれ何?↑ニューギニヤインパチェンス?うちの玄関先もこのくらい華やかにしないとね!土日はうちも頑張ろう~♪
なんて埼玉に帰ってきたのが昨日の夜。
車から降りた瞬間、「もわ・・・っ」
・・・暑いのなんの。仙台のホテルじゃエアコン入れる必要もなかったくらいなのに。10度くらい違う気がする。
庭力アップ作戦は、もうちょっと涼しくなってから・・・。

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園芸店めぐり | 21:45:44
こういう時代のレンタルDVD
映画をビデオ屋で借りなくなって久しい。『ビッグバン・セオリー』というアメドラ観たさにHULUに加入、その後奥さんが「楽天レンタル」というサービスを発見してからさらにビデオ店から足が遠くなった。
「楽天レンタル」は10泊11日で一本あたり50円(旧作)。送料がレンタル枚数1~2枚だと320円、3~5枚で520円かかるので、旧作を5枚借りた場合は総額770円くらいかかる。目玉が飛び出るほど安くはないし、タイトルも豊富とはいえないが、家に居ながら映画が借りられるのは正直楽だ。
ネットで申し込むと2日後くらいにポストにこういうのが届く。

最初見たときは「マジか」とドン引きしたが、慣れると「まあ、いいか・・・」みたいな。「TUTAYAディスカス」はもうちょっとマシな梱包だった気がする。返却ももちろんこの薄っぺらい袋に入れてポストに投函する。

映画を愛する人なら誰でもレンタルビデオ店の楽しさを知っている。本が好きな人は時間を忘れて図書館や古本屋に入り浸ることが出来るだろう。
ビデオも本も似たようなもので、背表紙を見ているだけで飽きない。僕と奥さんはレンタルビデオ店に行くと2時間は帰ってこない。何を借りるか吟味するのにかなりの時間を費やす。ストーリー、出演俳優、上映時間、監督、製作年、音楽家、原作の有無・・・裏ジャケに記載されたデータを頭の中で分析して「当たり」か「ハズレ」かを判断する。
その時間が楽しい。
僕が中学生くらいの頃はまだDVDがそれほど出回っておらず個人のビデオ店やローカルチェーンのビデオ屋が健在だった。放課後は毎日のように地元のビデオ店に入り浸ってはむさぼるように映画を借りた。同時に、その当時はまだ「金曜ロードショー」「ゴールデン洋画劇場」「日曜洋画劇場」「木曜洋画劇場」などテレビ映画も豊富だったから、気になる映画は片っ端から録画して溜め込んだ。
今思うと、あの状況で勉強するのは不可能だった。未来をフイにしてでも僕は映画が観たかった。「日曜洋画劇場」のナビゲーターだった映画解説者の故・淀川長治氏は「自分は映画からすべてを学んだ」と言った。「どんな映画にも必ずひとつは学ぶべき点がある」と。だから勉強なんかしなくたって映画を観ていれば大体のことは分かるようになると。なぜなら映画には森羅万象、この世のすべてが詰め込まれているからだと。
それを聞いてなおさら勉強しなくなった。
キー局への当てこすりとしてB級映画ばかり放送していたテレ東の「木曜洋画劇場」のナビゲーターは木村奈保子というオバサンだった。
ある夜「超能力学園 Z」という映画を放送した。80年代のSF学園コメディで、なぜか特殊効果をあのジョージ・ルーカスの「I・L・M」が担当しているという。ふたを開けたら念力で女子生徒のオッパイやパンティを拝むだけの映画だった。「I・L・M」の技術は何も宇宙船を飛ばすためだけにあるんじゃない、という例を示した最初の映画として僕の脳みそに刻まれた。
その数週間後、同局は「巨大イカの大逆襲」という映画を放送した。巨大イカが現れ、巨大イカが人間を襲い、巨大イカが暴れまくる、とにかく巨大なイカの映画だ。
本編終了後、ナビゲーター木村奈保子は毎週口にする決め台詞を吐いた。
「あなたの心には、何が残りましたか」
その晩だけは気のせいか、彼女の口元に嘲りの色が浮かんでいるように見えた。
映画だけ観てても賢くはなれないかもしれない―・・・。
僕は塾に通いだした。

それから3年もしないうちに地元のビデオ店はつぶれ、VHSは「過去の遺物」としてDVDにその地位を奪われた。万人受けするであろう最大公約数的なメジャータイトルが優先的にDVD化され、ビデオでしか残っていない大量の名作・秘蔵作品が廃棄された。個人店・ローカルチェーンは激減し、気付けばTSUTAYAとGEOが市場を独占していた。
ツヤタでもゲオでも、行けばそれなりに楽しい。
しかし所詮、チェーン店だ。うちの近所のツヤタは南米映画が豊富だけど、隣町のツタヤはポーランド映画がたくさんある、なんてことはありえない。大体同じタイトルが大体同じ数だけ並んでいる。
個人店が生きていた頃はそうじゃなかった。アッバス・キアロスタミならあそこ、小津のサイレント時代ならあの店にあった、大学の隣のあの店ならアメリカン・ニューシネマとヌーベルバーグが結構あるよ・・・。
そんな時代は終わった。
最初はネットで借りることに少しだけ抵抗があった。なんとなく怠惰な感じがしたし、即物的すぎて「ありがたみ」が感じられないからだ。お手軽に借りたものはその程度の気分でしか鑑賞しないと思っていた。しかしもう映画に関して言えば、実店舗ではかつてのような知的興奮は見込めない。ならば、ネットで借りようとどこで借りようと同じだ。
そのDVDの時代ももう終わろうとしている。ディスクも必要ない、HULUのような動画サイトで映画を観る時代になっている。
そんな時代に山田太一の「ふぞろいの林檎たち」を借りまくってマラソン上映するうちのお盆・・・。
時代に逆らわずに生きて行けたらどんなに楽だろう。

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映画の感想 | 22:46:34
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