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Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。

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つるばらアゲイン。
まだこのブログを開設して間もない3年前の春、とある園芸店で「アンジェラ」と「ピエール・ド・ロンサール」という二種類のつるバラを信じがたいほどの低価格で購入した。(⇒コチラ
その後、それらのバラたちはすくすくと成長し、「アンジェラ」にいたっては繁茂しすぎてトタン塀を覆うほどだった。しかも開花から咲き終わるまでの間に花弁が淡いイエローから薄いピンクへと変化し、それが春と秋の二季に見られるという類稀なお得なバラであった。
そうやってブログで自慢していたら、あるとき、「それはアンジェラではないと思います」というコメントが。。。おまけに「ピエールのほうも違うと思います」とも。
庭に激震が走ったのは言うまでもない。
調べてみると、アンジェラと信じて疑わなかったバラは実は「ギスリーヌ・ドゥ・フェリゴンド」という全然違う名前のバラに近似していることが判明した。(ピエールのほうは不明のまま)
ショックだったが、呼びにくくなっただけでバラそのものの魅力が消えたわけではない。問題は、違う品種の苗を堂々と「アンジェラ」と称して売っていた店である。
その店に、昨日行った。
苦情を言いに行ったのではない。
また騙されたくて行ったのである。
ここがその店。

園芸店というより闇市のような雰囲気の店で、近所の育苗家や農家が各々のスペースに商品を持ち込んで並べている。だから同じパンジーでも出品者によって値段が違う。云万円という値段の付いた激レア山野草から多肉、宿根層、観葉植物、メダカまで品揃えはハンパないが、ハッキリ言って入りやすい場所ではない。
閉店間際に滑り込んだ。
脇目も振らずバラコーナーを探す。

あった。

3年前と全く同じ張り紙。この手書き具合がなんとも言えない。


この写真を見て「騙される方が馬鹿」と思ったであろう。
僕もそう思う。
でもその頃はまだ園芸初心者だったし、バラも初めてで、おまけに「190円」という値札がついていたのである。誰だって「騙されてもいい」という気になるはずだ。(そしてまんまと騙されたわけだが)
しかしそのおかげで僕はギスリーヌという素晴らしいバラを知ることが出来たわけで、今となってはこの園芸闇市には逆に感謝しているのだ。
それにホームセンターにはない園芸資材などもあり、店として非常に重宝している。たとえばこの「イキイキ有機くん」。固形の堆肥で、元肥えにも追肥にも使える。250円。

あとリース作りにはなくてはならない水ゴケ。こんなに入って一袋500円。ホームセンターだと980円くらいする。


話をバラに戻す。
結局、「アンジェラ」を買った。しかし苗をよく見るとトゲがある。ギスリーヌにはトゲといえるほどのトゲはない。素手で剪定できたくらいである。今度のは本当にアンジェラかもしれない。まあ、それならそれで構わない。もともと今の家の壁には濃いピンク色が合うと思っていたし、「アンジェラ」とは別にスペアでもう一株、「サマースノー」というつるバラも買っておいたのだ。

奥さんの見立てでは、この「サマースノー」こそ「ギスリーヌ」だという。確かにトゲもない。茎がやや細すぎる気がしないでもないが、ただの個体差かもしれないし。
この苗を育てて売りに来ているオッサン(かオバチャン)のイイカゲンさを信じるしかない。
まあ、とにかく植えてみよう。
何のバラなのか分からず育てるこのスリル。。やばい、なんかクセになってきた。

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園芸店めぐり | 22:24:29