2014-01-25 Sat
まだこのブログを開設して間もない3年前の春、とある園芸店で「アンジェラ」と「ピエール・ド・ロンサール」という二種類のつるバラを信じがたいほどの低価格で購入した。(⇒コチラ)その後、それらのバラたちはすくすくと成長し、「アンジェラ」にいたっては繁茂しすぎてトタン塀を覆うほどだった。しかも開花から咲き終わるまでの間に花弁が淡いイエローから薄いピンクへと変化し、それが春と秋の二季に見られるという類稀なお得なバラであった。
そうやってブログで自慢していたら、あるとき、「それはアンジェラではないと思います」というコメントが。。。おまけに「ピエールのほうも違うと思います」とも。
庭に激震が走ったのは言うまでもない。
調べてみると、アンジェラと信じて疑わなかったバラは実は「ギスリーヌ・ドゥ・フェリゴンド」という全然違う名前のバラに近似していることが判明した。(ピエールのほうは不明のまま)
ショックだったが、呼びにくくなっただけでバラそのものの魅力が消えたわけではない。問題は、違う品種の苗を堂々と「アンジェラ」と称して売っていた店である。
その店に、昨日行った。
苦情を言いに行ったのではない。
また騙されたくて行ったのである。
ここがその店。

園芸店というより闇市のような雰囲気の店で、近所の育苗家や農家が各々のスペースに商品を持ち込んで並べている。だから同じパンジーでも出品者によって値段が違う。云万円という値段の付いた激レア山野草から多肉、宿根層、観葉植物、メダカまで品揃えはハンパないが、ハッキリ言って入りやすい場所ではない。
閉店間際に滑り込んだ。
脇目も振らずバラコーナーを探す。

あった。

3年前と全く同じ張り紙。この手書き具合がなんとも言えない。


この写真を見て「騙される方が馬鹿」と思ったであろう。
僕もそう思う。
でもその頃はまだ園芸初心者だったし、バラも初めてで、おまけに「190円」という値札がついていたのである。誰だって「騙されてもいい」という気になるはずだ。(そしてまんまと騙されたわけだが)
しかしそのおかげで僕はギスリーヌという素晴らしいバラを知ることが出来たわけで、今となってはこの園芸闇市には逆に感謝しているのだ。
それにホームセンターにはない園芸資材などもあり、店として非常に重宝している。たとえばこの「イキイキ有機くん」。固形の堆肥で、元肥えにも追肥にも使える。250円。

あとリース作りにはなくてはならない水ゴケ。こんなに入って一袋500円。ホームセンターだと980円くらいする。

話をバラに戻す。
結局、「アンジェラ」を買った。しかし苗をよく見るとトゲがある。ギスリーヌにはトゲといえるほどのトゲはない。素手で剪定できたくらいである。今度のは本当にアンジェラかもしれない。まあ、それならそれで構わない。もともと今の家の壁には濃いピンク色が合うと思っていたし、「アンジェラ」とは別にスペアでもう一株、「サマースノー」というつるバラも買っておいたのだ。

奥さんの見立てでは、この「サマースノー」こそ「ギスリーヌ」だという。確かにトゲもない。茎がやや細すぎる気がしないでもないが、ただの個体差かもしれないし。
この苗を育てて売りに来ているオッサン(かオバチャン)のイイカゲンさを信じるしかない。
まあ、とにかく植えてみよう。
何のバラなのか分からず育てるこのスリル。。やばい、なんかクセになってきた。
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ネットショップやってます。

2014-01-23 Thu
8畳間の和室も奥さんの労によりすっかり事務所らしくなった。
前の事務所は狭くて場所が分かり辛くて床が抜けそうだったので「伺います」といわれてもあれやこれや言い訳して遠慮願っていた。今度の家だって築30年の木造貸家だから似たようなもんだが、一応、こんな風に緑を演出してリラックスできる雰囲気を心がけている。

応接用のガラステーブルに、斑入りのアイビー。

玄関にも。

これだけかよ。
って言わないでもらいたい。まだこの家で業を始めてから二週間あまり。そりゃあでっかいゴムの木とかぶぁ~っと広がったモンステラとかベンジャミンとか幸福の木とか、飾ってるオフィスもあるでしょうよ。美容院とかね。
買う。
うちもマイナスイオンでおもてなし出来る事務所にする。そうすればこのすぐイライラする性格も直るかもしれないしね・・・。
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2014-01-22 Wed
今まで部分部分ばかりでちゃんと我が家の庭を紹介していなかったので改めて案内する。といってもまだ引越しの余韻が残る、ただの古臭い貸家の風景である。。どこに何を植えるか考えるために写真に撮ったのだ。数年後、これらのエリアが植物で光り輝くことを願ってのメモ。
①テラス

落ち葉で多い尽くされている部分を花壇に出来ると思っている。また前の家でもそうしていたが、テラスの梁や柱にハンギングバスケットをしこたまぶら下げて室内からも楽しめるようにしたい。ちなみにこのテラス、屋根がない。キウイ棚になっていたが正月に全て撤去したので雨ざらしである。そのうちビニールトタンを買ってきて屋根を葺く予定。(いつのことやら)
地面は日当たりが悪い。完全にシェードガーデン候補地。前の家から持ってきたギボウシ、ヤブラン、クリスマスローズ、タイツリソウといった山野草、対陰性の強い宿根層でオトナのクールガーデンに出来るかどうか。。
②玄関周り

ぽっかりと広いコンクリート面を持て余している。鉢植え、寄せ植え等で空間を演出できそうだが実は玄関ドアからゆるい傾斜になっている。傾斜があると鉢がうまく置けない。置いても間抜けな感じになる。ここが一番の難所かもしれない。(イメージが湧かない・・・)
③庭の通路

ここは門扉をあけて玄関まで続く通路。すでに左側は耕してある。右側は生垣。
玄関に向かっていい感じでカーブしている。
玄関近くにはハギや梅、名称不明の庭木が植えられており、それら庭木との関係性も考慮してコンパニオンプランツ的な花苗の使い方がいいだろう。
たとえばアイビー系のものを樹木に絡ませる、這性のもので足元を明るく見せる、など。
ちなみにこの場所から左方向を見るとこんな風景。

もう奥さん専用のファームにすると決定しているのでここでは触れまい。夏にはトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、オクラなどで青々とするだろう。
とりあえず手始めにジャガイモでも植えますか。
④玄関脇の家の壁

前の家から持ってきた「ノアの箱舟組」の草たちの仮置き場と化しているが・・・。
ガーデニングをしない人(たとえば出入りの郵便屋さんとかガス屋さんとか)が見たら、ただの邪魔な、だらしなく置かれたプランターでしかないだろうが、宝の山なのである。冬だから定植させられないだけで、暖かくなったらしかるべき場所に植え替えます。(このメモはこいつらのための考察でもあるのだ!)
ちなみに画像左の若松は既に撤去した。バラの候補地だからである。先日も書いたとおり、ギスリーヌ・ドゥ・フェリゴンドかアンジェラを買って、この場所に植えたい。ていうか他に植える場所がないのだ。で、この背後の家の壁の色と合うバラを植えたい。
⑤庭の外の通路

道路付近は連日お伝えしている通り、冬の苗で少し明るくしたが、さらにその奥、門扉周辺はご覧の通り何もない。土質は良好。既に石灰を散布済み。あとは春を待って宿根層、多年草、一年草を使い分けた小ガーデンにする。左側のお宅がフェンスにモッコウバラを仕立てているのであまり背の高いものは植えられない。コキアとかいいな。ラベンダーも。グラジオラス、サルビア、ローマンカモミール、ナスタチウム、ユーフォルビア。。。
ダメだ。植えたい花多すぎてまとまらね。
ローマは一日にして成らず。
園芸皇帝の小さな国づくりはまだ始まったばかり。。。。
早く春になれよ!(怒)
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2014-01-20 Mon
ほとんど悪あがき的に花を植えている。真冬だから日当たりも悪いし地面は霜柱で凍ってるし、使える苗の種類も春夏に比べて貧相である。それでも植えるのは、庭に花がないと落ち着かないからである。自分の家という感じがしない。週末、パンジーを植えた通路にさらに花を追加。花壇ではないので路地に寄せ植えした感じ。

あまり感覚を置かずにきゅっとまとめた。腐葉土を混ぜ込んだだけの地面だが、幸い小石も少なく土はやわらかい。


アリッサムがわさわさ伸びてアスファルトまではみ出してくれるとさらに趣が出るんだけど。この場所、隣家の塀と塀に挟まれて、2時間程度しか日が当たらない。まあ、春に近づくに連れて日当たりも変わってくると思うけど。
少し賑やかになったが、これでもまだ足りない。
初雪カズラやイベリス、シロタエギク等、長持ちする一年草や宿根層も随所に置いてやりつつ、こういった季節の花の寄せ植えもすればかなり庭らしくなるとは思う。
少しずつ少しずつ。焦りながら少しずつ。
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2014-01-19 Sun
休日は大体昼前に起きる。起きて朝食を食べながらニュース番組を見る。都知事選そのものも低次元だがそれに輪をかけて酷いのが報道である。朝日・毎日は「脱原発」を社是にしているくらいだから小泉の乱心も細川の偽善も大歓迎なのだろう、「老害」以外の何物でもないこの空騒ぎを一片の冷笑も挟まずに報道している。ただの組閣や人事を「権力闘争」「コップの中の争い」と蔑み、矮小化し、自民党議員の不祥事とあれば連日朝からお祭り騒ぎして揚げ足取りに夢中になっていた左派系コメンテーターたちも、この<スポットライト症候群>コンビにはお追従である。普通の感覚を持った国民なら「早く逝ってください」
以外コメントの仕様もないと思うのだが。
大体佐川急便から1億円もの闇献金を受けて辞めざる得なくなった馬鹿殿が5000万円借りて辞めた都知事の後釜とか、ブラックジョークかよと。こんな都民をなめ腐ったジジイどもは大いにからかって馬鹿にして恥を掻かせてやればいい。僕が都民だったら投票用紙にでかでかと「猪瀬直樹」と書いて投票する。
いま、原発は必要であり、これから先も必要である。化石燃料が大気に与えるダメージと事故率、このまま続けていれば十年で財政が破綻するとまで言われている天然ガスの輸入コストを考えれば、喫緊の課題は「いかに原発をなくすか」、ではなく、「いかに原発を再稼動させるか」であろう。
中国は今すごい勢いで原子力発電の技術を吸収し伸ばしてきているという。もし原発を捨てたら中国からエネルギーを購入する日が必ず来る。「それまでに代替エネルギーが見つかるサ」というのは小泉流の無責任論である。彼には政府の原子力行政の無責任を問う前に己の発言の無責任さを自覚して欲しい。
先の短い老人が晩節を汚すのは勝手だが、僕らはあと数十年は生きる予定なのだ。自分は総理在任中にたったの一度も原発を見直す答弁などしなかったくせにたった一本のドキュメンタリー映画で悟ったような気になって偽善を押し売りするのはやめて頂きたい。
未来を生きる子供たちへ小泉氏が出来るもっとも有益なことは、永遠に口を閉ざすことだ。
テレビを消し、外に出る。
寄せ植えを作った。何ヶ月ぶりかの寄せ植え!☆

見れば分かると思うが、ストック、キンギョソウ、ネメシア、ジュリアン、アリッサム。
門扉の前に椅子を置き、その上に飾った。

この椅子は奥さんのハンドメイドで、前の事務所で使っていたもの。
こうやって少しずつ庭に「色」を付けていこう。。
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