テレビで政治のニュースを見ていると、よく「街の人の声」というものが紹介される。インタビュアーが商店街などを練り歩いて道行く人に質問をする、あれだ。
テレビ局の都合のいいように編集されていると分かっていながら、つい見てしまう。「マトモな意見を言う人もいるかもしれない」と、かすかな期待を抱くからだろう。
最近観た「街の声」では、野田首相の突然の解散について尋ねていた。で、こんな答えを返している人が非常に多くいた。
「関心がない」
「よく分からない」
「誰が(首相に)なっても同じ」
こう答えた人の中には大学生もいれば老人もいた。主婦もいればサラリーマンもいた。
恥ずかしい人たちだと思った。
いい年をして、民主党と自民党の違いも分からない。民主党が何を「やる」と言って、何を「しなかった」のかも知らない。3年前に民主党に投票しておきながらなぜ投票したのか説明できない人たち。
しかし我が国における「有権者」とは、まさにこういう人たちのことを指すのも事実だ。
いま僕は「ニコニコ動画」で各党党首による公開討論会を見ながらこれを書いているのだが、アカウントなしでも試聴できるこの討論会への来場者数は、たかだか百万人である。テレビの視聴率に換算したらたったの1%だ。空しくなる。
つまり多くの国民が未だに政治的な判断や価値基準を旧メディア(新聞・テレビ)に頼っているというわけだ。
そう考えれば、政治に関心がなくなるのも無理はない。
なぜなら、日本のテレビは国民が政治へ関心を持たないようにするのが仕事なのだから。
やれやれ・・、というスタンス
「政局より政策論議を」
ニュースの司会者は決まってこう言う。今夜も言うし、明日も言うだろう。しかしテレビほど政局を愛し、政局に依存し、政局に時間を割いているメディアは他にない。嘘だと思うならニュース番組を見てみるといい。政治に疎い人でも、よ~く見、よ~く聞いていれば、彼らがいかに政策より政局が大好きか分かるはずだ。
誰が離党するとどうなる、維新の会と合流するのかしないのか、これとこれがくっつくと過半数割れでどうとか、小沢ガールズがどうなる、石原慎太郎が首相になる可能性は何%か。。。。
どーでもいい。とまでは言わないが、そんな話ばかり延々と垂れ流されると、「政策を紹介しろ!」と言いたくなる。
政治家には上から目線で「語るべき問題がもっとあるはずです」などと涼しい顔で言いながら、その実、自分たちは難しい政策の話にすぐ飽きてしまう。興味もない。
それだけでも許しがたいのに、さらに許しがたいのが、大好きな政局話で盛り上がったあと、ため息ま混じりにこう言うのだ。
「やれやれ、、という気がいたします」
そして次のニュースへ移る。
このスタンス。
進歩派気取りのコメンテーターや知識人によく見受けられるスタンスである。
「やれやれ」
・・・これほど無意味な言葉はないし、これほど卑怯なスタンスもない。
このような諦観を示すことで、彼らは自分が一歩下がって冷静に物事を見ていることを示そうとしている。政治が分からないのではない。俺は醒めた目で見ているのだ。諦めているのだ。呆れかえっちゃうのだ。考えるのも野暮なんだ。分からないんじゃない、物事はそんなに単純じゃないんだ。
相手に馬鹿だと思われずに、むしろ賢いとさえ思わせつつ、自分の無知を隠すことが出来る便利な言葉、「やれやれ」。
そしてそれが一番<マトモな>解答だと信じている。
このようにして、我が国の国民は「政治に関心を持たなくてもいいんだ」「関心を持たないのが普通なんだ」と思うようになったのである。
しかし僕から言わせれば、そんなオトナは恥ずかしい。
ちなみに、安倍総裁が掲げる「戦後レジウムからの脱却」の内には、このような不健全なテレビと国民の関係を断ち切る、という面もある。
こんな進歩的でリベラルな主張をしている政治家は他にいない。
ニコ動の討論会にさえ出席を拒んだ野田や安住のインターネットに対する偏見を見ると、どちらが保守でどちらがリベラルか分からなくなる。
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父は約3週間入院していたのだが、検査入院なので手術はなく、食事制限もなく、ただただデイルームの本棚に並んでいるマンガ(主にさいとうたかお)を読んで過ごしていたそう。
父が訴えていた筋力の衰え、肺ガンの様な息苦しさ、関節の故障等々の原因は入院後1週間で「非特異性間質性肺炎」と診断された。難病である。しかしそれでは説明しきれない症状があるため、さらに調べると、どうやらその肺炎が膠原病由来のものであることがわかった。つまり膠原病から来る肺炎であり、筋肉の萎縮であり、息苦しさだったらしい。
膠原病というのは、僕もよく知らないのだが、リューマチとかがその代表的なものらしい。細胞や筋肉が衰えて呼吸もままならなくなり、最悪の場合酸素ボンベを持って歩かなくてはならなくなるとか。。
ならばその膠原病を治せばいいわけである。治すというか止めるというか。
しかし入院していた病院には膠原病の専門医がいないそうで、父は来月から八千代の病院に通院することになった。
薬も出さず、家族への説明もない、おまけに散々検査した挙句に別の病院に行けとはどういう了見だと腹が立ったが、本人(父)は満足そうだし元気そうなので何とも言えねえ。まあ、緊急性が薄いということだけは確かだ。
父の退院に当たって、僕と奥さんは<サービス>で祝う気持ちを表現した。前日の土曜の夜に家を出て、父のマンションに行き、油で汚れきった台所の壁やコンロや戸棚をピカピカにしたり、新しい掃除機で部屋を綺麗にし、カニ鍋を作った。
四角い紙の<退院祝い>だと競馬に消えそうだし、悪い癖になるのでこれが一番いいのだ。
そんなこんなで僕と奥さんが自宅に戻ったのは夜の11時頃。
「ふうー」と荷物を床に置くか置かないかのタイミングで奥さんの携帯にメールがきた。
京都にいる奥さんのお姉さんからのメールである。
携帯を覗きこみながら奥さんがその場にへたりこむ。
そこには義父が脳梗塞で入院した、とあった。
朝起きたら言葉が出てこない。頑張って言葉にしても意味不明、ろれつが回らない。文字も書けない。平仮名、カタカナすら書けなくなっていたという。本人が病院に行くのを拒んだので様子を見ていたが、奥さんの妹の知りあいの医者に相談したら一刻も早く病院に連れていけと言われたので云々。。。。
僕の父が退院したと思ったら、それと同じ日に今度は奥さんの父親が入院とは、くそったれの神様の悪趣味な、サディスティックな、陰湿なイタズラとしか思えない。
翌日は仕事である。それも絶対外せない、お客さんとのミーティング。
茫然自失の奥さんを励まして、その日はどうにかやり遂げた。
事務所は僕の友人の助っ人A君に任せて、月曜の夕方、車で8時間ぶっ通し走って京都へ。
だから今僕は京都にいます。
結論から言って、義父は想像していたよりはるかに元気だった。
確かに言葉が出てこず、途切れ途切れになることはあるのだが、日常的なコミュニケーションは問題なくこなせるレベルで、右手の指先以外、肉体的な後遺症(マヒなど)もない。よく笑うし、よく食べる。
お粥を噛まずに飲み込んでいるので、奥さんが「ちゃんと噛み~な~!」と言うと
「食べてみーなー!どうやって噛めっちゅうねん!」
と切り返す元気はある。(そもそも発症した当日も救急車を呼ぶどころか庭でゴルフの素振りをしていたというのだから呆れる。脳梗塞の場合、3時間以内に病院に連れていくべきなのに!!)
最初は漢字が書けなかったというので、ナンクロ(漢字のクロスワード)を買ってきたら、結構解けた。平仮名もカタカナもある程度は書けるようになっている。なぜか、カタカナの「セ」だけが書けない。
「不思議やなー」と自分でも首をかしげる義父。
でもこの程度で済んで本当に良かった。。。
そんなわけでブログの更新が出来ませんでした。m(__)m
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コンクリ面より板が大きく、土の部分にまではみ出してしまうため、板を置く前に地面に植えてあったサフランを掘り起こしておいたのだが・・・。

まだいたーっ!(汗)
しかも旺盛に育ってるー。こんな日陰でも芽を出すところがすごい。
しかしさすがに花は咲かせられないよな。。でも花咲かなかったらサフランの意味がない。
仕方ないので板を持ち上げ、こいつをスコップですくい上げ、日のあたる場所へ避難させることに・・・。

とりあえず花壇の縁に植えた。

途中で植え替えても花は咲くんだろうか。。。
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最近ほとんど見ていなかったから、気付いたときは「ええええっ」と驚いた。
全部で30個はあった。しかもデカイ。形もまあまあ。ぶっちゃけ、夏よりいい実が付いている。
こりゃさすがにうちだけでは食いきれんわ。お隣にお裾分けしよう♪
と、収穫したピーマンを切って中を確認し(食えることを確認し)お隣へ。。。
でも結局、僕はインターホンを押すこともなく帰ってきた。もちろんピーマンも渡さなかった。隣家の門扉の脇から、それは立派なピーマンがいくつも顔を出していたからである。大きさもうちのピーマンの倍くらい大きく、艶もいい。こんなの持って行ったら「それがピーマン?」とか思われるかもしれん。思わないだろうけどどう見てもピーマンは足りている。
仕方ないのでうちで食う。チンジャオロース地獄する。ピーマンは好物だし。
でも、トマトも出来てるんだよね・・・。


さすがに赤くはならないと思うんだけど。。
でも実が付くと撤去できない。
なんかもったいない。
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ちなみにこのバケツ、春~夏はこんなんでした↓

オカメヅタ、ガザニア、カレ-プランツ、ブットレア、グレコマなどが植えられていたのだが、オカメヅタとカレープランツ、ブットレアだけ残してガザニアなどは花壇に移動。
で、これが完成形。

使った苗はシロタエギク、カルーナ、プミラ。それと、クリスマスツリーを模して針葉系のコニファーを背後に置いた。左側のコニファーはスペースの問題で本当に置いてある。つまりポットのまま。植えてない。だから純粋には寄せ植えではないのだけど、<お飾り>だからいいかな~と。
それにぶっちゃけポインセチアは耐寒性弱いからすぐ枯れるし、そもそも僕にコニファーを育てる気がない。というかウチでは育たないのだ、コニファーは。(なぜか知らんが)

本当はクリスマスなんか

どうでもいいんだけど

寄せ植えは楽しい☆こういう空間があるのも誇らしい。
手前の茶色い葉っぱは夏越しさせた去年のヒューケラ。

今日ウルトラ寒かったせいか、巷はもうなんとなく師走モードで、せわしない、せわしない。スーパーとか殺気立ってるし、自転車で走ってると轢かれそうになるし、覆面パトカーが「警察24時」みたいにサイレン鳴らしてかっ飛ばしていくし・・・。
年末は何があるか分からないから皆さんもご注意!
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